【2022年版】ニュースで英語術 TOEIC試験対策+英会話対策にお勧めの無料教材

ニュースで英語術はNHKがラジオ番組とウェブサイトで無料で配信している教材です。

スマートフォンがあればいつでもどこでも学べるお勧めのニュースで英語術。

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の影響を受けて、英語学習をNHKラジオでしようと考えている人にもお勧めの番組です。

本記事では現在の天皇陛下も学ばれていたニュースで英語術の基本情報を紹介し、それに加えてその魅力を紹介しています。

目次

英語と時事知識が学べて一石二鳥。天皇陛下も学ばれていた教材

英語と時事知識を学べる一石二鳥の有益さから、現在の天皇陛下(徳仁陛下)もニュースで英語術の前身である「ニュースで英会話」をご覧になって、英語と時事英語について学んでいました。

※下記の迷える英語好きたちへ 第7章に記述有り

このように英語を外国語として学ぶのではなく、英語を使って新しい知識を学んでいくことを内容重視アプローチ(content-based approach)と言います。

「外国語をスキルとして学ぼうとするから使えるようにならない、内容を学ぶために外国語を学習することで却って成果があがる」とする指導法が内容重視アプローチ(content-based approach)です。

ニュースで英語術の基本情報

NHKが海外向けに放送する「NHKワールド」、ここで実際に放送されたニュースが教材化されたものがニュースで英語術です。

NHKワールドで放送されてから、早いものでは約1週間後、通常は約2週間経ってから教材化されます。

時事ニュースの書籍教材では発売頻度が早いものでも、通常は3-4ヶ月の季刊出版です。そのため教材として手元に届く頃には内容が古くなっています。

書籍教材と比べると、ニュースで英語術がどれだけ旬の教材を扱っているかが分かります。

放送日時・ストリーミング配信に関して

(本放送)
月~金曜 午後 0:55~1:00

(再放送)
月~金曜 午後 11:15~11:20
土曜 午後 11:10~11:35(5本まとめて放送)
日曜 午後 2:20~2:45(5本まとめて放送)

(らじるらじる)

ストリーミング配信のURL

※上記日時は2022年1月に確認したものです。最新情報はニュースで英語術で確認ください。

英文の難易度…TOEIC600点以上、英検2級以上から独学可能

英文の難易度はNHKによると下記になります。

【ニュースで英語術の難易度】
CEFR、B2-C1のレベル
TOEIC LR試験、785点~945点
英検準1級~1級

ただし、実際はそこまで難しいものでは有りません。

ニュースで読み上げられる口語英語であるため、日々読み込んでいる学習者の視点でまとめると下記になります。

(英語術を使いこなすのに最低限必要な英語力)
TOEIC600点以上、英検2級以上

TOEIC600点前後の人達の場合、最初のうちは自分が興味を持てる記事だけ週に1-2本着手して慣れていくのが良いでしょう。

時々やたらと難しい記事がありますが、英語力の不足というよりは、どちらかといえば英文の中身についての知識が不足していて難しく感じている場合が大半です。

そのため、日本語で書かれた同じニュースに関する記事を数本読み込んでから改めて読んでみると理解出来るようになったりもします。

英文は口語英語(話し言葉)なので、文語英語(書き言葉の英語)と比べて極めて分かりやすいです。

英文法としては現在完了・現在完了進行形、分詞構文による修飾、仮定法過去が頻繁に使用されるので、最低でも高校2年生水準の英文法の知識は必須です。

発音では機能語(冠詞のtheなど)が一般的な参考書と違ってかなり省略されて発音される傾向になります。

例えば、前置詞の音はほとんど聞こえない、また現在完了形hasの場合、sの音しか聞こえない場合が多いです。

英文の長さ、1記事当たりの必要な勉強時間

1記事当たり1分前後のニュースを取り上げます。短いです。

新幹線“のぞみ”にテレワーク車両 BULLET TRAIN OPERATORS TARGET TELEWORKERSだと下記の長さの英文が58秒で読み上げられます。

