英語学習アプリは、今や英語学習の定番ツールになりました。
Duolingoやabceed、ELSA Speakなどを利用して、毎日コツコツ勉強している方も多いでしょう。
スマートフォン1台あれば、
- 通勤・通学中
- 昼休み
- 寝る前
など、スキマ時間を活用して学習できるため、非常に人気があります。
しかし、
「毎日、何か月も続けているのに英語力が伸びない。」
「TOEIC LR試験のスコアが思うように上がらない。」
「発音の駄目な点は指摘されるけれど、どうやって改善すれば良いのか分からない」
という声も少なくありません。
もちろん、英語学習アプリそのものが悪いわけではありません。
単語学習や復習、発音練習、学習習慣づくりには非常に優れたツールです。
しかし、英語学習アプリだけで英語を習得しようとすると、学習効率は大きく下がります。
その理由は、アプリでの学習は英語力を伸ばすために最も重要な「大量かつ体系的なインプット学習」には向いていないからです。
この記事では、アプリでの学習が非効率的でお勧めできない理由を6つの観点からまとめました。
おすすめできない理由1 スマートフォンは誘惑が多い
英語学習アプリ最大の弱点は、スマートフォンという学習環境そのものにあります。
スマートフォンは勉強専用の端末ではありません。
学習中でも、
- LINE
- メール
- X(旧Twitter)
- YouTube
- TikTok
- ゲーム
- ニュース
など、学習を中断させる誘惑が常に存在します。
「通知だけ確認しよう。」と思っただけなのに、気付けばYouTubeやSNSを30分見続けていたという経験は、多くの人にあるでしょう。
英語学習では、集中した状態でインプット学習をすることが重要です。しかしスマートフォンは、その集中を何度も途切れさせてしまいます。
通知機能がない紙の参考書には、このような誘惑はありません。
学習効率は教材だけでなく、「どんな環境で勉強するか」によっても大きく左右されます。
おすすめできない理由2 スマートフォンの画面が小さく、情報量が少ない
スマートフォンは、大量の英語を読むための端末としては適していません。
紙の参考書であれば、
- 見開き2ページを一覧できる
- 前後のページを比較できる
- 表や図をまとめて確認できる
- 長文全体の構成を把握できる
というメリットがあります。
参考画像: 難易度が高いTOEIC LR試験 Part7のトリプルパッセージ問題。※画像はクリックすると大きくなります。

上の画像、長文読解の中には複数の英文記事を読みながら問題を解く必要があるものも有ります。こういった難易度が高い英文問題は、スマートフォンの小さい場面では再現不可能です。
このようにスマートフォンでは、
- 一度に表示できる文字数が少ない
- スクロールが頻繁に必要
- 文脈や全体像を把握しにくい
という欠点があります。
そのため、多くの英語学習アプリも、
- 数行の例文
- 数秒の音声
- 短いダイアログ
を中心に構成されています。
しかし実際には、
- TOEICの長文問題 ※上の画像
- 英検の長文読解
- 洋書
- 英字新聞
- ビジネスメール
など、まとまった長さの英文を大量に読む力が求められます。
参考画像: TOEIC LR試験 Part7に登場するニュース記事の英文。英文の難易度が高く、情報量が非常に多いです。

英語力は、短い英文を数多く見ることではなく、長い英文を大量に読み、英語に触れる時間を積み重ねることで伸びていきます。
スマートフォンは手軽に学習を始められる反面、画面サイズの制約から、大量のインプット学習には向いていないと言えるでしょう。
おすすめできない理由3 英語を体系的に学べない
英語は積み上げ型の学問です。
例えば、現在完了を理解するには時制を理解している必要があります。
関係詞を理解するには、品詞や文型の知識が必要です。
つまり、英語は一つひとつの知識がつながっています。
紙の参考書では、
- 文法が体系的に整理されている
- 前の章へ戻れる
- 必要なページを比較できる
- 解説をじっくり読める
ため、知識を積み重ねながら学習できます。
参考画像: 高校英文法で学ぶ分詞について。現在分詞と過去分詞が比較される形で解説されています。

