
フィリピン人講師に囲まれたNatsukiさん
名前: Natsukiさん
職業/年齢 大学生・休学中/20歳
留学期間 約1,500時間の学習(26週のフィリピン留学)
開始時の英語力 TOEIC385点(L200 R185)→TOEIC810点(L450 R360) ※425点アップ
英語学習者の中には「いまはTOEIC300点レベルの英語力だけど、就活や転職のためにより高いスコアを目指したい」と考えている人が多いのではないでしょうか。
しかし、TOEIC300点レベルの英語初心者の場合、そもそもどのように勉強すれば良いのかわからなかったり、勉強途中で挫折してしまったりすることがあると思います。
そこでこの記事では、TOEIC300点レベルの英語力の特徴と、300点レベルから脱出するための最短勉強法を解説します。
この勉強法を学ぶことで、TOEIC300点レベルの方でも、英語の基礎を効率的に身につける方法を理解していただけるようになるでしょう。
当記事を参考に、まずは最低限の文法知識や英単語を習得し、日本の大学生の平均点であるTOEIC450点程度の英語力を身につければ、その後の英語学習がグッと楽になるとでしょう。
その次の目標として、履歴書に書ける最低ラインであり、高校までの英語の基礎が固まったといえる「TOEIC600点」を設定することをおすすめします。
そのための基盤づくりのために、当記事の内容を十分に理解して、それぞれの英語学習における目標の達成を目指してください。
同じTOEIC300点台でも実は大きな学力差がある
最初に注意をする必要があるのですが、TOEIC LR試験 300台の方の場合、大きく分けて2つのグループに分けられます。
この2つのグループはそれぞれ全く違います。
TOEIC LR試験 350点未満
TOEIC LR試験は全く分からなくても4択試験であるため、勘と運だけでTOEIC340点を取った方が過去にいました。
このようにTOEIC345点以下の場合、TOEIC LR試験の問題が1問も分からなかった方も含まれています。
一方、勘と運だけではTOEIC350点以上は取れないです。
TOEIC LR試験 350点~395点
中学で学ぶ英語の内容は一通り理解している。ただし、高校英文法についての理解は怪しいという方々です。
「TOEIC LR試験 350点未満」の学習者と点数は似通っていますが、学習時間で換算すると500-800時間は差が有ります。
もう少し頑張れば、TOEIC400点超えを狙えます。
そして、この記事で主に言及しているのは「TOEIC LR試験 350点未満」の方々になります。
一方、「TOEIC LR試験 350点~395点」の方々の場合、自分に該当するなと思った箇所のみを参考にして下さい。
また、引き続きTOEIC400点記事も読み進めて下さい。
TOEIC300点レベルの人が抱える2大問題点
TOEIC LR試験で300点前後の点数しか取得できない場合、中学レベルの英文法・英単語の理解すら怪しい状態であると言えます。
中には「be動詞と一般動詞の使い分け」や「三単現のSの概念」といった、中学1年生で学ぶようなこともきちんと理解できていない人もいるのではないでしょうか。
「アルファベットの書き取りさえ怪しい」という方は、まずアルファベットを覚えることからやり直しましょう。
bとd、pとqなどを混同している初級者も過去にいました。