上記のレッスンノートはハルヨンの高校英文法上級/TOEIC730点突破クラス、TOEIC860点突破クラスで使用した際のものです。

隙間時間にスマートフォンを使って英文とその解説を読み込む場合、1記事当たり約15-20分で読み終わります。

スマートフォンで解説を読むと下記のように1英文毎に和訳と詳しい解説を確認出来ます。

英文とその解説の読み込みが終わった後に、ニュース動画を5回繰り返し視聴するリスニング学習を行っても、合計で30分も経たずに終わります。

このスキマ時間に短時間で学べる気軽さから私は2015年からずっと学習を続けられています。

2021年放送分の223記事(リスニング音源の長さ、合計3時間31分)もやり遂げました。

@HAL_J が独自に作成しているニュースで英語術の音源ファイル

基本情報はここで終わりで、次からニュースで英語術の魅力について記載します。

ニュースで英語術の4つの魅力

魅力1…TOEIC LR試験対策として使える

ニュースで英語術をTOEIC LR試験対策として使うのはお勧めです。

TOEIC LR試験の参考書の一番の問題点は内容がつまらなく、記憶に残りにくいことです。

TOEIC LR試験は知識・教養を問う試験ではなく、英語力だけを確認する試験です。そのため、英文は抽象的な内容ばかりです。

知識・教養が無くても解けるような設問ばかりであるため、通常のTOEIC LR試験教材は本当に記憶に残りにくいです。

皆さん自身も直近で読んだTOEIC LR試験参考書の英文がどういった内容だったのか思い出してみて下さい。

もしくはこれまでに読んだTOEIC参考書の英文で記憶・印象に残っていたものを思い出してみてください。

おそらく思った以上にこれまでに学んだ内容を思い出せなくて愕然とすることでしょう。

私自身、直近で取り組んだ記事の内容は思い出せますが、1ヶ月以上前の英文記事となるとほぼ何も思い出せないです。

ニュースで英語術であれば、下記写真のように強烈に記憶に残る題材を使って英語を学ぶので記憶に残りやすいです。

この写真に関する記事はスエズ運河で船が座礁した事件についてです。

(該当するニュースで英語術の記事)スエズ運河のコンテナ船 離礁に成功 PROBE INTO BLOCKAGE TO BEGIN SOON

上記のレッスンノートはハルヨンの高校英文法上級/TOEIC730点突破クラス、TOEIC860点突破クラスで使用した際のものです。

最初の3行でTOEIC LR試験に頻出の英単語を見てみると、下記になります。

  • massive 巨大な
  • disrupt 混乱させる
  • supply chains 供給網
  • investigation 調査

当然ながらTOEIC試験のために創られた架空の内容のやり取りよりも、現実の印象的なニュース記事の方が記憶と結びつく度合いが強いです。

そのため、より記憶に定着しやすいニュースで英語術の記事をTOEIC L&R試験のために使用するのを私はお勧めしています。

英単語・英語表現を暗記するためには数十回、時には100回以上同じ英文に触れ続ける必要が有ります。

そして、より記憶に残りやすい英文記事を使用した方が英単語は暗記しやすいです。

補足 最初はTOEIC LR試験と親和性の高い記事のみ着手しましょう。

一点補足すると、ニュースで英語術の中にはTOEIC LR試験に全く登場しない英単語・英語表現ばかりの記事も有ります。

TOEIC LR試験対策の勉強をしている間は、TOEIC LR試験に関連がありそうな記事を選んで学習するのが良いです。

記事のタイトルからだいたいTOEIC LR試験との関連は推測出来ますので、記事の選別自体は簡単です。

魅力2…英会話対策としてのニュース英語・時事英語

TOEIC試験で目標点(800点、900点)を獲得した後で重要になるのは、「英語で何を話すのか」というあなたが英語で話す内容が重要になってきます。

すでに述べたようにTOEIC LR試験は知識・教養を問う試験ではなく、英語力だけを確認する試験です。

そのため、TOEIC LR試験対策に特化した学習だけを続けていると、英会話で使用できる表現や話題を身につけることが出来ません。

相槌の打ち方などは学べますが、英会話の話題として使える英語表現はTOEIC LR試験だけでは学べないのです。

だからこそTOEIC公式問題集を2-3冊やり込むよりも、時事ニュースの英文記事を200-300本読み込んで、TOEIC800点に到達する方が、知識の充実度は段違いに異なります。

