大学生や社会人になってしばらく英語学習から離れていた方、あるいは英語が得意でない方が初めてTOEICを受験すると、TOEICスコアが400点前後になるケースは少なくありません。
例えば、広島大学など中堅国立大学の学生の平均スコアは400点台後半です。また、大学のTOEIC IPテストや大学院試験で必要に迫られ、ほとんど無対策で受験して400点前後だったという人も珍しくありません。
そのため、TOEIC400点だからといって「自分には英語の才能がない」と考える必要はありません。中学・高校で学んだ英語の基礎を忘れていたり、そもそも十分に理解できていなかったりすることが原因で、この点数になっている場合も多いからです。
ただし、TOEIC400点台は、就職や転職で「英語ができます」と評価されるレベルではありません。
そして、何ヶ月、何年と英語を勉強しているのに400点台から抜け出せないのであれば、現状で必要な英語学習ができていない、もしくは学習の方向性そのものを誤っている可能性が高いです。
TOEIC400点前後の方に必要なのは、TOEICの問題集を何冊も解くことではありません。まずは中学英文法や基本的な英単語など、英語の基礎にある抜けを埋めることです。
では、TOEIC400点は具体的にどの程度の英語力なのか。そして、400点台から脱出するには、何をどの順番で勉強すればよいのか。
この記事では、TOEIC400点レベルの英語力の特徴と、400点から600点以上を目指すための具体的な勉強法を解説します。
TOEIC400点台から抜け出したい方へ
TOEIC400点前後の場合、TOEIC対策を繰り返すよりも、中学英文法・英単語・発音などの基礎から学び直した方が早く伸びることがあります。
ハル英語4技能アカデミー(ハルヨン)では、現在の英語力を確認したうえで、中学英文法から発音・英文読解・リスニング・英会話まで、必要な学習を順番に進めます。
「勉強しているのに400点台から抜け出せない」「何からやり直せばいいのか分からない」という方は、LINEまたはオンライン個別説明会からお気軽にご相談ください。
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TOEIC400点台はどのくらいのレベル?受験者の中での位置
最初に、TOEIC400点台が受験者の中でどのくらいの位置にいるのかを見てみましょう。
TOEIC L&Rを運営するIIBC(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)が公開した「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026」のデータを見てみましょう。
※クリックすると以下の画像は大きくなります。

※出典:IIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026」(2025年度 TOEIC L&R IPテスト)
2025年度のTOEIC L&R IPテストの平均スコアは460.9点です。
つまり、TOEIC400点台はIPテスト受験者の平均前後に位置する点数帯です。
一方、2025年度のTOEIC L&R公開テスト受験者全体の平均スコアは616点でした。公開テストの受験者と比較すると、TOEIC400点台は平均よりもかなり低い点数です。
ただし、ここで注意したいのは、TOEICを受験する人自体が「英語を勉強している人」「仕事や学校で英語力を測る必要がある人」に偏っていることです。
Twitter(X)などのSNSを見ていると、TOEIC800点、900点という人が大量にいるため、400点台では「自分は英語が全然できない」と感じるかもしれません。
しかし、TOEIC400点台だからといって、英語がまったくできないわけではありません。 中学英文法や基本的な英単語をある程度身につけている人も多く、そこから基礎を学び直すことで600点以上を目指せます。
一方で、TOEIC400点台の段階では、中学英文法や高校英文法、英文読解などにまだ大きな抜けが残っている可能性があります。「400点も取れたから基礎は大丈夫」と考えて、いきなりTOEIC対策だけを繰り返すのはおすすめしません。
なお、TOEIC公開テストとIPテストでは受験者層が異なるため、平均スコアやスコア分布も異なります。両者の違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。
▶ 関連記事:TOEIC公開テストとIPテストの違い
TOEIC400点台は仕事でどのように評価される?
英語を使う仕事では、まだ十分とは言いにくい
IIBCが実施した「英語活用実態調査2019(企業・団体/ビジネスパーソン)」では、TOEIC L&Rのスコア帯別に、ビジネスパーソンが現在どのような英語スキルを持っていると回答したのかがまとめられています。