私が学習指導をする場合、英語学習にこれまでの人生で全く関わっていなかった人の場合、「アルファベットの書き取り」から学習し直すことを勧めることも有ります。
アルファベットはもちろんのこと、英文法や単語などの基礎が固まっていないTOEIC300点レベルの方が抱える大きな問題点は以下の2つです。
- 問題1……TOEIC試験どころか、中学英語レベルの基礎文法+単語も覚えられていない
- 問題2……生活する上で、自発的に勉強する習慣がない
掘り下げて説明していきます。
問題1…TOEIC試験どころか、中学英語レベルの基礎文法+単語も怪しい
TOEIC300点レベルの人は英語の基礎が身についていません。
英語の基礎が身についていないと、日常的なあいさつや簡単な会話すらもままならず、英語を楽しみながら話せるレベルとはほど遠いです。
英語でコミュニケーションを取るのは困難で、外国人講師に話しかけられることに恐怖を感じる人も多いです。
300点台の方の場合、中学英語に挫折するほど、英語が苦手だったんです。
「仕事ではもちろん、海外旅行もしないから、英語は勉強しない!」と心に決めている人もいます。
「中学生の時点で、英語の授業についていけなくなった。定期試験でも点数が取れていなかった」というような方は、まさにこの問題を抱えているといえます。
問題2…生活する上で、自発的に勉強する習慣がない
2つ目の問題点は「自発的に勉強する習慣がない」ということです。
「学校を卒業した後、自分で参考書を開いて英語を勉強したことがない。勉強自体が苦手である」という方が、まさにこの問題を抱えているといえます。
以上2つの問題点を踏まえた上で、厳しいことをいいます。
TOEIC300点未満の英語初級者は「これまでの人生で、1度も英語をまともに勉強してこなかった人たち」です。 この状態から英語ができるようになるためには「中1レベルの基礎」から着実に積み上げていくしかありません。
「聞いているだけで英語ができるようになる」といったような魔法は現実には存在しません。
ただし「英語を勉強したい」という興味を持って、このページを読んでいるあなたは、すでに「英語学習のスタートライン」に立っています。
スタートラインに立っていることは、大きなチャンスです。
「適切な学習ノウハウ × 一定時間量の勉強」を掛けあわせることで、確実に英語力を高められます。
ハルヨン式 TOEIC300点から学び直すための中学英文法参考書
ここからは具体的にどの参考書を使えば良いのかを紹介します。
最初に中学英文法のやり直す参考書から必要な参考書を紹介します。
ここで紹介する英語参考書はTOEIC200点~350点から英語学習を開始することを想定して作成しました。
高校英文法からの学習でも良いと考えている人でも、「中3英語をひとつひとつわかりやすく。改訂版」の項目については必ず確認下さい。
教材は上から順番に着手していって下さい。そして教材の紹介の後に、具体的な学習法を紹介しています。
どこから学び直せば良いのか?
中学英語を学び直す場合、どこから学び直すと良いでしょうか。
英文法の参考書は書店でパラパラと立ち読みして、自分が理解出来る学年の1つ下の学年のものからやり直すのがお勧めです。
中2英語がちょうど良いなと思った人は、中1英語がやり直すと英語学習で挫折する割合が減ります。
特に最初に紹介する「ひとつひとつわかりやすく。」シリーズは、英語が苦手な中学生のために書かれた参考書ですので、学び直す際に最初に取り組む参考書としてお勧めです。
中1英語をひとつひとつわかりやすく。改訂版