TOEIC問題集をやり込んでも英会話の話題は何も増えず、英会話は出来るようになりません。2022年の現在であれば、新型コロナウイルスの話題でさえ、話すことは出来ないのです。例)ワクチンを接種した、テレワークが継続している、など

一方、時事ニュースであれば、雑談のネタが200-300本学べます。

「TOEIC800点を取ったのですが、英語で話す内容が思い浮かびません」

私は過去にフィリピン留学の語学学校サウスピークでTOEIC LR試験対策に特化した学習カリキュラムを作成していました。そこで何があったのかというと、「TOEIC800点を取ったのですが、英語で話す内容が思い浮かびません」という悩みを抱える留学生達がたびたび相談に来たことです。

TOEIC LR試験で目標点に到達しても、話す話題がそもそもなければ、せっかく学んで身に付けた英語知識を使う機会が有りません。例えばあなたがアメリカ人と話す時に、TOEIC試験の話題をするでしょうか。

そんな話題は当然しませんし、相手もそんなよく分からない外国人のための試験の話をされても困るだけですよね。

英語学習は試験対策のためにするものでは有りません。試験を終えた後に、あなたが誰と何について話したいのか、それを常に意識するためにも、ニュースで英語術で新たな知識を学ぶべきです。

TOEICの点数には英語の本質は全くない

茂木健一郎さんが感じている苛立ちの一部は私も共感します。

TOEICが消えたら良いとまでは思いませんが、TOEIC860点以上(Aレベル)の水準に到達したら、その時点でTOEICは卒業するのを私もお勧めしています。

TOEIC900点、TOEIC990点満点を目指す学習をするよりは、ニュースで英語術のような教材を使用しながら、英語で新しい知識を学ぶ内容重視アプローチ(content-based approach)に切り替えて、その上で英会話・英作文の学習に取り組んだ方が良いです。

魅力3…隙間時間に勉強しやすいのが一番の魅力

すでに紹介したように、スマートフォンを使ってニュースで英語術の英文は読み込むことが出来ます。

ニュースで英語術はスマートフォンを使って、ちょっとした隙間時間に学習がしやすい点が本当に良いです。

私が2015年から学習を継続出来ているのもの、隙間時間に新たな記事を読み込めるのが最大の理由です。

記事によっては、隙間時間の10分から15分程度で一通り読めてしまうので、細切れに学習するのに最適です。

スマートフォンのトップページにブックマークアイコンを設置しましょう

スマートフォンのトップページにニュースで英語術のブックマークアイコン(ショートカットキー)を作成しておけば、瞬時にウェブサイトにアクセス出来ます。

立ち上げるアプリはChrome(もしくはSafariなど)で良いので、他のどんな学習アプリよりも最速で学習したい英文記事に辿り着けます。

abceedやスタディサプリといった英語学習アプリが近年注目されていますが、それすらをも圧倒的な使い勝手の良さでニュースで英語術は上回っています。

ここまでがニュースで英語術の魅力で、次にニュースで英語術の注意点についてです。

魅力4…リスニング音声が良い。プロのアナウンサー達の声が良い

NHK WORLD-JAPANで実際に放送されていたニュースが学習用に加工されたものがニュースで英語術であるため、ニュースで英語術の音声はプロのアナウンサーが読み上げたものです。

そのため、当然ながらリスニング音声は実際のニュースで使われている英語であるため、とても聞き取りやすいです。

実際のニュースなので、時々言い淀んでいる箇所に出くわすことがあるくらいです。

印象的なアナウンサーを1人挙げると、Raja Pradhanさん。

彼が話す英語は初めて登場した時には特徴的な早口の英語に面食らいましたが、2年位彼の英語を聴き続けているうちにかなり聴き取れるようになってきました。※ニュースに登場するAnchors & Reportersの方々の経歴などはこちらのページで確認出来ます。

他に、NHKのアナウンサーに加えて、バイデン大統領やイーロン・マスクなどの有名人、また一般のアメリカ人やイギリス人が登場することも有ります。これらの英語はより一般の人たちが話す英語に近いものです。