一方、多くの英語学習アプリは、「問題を解くこと」を中心に設計されています。
そのため、
- 四択問題
- 穴埋め問題
- 並べ替え問題
が多くなります。
もちろん問題演習は重要です。
しかし、
- なぜその答えになるのか
- 他の文法事項とどう関係しているのか
- 英語全体の仕組みはどうなっているのか
という理解を深めるには、問題演習だけでは十分ではありません。
発音アプリのELSAでは「駄目だった点は指摘されるが、どうやって改善すれば良いのかが全然分からない」という指摘が長年有り、改善される予定も有りません。
さらに、スマートフォンでは複数のページを見比べたり、前の単元へ何度も戻ったりすることも苦手です。
その結果、知識が断片化しやすく、「英語を理解する学習」ではなく、「問題を解く学習」になってしまうことがあります。
おすすめできない理由4 検索性・閲覧性が低い
紙の参考書では、「あの説明をもう一度読みたい。」と思ったら、すぐに目的のページを開くことができます。
また、
- 付箋を貼る
- 重要な部分に線を引く
- 余白にメモを書く
- 前後のページを見比べる
といった使い方も簡単です。
一方、英語学習アプリでは、
- レッスン番号を探す
- メニューを開く
- スクロールする
必要があり、目的の内容へ戻るだけでも時間がかかることがあります。
例えば、「現在完了と過去形の違いをもう一度確認したい。」「前置詞の説明を読み直したい。」と思っても、紙の参考書のようにすぐ目的のページへ戻ることは簡単ではありません。
英語は、一度学んで終わりではなく、何度も前の内容へ戻りながら理解を深める教科です。
そのため、検索性や閲覧性の低さは、学習期間が長くなるほど大きなデメリットになります。
おすすめできない理由5 日本人学習者向けに最適化されていない
DuolingoやELSA Speakなどの英語学習アプリは、世界中で利用されている優れたサービスです。
しかし、それは同時に、世界中の学習者を対象に設計されていることも意味します。
つまり、日本人だけでなく、
- スペイン語話者
- 中国語話者
- 韓国語話者
- フランス語話者
など、さまざまな母語を持つ学習者が利用することを前提に作られています。
そのため、日本人が特につまずきやすい
- 冠詞(a / the)
- 前置詞
- 可算名詞・不可算名詞
- 語順
- 時制
などについて、日本語で詳しく解説する設計にはなっていません。
また、
- TOEIC
- 英検
- 大学受験
- 学校英語
など、日本独自の試験や学習内容にも最適化されているわけではありません。
もちろん、世界中で利用されていること自体は大きな強みです。
しかし、日本人が効率よく英語を学ぶという観点では、日本人向けに作られた参考書や教材の方が理解しやすく、学習効率が高い場面も少なくありません。
おすすめできない理由6 「勉強した気になる」ことが最大の落とし穴
英語学習アプリの最大の問題は、「勉強した気になりやすいこと」です。
Duolingoやabceedなどのアプリでは、
- 毎日の学習記録が残る
- 連続学習日数(ストリーク)が増える
- レベルアップする
- ポイントやバッジを獲得できる
など、ゲームのような仕組み(ゲーミフィケーション)が数多く取り入れられています。
こうした仕組みは、学習を継続するモチベーションを高めるという点では非常に優れています。
しかし、その一方で、「毎日アプリを開いているから英語力も伸びているはずだ。」と錯覚してしまう危険性があります。
実際には、
- 英文を大量に読んでいない
- 長時間のリスニングをしていない
- 文法を体系的に理解していない
- 英語を話す時間も十分ではない
にもかかわらず、
「今日も勉強した。」という達成感だけが積み重なってしまうことがあります。
英語力を伸ばすために重要なのは、「アプリを開いた時間」ではなく、「英語に触れた量」と「理解の深さ」です。
たとえ毎日10分アプリを使い続けても、英語に触れる量が不足していれば、大きな英語力の向上は期待できません。
英語学習アプリは、本格的な英語学習を支える補助教材として活用してこそ、本来の価値を発揮します。
英語学習アプリは「補助教材」として使うのがベスト
ここまで紹介したように、英語学習アプリにはいくつかの限界があります。
しかし、それは「英語学習アプリは使うべきではない」という意味ではありません。
実際には、
- 毎日の学習習慣を作る
- 単語を復習する
- 発音を確認する
- スキマ時間を活用する
という用途では非常に優れています。
参考画像: この記事を書いている私も移動時間・歩いている時間はアプリを使ってリスニング学習をしています。