中1英語でひっかかりそうなところでは、下記の “Can I ~ ?” と “Can you ~ ?”の使い分けです。
この2つの使い分けは英会話で最重要の表現です。海外に放り出された場合、最初に学んでおく必要がある表現です。内容が理解できているか確認ください。

理解が怪しい場合は中1英語をひとつひとつわかりやすく。改訂版から復習されるのがお勧めです。
中1英語なのであまり難しい項目はありませんが、be動詞と一般動詞の区別、否定文・疑問文の作り方、まちがえやすい複数形・過去形の不規則動詞、これら項目の理解があやふやな場合は、中1英語からの復習がお勧めです。
いま英文法の用語を羅列しましたが、こういった用語にアレルギー反応が出た方も本書から学び直されるのがお勧めです。
中2英語をひとつひとつわかりやすく。改訂版

中2英語から徐々に難しくなります。中2英語には高校英語で学ぶ分野も含まれています。
未来形、助動詞、不定詞・動名詞、比較、受け身、現在完了形が中2英語で扱う範囲です。
この中でかならず抑えておく必要があるのは不定詞です。副詞的用法、名詞的用法、形容詞的用法。これら不定詞の3つの用法が全て完全に理解出来ている必要が有ります。

不定詞は高校英語でも重要分野として登場します。理解が怪しい方は中2英語から復習しましょう。
中3英語をひとつひとつわかりやすく。改訂版

中3英語をひとつひとつわかりやすく。改訂版では一昔前に高校英語で学んだ範囲も含んでいます。
なんと仮定法過去もこの中3英語に含まれています。

高校英語で学ぶ内容を数多く含んでいるため、高校英語からの学び直しを考えている人も、この中3英語の参考書からやり直した方が良いと私は考えています。
少なくともこの記事を読んでいる人は全員本書、中3英語をひとつひとつわかりやすく。改訂版に取り組みましょう。
他に難し目の項目としては、現在完了形、不定詞の応用、関係代名詞、使役動詞が本書では取り扱われています。
これら教材に関しての説明が長くなったので、使用方法や注意点について別記事にまとめています。リンク先の下記記事を確認下さい。

TOEIC200点から学び直すための英単語帳
ひとつひとつ分かりやすくシリーズで中学英文法を一通り学んだら、次は必須英単語の学習です。
例文で覚える中学英単語・熟語1800…必須英単語を一通り薄く広く学ぶ

短い英文の中に効率的に英単語を詰め込んでいる有名参考書であるDUO 3.0と同形式の英単語帳です。本書で必須英単語をまずは一通り学習しましょう。
中3英語をひとつひとつわかりやすく。改訂版までの学習を終えている場合には、例文も問題なく読めるはずです。

なお、本書は完全にマスターするまで読み込む必要はありません。2-3周をできるだけ早く周回して、薄く広くで良いので必須英単語を一通りインプットしましょう。
速読速聴・英単語 Basic 2400 ver.3…長文読解の中で英単語・英語表現を学ぶ

長文の中で英単語・英語表現を学んでいきます。Part1 中学英語には下記のような英文が80記事有ります。

これまでに「ひとつひとつ分かりやすくシリーズ」と「例文で覚える中学英単語・熟語1800」で学んだ内容を、本書を読み込むことで定着させていきましょう。
80記事を最低2周はするようにしてください。そして、どれくらい本書をやり込めば良いのかについての詳細は後述します。
英会話の表現も多く含まれているので、Part1の中学英語は後ほど勉強する英会話対策にもお勧めです。
Basic2400 Part1の学習が終わった時点で、再度例文で覚える中学英単語・熟語1800に着手し、一通り英単語・英語表現の暗記漏れがないか確認ください。
この段階では例文で覚える中学英単語・熟語1800は暗記漏れがないかを確認するために使用下さい。
時間的な余裕がある人は速読英単語中学版も

時間的な余裕がある人は、速読英単語 中学版 改訂版にも着手下さい。
Basic2400と比べるとより長文読解の内容になっていますが、本書も読み込むことで基礎力をさらに高めることが出来ます。
ここで紹介した3冊の英単語帳の使用方法の詳細に関しては長くなりましたので、下記の記事にまとめました。こちらの記事も確認下さい。

高校英語の学び直し
高校英文法をひとつひとつわかりやすく。改訂版
私が監修していた語学学校で本書、高校英文法をひとつひとつわかりやすく。改訂版を使って、多くの生徒が基礎固めを行った、十分な実績のある1冊です。

高校英文法を一通り学び直すのにお勧めの1冊は下記です。
これまでに紹介している教材を使って中1-中3までの英文法を学び直しているのであれば、通読するのにはそれほど時間は必要有りません。
補助教材 Evergreen…辞書のように確認する参考書

高校英文法をひとつひとつわかりやすく。改訂版は説明が簡易的なものであるため、より詳細に英文法について確認をしたい場合にはこのEvergreenを使用下さい。
速読速聴・英単語 Basic 2400 ver.3…Part2 高校英語の基礎を確立する

Part1 中学英語に続いて、次はPart2の62記事を読み込むことで、高校英語で学ぶ英単語・英語表現を習得します。
Part2は高校1年生~高校2年生で学ぶ英文読解と同じくらいの難易度の英文です。

こういった英文記事を含むPart2の62記事をやり込めば、学習者によってはTOEIC450点からTOEIC500点に到達することも可能です。
入門英文問題精講…上級者になるための第一歩
TOEIC LR試験で600点、Reading Partで300点に到達出来ない人は英文法・英文読解についての知識が欠けていると言えます。
難易度が高い複雑な構造の英文が来たらお手上げという人にお勧めなのが、大学入試対策の参考書である入門英文問題精講 4訂版です。