調査では、TOEIC L&Rのスコア帯によって、仕事で英語を使ってできることに大きな差が見られます。
- TOEIC800点以上:通訳なしで海外出張に一人で行ける、海外赴任ができる
- TOEIC600〜800点未満:簡単な業務連絡ができる、取引先・海外支店とメールでやり取りができる
- TOEIC600点未満:挨拶ができる、簡単な業務連絡ができる
TOEIC400点台は「600点未満」のグループに含まれます。この段階では、英語を使って本格的に仕事をするには、まだ十分な英語力とは言いにくいです。
実際の業務であれば、すでに用意されている英文メールの定型文に日程・数値・品目などを入力したり、相手から届いた英文を翻訳ツールで確認したりしながら対応する場面が想定されます。
もちろん、TOEIC400点台でも担当する業務や職場環境によって英語を使うことはできます。しかし、英語を使ってより積極的に仕事をしたいのであれば、まずはTOEIC600点以上を一つの目標にするのがおすすめです。
▶ 関連記事:英語活用実態調査2019(企業・団体/ビジネスパーソン)
【大学生の場合】TOEIC400点台はどのように評価されるのか
大学生がTOEIC L&Rのスコアを最も有効活用できる機会の一つが就職活動です。
ただし、TOEIC400点台のスコアを、英語力のアピール材料として履歴書に書くことはおすすめしません。 400点台のスコアをわざわざ書くことで、「英語が苦手な学生」という印象を自分から与えてしまう可能性があります。
目安になるのが、IIBCが公開している内定者のTOEIC L&R平均スコアです。

※出典:IIBC「TOEIC Program DATA & ANALYSIS」
2024年度の内定者のTOEIC L&R平均スコアは626点です。
TOEIC400点台は、内定者平均626点を100点以上下回ります。就職活動で英語力をアピールする点数としては、400点台ではかなり厳しいことが分かります。
特に厳しいのが文系の大学生です。理系で専門分野の勉強に多くの時間を使ってきた学生ならまだしも、文系の大学生でTOEIC400点台というのは、就職活動を考えるとかなり厳しい状態です。
さらに、外国語学部や国際系学部に在籍しているにもかかわらずTOEIC400点台であれば、もっと深刻です。大学で外国語や国際分野を専門的に学んできたにもかかわらず、TOEIC400点台では、「大学で何を勉強してきたの?」と思われても仕方がありません。
英語を使う仕事を希望しているのであれば、なおさらです。「英語や国際分野を大学で学びました」「将来は英語を使って働きたい」と言いながらTOEIC400点台では、説得力がありません。
実際に、バックワイズにもこの状態から英語を学び直した大学生がいます。
タイセイさんは外国語学部でイタリア語を専攻していましたが、TOEIC450点から学習を開始しました。Reading Partはわずか150点だったため、中学英文法から復習し、高校英文法・英文読解まで学び直しました。その結果、TOEIC450点から715点まで265点アップしています。
マヒロさんは国際系学部に在籍していましたが、大学生の時点で中学1年生の英文法から学び直す必要がある英語力でした。
推定TOEIC250点から学習を開始し、約10ヶ月の英語学習を経て、TOEIC675点まで425点アップしました。
この2人の例からも分かるように、外国語学部や国際系学部に在籍しているからといって、十分な英語力が身についているとは限りません。
特に文系、外国語学部、国際系学部の学生でTOEIC400点台なのであれば、危機感を持って基礎から学び直した方がいいです。
まずはTOEIC600点以上。そこを最低限の目標として、英語を使う仕事を目指すのであれば、その後700点、800点以上を目指していきましょう。
【社会人の場合】TOEIC400点台はどのように評価されるのか
社会人の場合、TOEIC L&Rのスコアは、採用だけでなく、社内での異動・昇進・昇格などでも活用されています。
特に、英語を使う部署への異動や、英語を使う仕事への転職を考えている場合、TOEIC400点台ではかなり厳しいです。