参考書の英語は明瞭すぎる

一方、TOEIC試験対策の参考書も含めて学習参考書に付属しているリスニング音声は不自然なものが多いです。

もちろんこちらもプロの声優の方が読み上げているのですが、はっきりと明瞭すぎる音声で読み上げられているという点が現実の英会話とは異なります。

あとは感情を込めずに淡々と読み上げられている英語音声も有り、そちらは聴いていると眠くなってきます。

こういった参考書のリスニング音声は初級者や初中級者の方々が英語という言語に慣れるためには良いです。

しかし、TOEIC600点以上の中級者以上の方々は参考書のために作られた英語だけでなく、現実世界で使われている英語のリスニングを始めるべきです。

ニュースで英語術は読み上げられている英文の原文も確認できますので、中級者が最初に取り組む現実の英語としてかなりお勧めです。

ニュースで英語術 使用上の注意点について

リスニング音源の確保に関して

一番の注意点はリスニング音源の確保に関してです。

2021年4月以降は実際のニュース動画が掲載されるように改善されましたが、その掲載期間は1週間です。

ストリーミング配信でも英文の音声を確認できますが、それも別のウェブサイトに有ります。

下記のリンク先に直近で1週間分のリスニング音源が有りますので、期間内に音源を入手下さい。

らじるらじるの聴き逃し放送 世界へ発信!ニュースで英語術

ニュースで英語術のリスニング音源を独自に作成

私はウォークマンのダイレクト録音を使って、番組後半の英文に通しで読まれる箇所のみをマニュアル録音しています。

(私が使用している機種)ソニー ウォークマン Aシリーズ 16GB NW-A55

少し面倒ではありますが、ひとたび音源さえ作ってしまえば、下記のようにAndroidの画面分割+Audipoを使用して、どこでも気軽に、隙間時間に時事英語が学べる教材になります。

画面上部 ニュースで英語術のウェブサイト、画面下部 Audipo

Androidの画面分割機能を使用すれば、ニュースで英語術のウェブサイトにて英文を表示しながら、Audipoの「区間再生」と「再生速度変更」の機能で1英文毎に深く定着学習を行うことが出来ます。

Audipoについては下記の記事を確認下さい。

おわりに 「英語”を”学ぶ」から「英語”で”学ぶ」へ

知識・教養を問わないTOEIC L&R試験と異なり、ニュースで英語術は英文自体の内容が面白い英文です。

時事問題について詳しくなり、英会話の話題も増えるのでお勧めです。

TOEIC L&R試験の参考書で学習を行っている時はそれほど多くの記事はこなせないでしょうから、全部の記事をこなすのではなく、1週間に1~2本の記事を読み通すくらいに軽めにやり込んでおきましょう。

学びたい記事はTOEIC L&R試験に関連しているものを無理して選ぶこと無く、自分自身が読みたいと思った英文記事をやり込むのが長続きするコツです。まずは無理のない範囲で取り組んでみて下さい。

最後に、ニュースで英語術はハルヨンのレッスンでも使用しているので、ニュースで英語術の教材を使って英語を学びたい方はハルヨンでの受講も検討下さい。

この記事を書いた人

ハルヨン代表 柴田 @HAL_J

日本にはほとんど全く存在しない「大人が英文法・英文読解を学び直せる場所」という学習方針を中心に据えて、

「TOEIC試験対策をいくらしても点数が伸びない初級者・中級者のための学習カリキュラム」

「Reading Part重視でTOEIC860点(A Level)に到達する。英会話・英作文も出来るようになる学習カリキュラム」

これら2つの学習カリキュラムを実現するレッスンをハルヨンでは提供しています。詳細はトップページをご確認下さい。

さらに詳しい情報に関して

この学習記事はハルヨンでのレッスンを土台にして作成しています。

ハルヨンについてより詳しく知りたい方・受講を希望する方は下記のボタンからオンライン説明会/個別相談会へお申し込み下さい。

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この記事を書いた人

はるじぇー (株)ハルヨン 代表取締役

英語学習に関する有益な情報を発信しています。

得意分野は
「中学・高校英文法の学び直し」
「英会話に繋げるTOEIC L&R試験の勉強法」
です。

ツイッターは相互フォローの方針でやっているので、お気軽にフォロー下さい。

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