TOEIC LR試験対策の参考書ではここまで高い水準で英文法・英文読解について学べる教材は有りません。
急がば回れになりますが、TOEIC LR試験の点数を伸ばせない人は本書に取り組みましょう。
本書はReading Part 350点未満の方々にお勧めの教材です。
また、将来英語の先生を目指している方は、TOEIC900点以上の上級者でも読んでおくべきです。自分が高得点を取れるのと、他の人に教えられる体系的な英文法の知識があることは別物ですので。
本書を読破することで、高校英文法をひとつひとつわかりやすく。改訂版で学んだ内容をさらに発展させましょう。
入門英文問題精講 4訂版 の使用方法の詳細については下記にまとめました。

TOEIC900点、英検1級、TOEFL、IELTSを想定されている方向け 追加参考書
入門英文問題精講 4訂版を終わらせた後に品詞分解についてさらに学ぶための参考書2冊を紹介します。
ただし次に述べる2つのどちらかの条件に当てはまる人にのみお勧めします。
- TOEIC LR試験で860点、900点超えを狙う人
- TOEIC LR試験だけでなく、英検/TOEFL/IELTSの勉強のための基礎力を付けたい人
これから紹介する2冊はTOEIC800点で十分な人には不要な負荷が重い参考書ですので、上記条件に合致しない方は着手する必要は有りません。

大学入試レベルの24本の英文を読み込みながら、読解力・リスニング能力を高めます。
入門英文問題精講の姉妹編です。本書も難易度は高めですが、このレベルの英文を品詞分解しながら読めるようになれば、TOEIC LR試験の英文読解で困ることは有りません。
入門英文問題精講 4訂版を読み切った人であれば本書の内容を理解出来ます。

大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス[1 標準レベル]も英文読解を学ぶ参考書です。入門英文問題精講 4訂版よりも長めの英文で品詞分解について学べます。
これら2冊の詳細に関しては下記の記事を確認ください。

ハルヨン式 TOEIC300点から学び直すための英語学習方法
TOEIC LR試験で300点台からやり直すための英語学習法です。すでに上記紹介した英語参考書をここで紹介する学習法を元にやり込んでいって下さい。
この勉強方法は、この記事を書いているはるじぇー @HAL_J が運営している、英語学習サービス、ハルヨンの受講者向けの学習方法をブログ記事向けに加工したものになります。
座学学習と移動時間・隙間時間を活用した定着学習の方法を分けて紹介します。
座学学習で行うべきこと
手順1. 英文の日本語訳を読む、英単語の意味を日本語で確認する。
その他、日本語の解説を読み込む。言葉の意味や概念が理解できない場合はGoogle画像検索も行いましょう。例)glance at チラッと見る
手順2. 英文を精読し、品詞分解を行う。
注意点としては、TOEIC L&R試験のReading Partで350点を超えるあたりから自信を持って品詞分解が出来るようになってくる。それまでは漠然と理解しているような感覚が続きます。
手順3. 英文の自分事化を行う。
1記事毎に1英文、もしくは10英文を読む毎に1英文を選ぶ。自分自身が将来使ってみたい英文・英語表現を選び抜く。手順4以降でこの英文だけは丸暗記する。※イラストを書く、グーグル画像検索を行うとなお良い。
手順4. Audipoを使用し、リスニング音源を1英文毎(5秒前後)で区切る。
AudipoはAndroid版の方が圧倒的に良い。以下、区間再生設定を終えたAndroid版Audipoの画面。