IIBCの「英語活用実態調査 企業・団体/ビジネスパーソン 2022」では、企業が社員に期待するTOEIC L&Rの平均スコアは、新入社員550点、技術部門560点、営業部門580点、海外部門705点でした。
特に、英語を使う機会が多い海外部門では、期待される平均スコアが700点を超えています。技術部門や営業部門でも500点台後半が期待されており、TOEIC400点台では、企業が社員に期待する英語力との間にまだ大きな差があります。
もちろん、TOEICの点数だけで仕事ができるかどうかが決まるわけではありません。しかし、英語を使う部署への異動や、英語力を求められる仕事への転職を考えているのであれば、TOEIC400点台では選択肢がかなり限られます。
「仕事で英語を使いたい」「海外と関わる部署に異動したい」と考えているのであれば、まずはTOEIC600点以上を目標にしてください。
そして、400点台からなかなか抜け出せないのであれば、TOEIC対策だけを繰り返すのではなく、高校英文法・英文読解など、不足している基礎まで戻って学び直す必要があります。
実際に、ハルヨンを受講した30代社会人のSatoshiさんも、受講前のTOEICは445点でした。
Satoshiさんは、それまでにも多読・音読・英会話など、さまざまな英語学習に取り組んでいました。しかし、TOEIC500点をなかなか突破できず、特にReading Partは155点と伸び悩んでいました。
そこでハルヨンでは、TOEIC対策の問題演習を繰り返すのではなく、高校英文法・英文読解を中心に基礎から学び直しました。
その結果、TOEIC公式問題集による模擬試験では、TOEIC445点から630点へ185点アップ。Reading Partは155点から330点へ175点アップしました。
TOEIC400点台から600点以上を目指す場合、TOEICの問題に慣れることだけではなく、英文法・英文読解そのものを学び直すことが必要な場合があります。

TOEIC400点からTOEIC600点に到達までに必要な学習時間
TOEIC L&Rのスコアを100点上げるために必要な勉強時間の目安
これまでハルヨン・バックワイズで多数の英語学習者を指導してきた経験をもとに、TOEIC L&Rのスコアを100点上げるために必要な学習時間の目安をまとめると、以下のようになります。
| 現在のスコア → 目標スコア | 学習時間の目安 |
|---|---|
| 200点 → 300点 | 300〜400時間 |
| 300点 → 400点 | 300〜400時間 |
| 400点 → 500点 | 250〜300時間 |
| 500点 → 600点 | 250〜300時間 |
| 600点 → 700点 | 250〜300時間 |
| 700点 → 800点 | 500〜600時間 |
| 800点 → 900点 | 500〜600時間 |
※上記の学習時間は、これまでの英語指導経験をもとに算出した推定値です。実際に必要な学習時間は、学習開始時点の英単語・英文法・英文読解・リスニングなどの基礎力や、学習方法によって異なります。
専門家の指導を受けずに独学で学習計画を立てた場合、現在の英語力に合っていない教材や勉強法を選び、必要のない学習に多くの時間を使ってしまうことがあります。 ハルヨン・バックワイズでこれまで指導してきた経験では、こうした学習の迷走によって、上記の目安の1.5〜3倍以上の学習時間がかかるケースもあります。
表を見る際の注意点として、低いスコア帯と高いスコア帯では、表に記載した時間よりも多くの学習時間が必要になる場合があります。
TOEIC200点台で、英単語や中学英文法の知識がほとんど身についていない状態から学習を開始する場合には、基礎から学び直す必要があるため、上記よりもさらに時間がかかることがあります。
また、TOEIC700点以上になると、そこから100点を上げる難易度が高くなり、さらに多くの学習時間が必要になります。
TOEIC400点から600点までに必要な学習時間は500〜600時間
上記の学習時間をもとにすると、TOEIC400点から600点まで上げるために必要な学習時間は、合計500〜600時間程度が一つの目安になります。
1日2時間勉強する場合は約8〜10ヶ月、1日3時間なら約6〜7ヶ月です。
ただし、TOEIC400点台の方の場合、単にTOEICの問題演習を500〜600時間続ければよいわけではありません。中学・高校英文法、英単語、英文読解、発音・リスニングなど、自分に不足している基礎まで戻って学習する必要があります。
また、仕事や大学に通いながら、毎日2〜3時間の学習を半年以上継続するのは簡単ではありません。一方、短期間でまとまった学習時間を確保できれば、同じ500〜600時間でも、TOEIC600点に到達するまでの期間を大幅に短縮できます。
フィリピン留学なら短期間で500〜600時間の学習時間を確保できる
フィリピン留学・バックワイズでは、「3ヶ月のフィリピン留学でTOEIC200点アップを目指し、同時にマンツーマンレッスンで英会話・英作文ができるようになる」ことを一つの目標としています。
TOEICの点数だけを上げるための留学ではありません。英文法・英文読解、英単語、発音・リスニングなどの基礎を学びながら、マンツーマンレッスンでは学んだ英語を実際に使い、読む・聞く・話す・書く力を同時に伸ばしていきます。
TOEIC400点から600点まで上げるためには、前述したように500〜600時間程度の学習時間が一つの目安になります。
日本で仕事や大学に通いながら1日2〜3時間勉強する場合、この学習時間を確保するには半年以上かかります。一方、フィリピン留学では、英語学習以外の予定を減らし、レッスンだけでなく予習・復習や自習を含めて、1日8〜10時間程度を英語学習に使うことができます。
そのため、「半年、1年とかけて少しずつ勉強するのではなく、数ヶ月間で集中的に英語力を伸ばしたい」という人にとって、フィリピン留学は選択肢の一つになります。
ただし、マンツーマンレッスンを1日8〜10時間受ければ英語力が伸びる、という意味ではありません。
初級者の場合、英会話レッスンを大量に受けるよりも、中学・高校英文法、英単語、英文読解、発音、リスニングなどの基礎を学び、それを音読・暗唱などで定着させるための時間が必要です。
バックワイズでも、マンツーマンレッスンを長時間詰め込むのではなく、必要なレッスンに加えて、予習・復習や自習の時間を十分に確保することを重視しています。
短期間で英語学習に集中したい方へ
バックワイズでは、3ヶ月のフィリピン留学でTOEIC200点アップを目指しながら、マンツーマンレッスンで英会話・英作文にも取り組みます。
TOEICの点数だけを上げるのではなく、英文法・英文読解、発音・リスニングなどの基礎を学び、マンツーマンレッスンでは学んだ英語を実際に使います。
TOEIC400点台から600点以上を目指したいけれど、「どれくらいの留学期間が必要なのか」「留学前に何を勉強しておけばいいのか分からない」という方は、LINEまたはオンライン個別説明会からお気軽にご相談ください。
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バックワイズについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
実際に、私がこれまで指導してきた受講生にも、フィリピン留学でまとまった学習時間を確保し、短期間で英語力を伸ばした人がいます。
その一人が及川さんです。中学1年生レベルの英文法から学習を始め、その後TOEIC585点まで到達しました。
(参考動画:中学1年生の英文法から学習し、TOEIC585点まで到達した及川さん)
TOEIC400点からの英語参考書
ここから英語学習方法・おすすめの英語参考書を紹介していきます。
注意: TOEIC400点から英語学習を本格的に行う人向けのカリキュラムですが、Reading Partの点数が200点未満の方の場合には、中学1年生の英文法から学び直しをするのをお勧めしています。
すでにReading Partの点数が200点を超えている場合には、中学2年生の英文法から学ぶのがお勧めです。
TOEIC200〜450点の方は、中学英文法から英語を学び直す

TOEIC200〜450点程度の方は、いきなりTOEIC L&R試験対策の問題集を繰り返すよりも、まず中学英文法から英語の基礎を学び直すのがお勧めです。
中学英文法を学び直すことで、高校英文法・英文読解へ進むための基礎を作りながら、日常英会話で使う基本的な英文法・英語表現も一緒に学べます。
お勧めしているのは、以下の3冊です。
英語がかなり苦手な方は中1から、中1英文法を理解できている方は中2・中3から始めても構いません。
高校英文法から学び直そうと考えている方にも、中学英文法に不安がある場合は、中2・中3まで戻って復習することをお勧めしています。
(参考動画:中学1年・中学2年の英文法を学ぶだけでも、簡単な英会話が出来るようになります)
「自分は中1・中2・中3のどこから始めればいいのか」「3冊をどのように勉強すればいいのか」については、下記の記事で詳しく解説しています。
▶ 中学英語のやり直しにおすすめの参考書|「ひとつひとつわかりやすく。」で中学英文法を学び直す

中1英文法を終えたら、発音学習も始める

独学で英語を学び直す場合、中学1年生レベルの英文法を一通り学んだ段階で、発音学習も始めることをおすすめします。
英語を全く理解していない状態で、発音だけを先に学ぶ必要はありません。まずは中1英文法を学び、簡単な英文の仕組みを理解しましょう。
一方で、中学英文法をすべて終えるまで発音を後回しにする必要もありません。
発音を学ばないまま大量の英単語や英語表現を覚えてしまうと、間違った音で覚えた単語を後から修正する必要が出てきます。
そのため、中1英文法を一通り学び終えたら、中2・中3英文法へ進むのと並行して、英語の発音についても学び始めることをおすすめします。
発音をいつから学べばよいのか、独学でどこまで学べるのか、おすすめの発音教材については、以下の記事で詳しく解説しています。
▶ 発音の学習…リスニング対策、そして英会話が出来るようになるために必須