定着学習で行うべきこと
座学学習にて準備をした後は、次は参考書の中に登場する英文を徹底的に読み込んで、聴き込んでいきます。目安の回数は「1英文あたり、黙読10回、リスニング20回、音読10回」。これを2周です。
すなわち「1英文あたり、黙読20回、リスニング40回、音読20回」もの回数をやり込む必要が有ります。それぞれの参考書は1-3回通読するだけではなく、その参考書に記載されている英文を全て徹底的に読み込み・聴き込み、暗記していきます。
さらに詳しい学習方法については下記の記事を読み進めて下さい。
ハルヨン受講者向け TOEIC LR試験で600点未満の方々向け 座学・定着学習マニュアル
以下、勉強を学び直しを開始する方に向けてのエールとアドバイスになります。
中学英語からやり直すのはめんどくさい。というあなたへ
「いちいち中学英語から勉強し直してなどいられない」という話をよく聞きます。
なぜなら多くの英語学習者にとってのゴールは「英語を話せるようになること」であり、英文法を学ぶことは一見遠回りのように感じられるからです。
そのような人たちが「英語を話す機会」を確保するために、英会話スクールが存在しているのでしょう。
しかし第2言語習得論(SLA)の観点からすると、中学英語から地道に固めるべきなのです。 なぜならそのほうが早く、英語を話せるようになるからです。
人の「学習」についての研究で、オペラント条件付けという実験がありました。何かを学習する際は、その内容が複雑であればあるほど、単純な作業に分けることで、学習効率が上がるというものです。これをスモールステップ法といいます。
柴田が学習指導をする際には、地道な「自主学習の積み重ね、英単語・英文法の暗記学習」に重きを置いています。
英文をみて、単語や文法に疑問が残っている時点では、スラスラと話せるようにはなりません。TOEIC300点レベルの方であれば「中学英単語を覚える」「中学英文法を理解する」という単純な作業を、最初に行う必要があるのです。
初歩的な英単語・英文法を十分に理解して、詰まることなく英語の音読とリスニングをできるようにしましょう。
TOEICで高得点を取得するメリット
TOEIC300点レベルの人のモチベーションを高めるためにも、TOEICで高得点(800点以上)を取得するメリットを、大学生・社会人別に紹介します。
【大学生の場合】
大学生にとって、最もTOEICスコアを有効活用できるのは、就職活動のときでしょう。
一般的に、就職活動の際に履歴書に書けるスコアは、600点以上といわれています。
2013年には、上場企業の約7割が、新入社員採用の際にTOEICのスコアを参考にしており、その上565点以上のスコアを期待しているというデータが出ています。
(引用元:「上場企業における英語活用実態調査2013年」報告書)
就活前の大学生が、TOEICで800点を取得していれば、企業からの期待値を大きく上回れるケースが多いので、ぜひ大学生のうちに800点以上のスコアを獲得しておきましょう。
【社会人の場合】
社会人の場合、会社内での「異動・昇進・昇格」の際に、規定以上のTOEICスコアを求められることが多いと考えられます。
上記の写真にある通り、2013年時点で中途採用社員に期待しているTOEICスコアは710点というデータが出ています。
そのため社会人にとっても、TOEIC800点以上のスコアを取得していれば、自身の能力をアピールする上での武器になり得るのです。 また、英語力と年収は比例します。
つまり、TOEICのスコアを上げれば、収入も上がるということです。
英語を学ぶことで収入アップに直結するのであれば、学ばない手はないでしょう。
TOEIC800点に到達するための必要学習時間
TOEIC300点レベルの人が800点に到達するには、約1750時間の学習時間が必要だというデータが出ています。
このデータは、2,000人以上の日本人英語学習者のデータを基に算出しているので、信憑性が高いです
TOEIC300点の就活での評価
上述の通り、企業が新入社員に期待しているTOEICスコアは500点半ばです。
そのため300点レベルでは「英語力が低い」という烙印を押されてしまうことが予想されます。
また、大学生の平均TOEICスコアも500点半ばであるため、就活を少しでも有利に進めたいのであれば、最低600点のスコアを取得しておきましょう。
そしてTOEIC300点レベルから600点に到達するには、約1,000時間の学習が必要です。
この記事を書いた人
はるじぇー @HAL_J
中学英語、高校英文法から大人が学び直せるサービス、オンライン英語学校のハルヨンを運営中。詳細はトップページ、現在開講しているコース、料金のそれぞれのページをご確認下さい。