中学英単語を定着させる4ステップ|発音・英文読解・リスニング・音読まで

中学英文法の内容を一通り学び直したら、次は中学英単語を身につけながら、英文読解・リスニングの学習に進みます。
中学英単語は、英単語帳を1冊暗記して終わりではありません。「薄く広く覚える→正しい発音を学ぶ→英文の中で狭く深く覚える→音読・暗唱して使える英語にする」という4ステップで学習します。
この4ステップで使用するお勧めの参考書を紹介します。
STEP1:一覧型の英単語帳で「薄く広く覚える」|320例文で効率よく覚える 中学英単語・熟語2000

320例文で効率よく覚える 中学英単語・熟語2000の本文は下記画像です。

この参考書では、まず中学レベルの必須英単語を「薄く広く」覚えます。
この段階では1つ1つの英単語を完璧に覚える必要はありません。「英単語⇔日本語訳」を結びつけて、中学レベルの英単語を一通り頭の中に入れることを優先します。
STEP2:正しい発音を学び「文字・意味・音」を結びつける
STEP1で英単語と日本語訳を結びつけたら、次に英単語の正しい発音を学びます。英単語は「文字」と「意味」だけでなく、「音」まで結びつけて覚えることが重要です。
発音学習にお勧めしている参考書が、そーた式! まるでネイティブのような「英語の発音」が身につく魔法の法則40です。

正しい発音を知らない英単語は、文字で見れば意味が分かっても、実際の英語を聴いたときに同じ英単語だと認識できないことがあります。STEP3で英文を本格的に読み、聴き込む前に正しい発音を学び、「文字・意味・音」を結びつけておきます。
STEP3:長文を読み、聴きながら「狭く深く覚える」|速読速聴・英単語 Basic 2400 ver.4
STEP1で「薄く広く」覚え、STEP2で正しい発音を学んだら、次は英単語を実際の英文の中で読み、音声で聴きながら「狭く深く」覚えていきます。
英単語を日本語訳だけで覚えるのではなく、どのような場面・文脈で使われているのか、どのような英単語・英語表現と一緒に使われるのかまで学びます。
ここで使用するのが速読速聴・英単語 Basic 2400 ver.4です。下記は本文です。

STEP4:英文を音読・暗唱して「使える英語」にする
最後は、STEP3で読み、聴いて理解した英文を繰り返し音読し、重要な英文は全文暗唱します。
英単語を単体ではなく英文ごと覚えることで、英単語・英語表現を英会話や英作文で使える状態にしていきます。「意味が分かる英単語」で終わらせず、「自分で使える英単語」にするのがこのSTEP4です。
これら4ステップの具体的な学習方法については、下記の記事にまとめましたので、そちらを御覧ください。

高校英文法の学び直し|TOEIC Reading 300点未満に「高校英文法をひとつひとつわかりやすく。」がおすすめ

TOEIC600点、730点、860点を獲得するには、高校で学ぶ英文法をもれなく理解している必要があります。
現時点でTOEIC Reading Partが300点未満の方は、TOEIC対策の問題集を繰り返す前に、高校英文法を一度きちんと学び直すことをおすすめします。
例えば、仮定法過去の知識がないと、下記の It is time + 仮定法過去「もう~する時間です」という未来の仮定法の表現を理解できません。
こうした高校英文法の重要項目が分からない場合には、TOEICの問題演習を増やすよりも、まず高校英文法から復習しましょう。

高校英文法をひとつひとつわかりやすく。改訂版
高校英文法を一通り学び直すのにおすすめしているのが、「高校英文法をひとつひとつわかりやすく。改訂版」です。
高校英文法の主要な項目を基礎から一通り確認でき、分厚い英文法書ではないため、英語が苦手な人でも取り組みやすいのが大きな利点です。
現時点でReading Partが300点未満であれば、「TOEIC対策をしなければ」と焦るよりも、まず本書を最初から学習することをおすすめします。
一方、Reading Partが300点を超えている人でも、英文法に苦手意識があったり、Part 6・7の英文を正確に読めなかったりする場合には、一度通読する価値があります。
ただし、Reading Partで350点以上を安定して取れており、高校英文法にも大きな不安がない人が、あえて最初から取り組む必要はありません。
そして、本書を何周も繰り返すことだけを目的にする必要もありません。高校英文法を一通り理解した後は、学んだ英文法の知識を使って実際の英文を正確に読む「英文読解」へ進みます。
高校英文法を学び直すべき目安、中学英文法まで戻った方がいい人、「高校英文法をひとつひとつわかりやすく。改訂版」を終えた後の英文読解については、下記の記事で詳しく紹介しています。
▶ 関連記事:高校英文法の学び直し|TOEIC Reading 300点未満に「高校英文法をひとつひとつわかりやすく。」がおすすめ

(舞台裏)TOEIC400点レベルの人達に向けたカリキュラム作成で考えていること
英文法と発音、2つの必須知識
私がTOEIC400点レベルを目指す生徒向けに学習カリキュラムを作成する際に重視しているのは、英語学習の土台となる基礎力を漏れなく身につけてもらうことです。
具体的には、まず中学英文法を復習し、その上で高校英文法までを習得します。加えて、レッスンでは英語の発音についても一通り学んでもらいます。
「英文法の知識」と「発音の知識」こそが、初級者が最優先で身につけるべき基礎です。
本来であれば、発音学習もカリキュラムにしっかり組み込みたかったのですが、発音は独学では習得が難しいため、今回は泣く泣く割愛しました。
私、この記事を書いている柴田 @HAL_Jが担当するレッスンでは英文法の学習と同時に以下のレッスンノートにあるように発音学習も行っております。
(参考: 中学2年生の英文法、比較についてのページ)

品詞分解し、英文を読み込み、聴き込むことで知っている英単語・英語表現を増やしていく
英語力を伸ばすためには、まず英文を品詞分解して正確に理解し、その英文を音読・リスニングで繰り返し体に染み込ませることが重要です。
高校英文法と発音の基礎知識を一通り学んだら、英文読解やリスニングの参考書に取り組みます。
この過程で、学んだ文法・発音を定着させながら、知っている英単語や英語表現を着実に増やしていきます。
学習の中心となるのは、
- 品詞分解による英文理解
- リスニングと音読による知識の定着
の2つです。これらは同時に進めることで、相乗効果を発揮します。
また、品詞分解をした英文を音読することで、英語という言語の構造そのものへの理解も深まります。最初は短く易しい文章から始め、徐々に長く難しい文章へとステップアップしていきましょう。
こうして蓄積された基礎的な英語知識こそが、「英語を話す」ための土台となります。基礎知識のインプットなくして、流暢に英語を話せるようにはなりません。
まずは、品詞分解+音読を軸に、英語の基礎を固めていきましょう。
高校英文法までの学習を終えた後の学習カリキュラムについて
この記事では高校英文法の習得までを紹介しましたが、これ以降の学習については下記のTOEIC800点を目指す記事の内容を参考にしてください。
高校英文法以降はTOEIC LR試験対策が主になり、その学習方法の詳細は下記にまとめてあります。

英語学習・フィリピン留学について相談したい方へ
「中学・高校英文法など、英語を基礎から学び直したい」
「TOEIC LR試験・英検などの試験に向けて英語力を伸ばしたい」
「独学を続けているけれど、今の勉強方法でいいのか分からない」
「数ヶ月間、英語学習に集中できる環境で、一気に英語力を伸ばしたい」
「ワーキングホリデーで働くための準備をしたい」
このような方に向けて、オンラインレッスンのハルヨンとフィリピン留学の語学学校バックワイズを運営しています。
日本で英語学習を続けるならオンラインレッスンの「ハルヨン」
ハルヨン(ハル英語4技能アカデミー)では、中学・高校英文法、英文読解、発音、リスニング、TOEIC・英検対策などを、現在の英語力に合わせて学びます。
日本人教師とフィリピン人教師の両方からレッスンを受けながら、「何を、どの順番で、どのように勉強するか」まで含めて学習をサポートします。
短期間で集中して英語力を伸ばすならフィリピン留学の「バックワイズ」
フィリピン留学バックワイズは、1週間の短期留学から数ヶ月の長期留学まで対応しているフィリピンの語学学校です。
バックワイズが目指しているのは、「フィリピン留学で最も英語力を伸ばせる語学学校」です。
他校のように英会話レッスンばかりをする留学ではありません。英文法・英文読解・発音・リスニングなどの基礎学習と英会話を組み合わせ、1日に長時間の英語学習に取り組みます。
実際に、TOEIC595点→830点、620点→800点、250点→585点など、大幅にスコアを伸ばした留学生もいます。
※ハルヨンとバックワイズでは、共通の学習カリキュラムを使用しています。
TOEICの点数大幅アップ!した留学体験談



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ハルヨン/バックワイズについて詳しく知りたい方へ
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