一方で、
- 文法を体系的に学ぶ
- 長文を大量に読む
- 発音について体系的に学ぶ
といった学習は、紙の参考書を使って学習した方がはるかに効率よく学習することができます。
つまり、英語学習アプリはメイン教材ではなく、補助教材として位置付けるのが最も効果的です。
英語力を本気で伸ばしたいのであれば、次のような学習方法がおすすめです。
1. 日本人向けの参考書で文法を体系的に学ぶ
英語は積み上げ型の学問です。
まずは、日本人向けに作られた参考書を使い、
- 文法
- 語彙
- 英文解釈
- 発音
などを体系的に理解することが重要です。
アプリのように問題だけを解くのではなく、「なぜそうなるのか」を理解することが、その後の英語力を大きく左右します。
参考画像: 参考書を使ってRの発音について学ぶ。Rの発音のコツが分かります。

2. 英語絵本や多読教材で大量のインプットを行う
英語力を伸ばす最大のポイントは、英語に触れる量です。
日本の受験・試験対策の参考書しか読んでいない人だと、上級者に到達するのは難しいし、英会話も出来るようにはなりません。
英語絵本やGraded Readers(レベル別リーダー)、洋書などを活用し、自分のレベルに合った英文を大量に読みましょう。
(参考記事 お勧めの英語絵本)

また、音声付き教材を使えば、
- リーディング
- リスニング
を同時に鍛えることもできます。
英語学習アプリで短い例文を読むよりも、何十冊もの英語絵本や多読教材に触れた方が、英語力は大きく伸びます。
3. オンライン英会話でアウトプットする
インプットした英語は、実際に使って初めて定着します。
オンライン英会話を活用し、
- 学んだ単語
- 文法
- 英語表現
を積極的に使うことで、「知っている英語」が「使える英語」へと変わっていきます。
英語学習では、インプット → アウトプット → フィードバックを繰り返すことが、最も効率の良い学習方法です。
ハル英語4技能アカデミー(ハルヨン)では、日本人学習者向けに体系化されたカリキュラムをもとに、文法・語彙・発音・英会話をバランスよく学ぶことができます。
また、集中的に英語力を伸ばしたい方には、フィリピン留学で最も英語力が伸ばせる語学学校バックワイズで学習することもおすすめです。
日本でのオンラインレッスンとフィリピン留学を組み合わせることで、安価に、そして効率よく英語力を大きく伸ばすことができます。
まとめ
Duolingoやabceed、ELSA Speakなどの英語学習アプリは、学習習慣を作ったり、復習したりするには優れたツールです。
しかし、英語力を本格的に伸ばすためには、次のような課題があります。
- スマートフォンは誘惑が多く、集中力が続きにくい
- スマートフォンの画面は小さく、大量のインプット学習に向いていない
- 英語を体系的に学びにくく、「問題を解く学習」になりやすい
- 検索性・閲覧性が低く、復習や知識の整理がしにくい
- 世界共通の設計であり、日本人学習者に最適化されていない
- 「毎日勉強した」という満足感だけが残り、本当の英語力が伸びないことがある
英語学習アプリは、「英語学習を始めるきっかけ」や「スキマ時間の復習」には非常に役立ちます。
しかし、英語学習アプリだけでは、英語力を飛躍的に伸ばすことは難しいでしょう。
本当に英語を身につけたいのであれば、
- 体系的な参考書で理解する
- 英語絵本や多読教材で大量のインプットを行う
- オンライン英会話や留学で集中的にインプット学習とアウトプット学習を行う
という王道の学習方法が、今もなお最も効果的です。
便利なアプリに頼り切るのではなく、「英語学習の主役は大量かつ体系的な学習である」ということを忘れず、アプリはあくまでも補助教材として活用しましょう。
それが、遠回りに見えて、実は英語を最も効率よく習得する近道なのです。
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語学学校バックワイズ/オンラインレッスンのハルヨン 英語力をどれだけ伸ばせるか
以下、語学学校バックワイズ/オンラインレッスンのハルヨンの共通の特徴・学習の生活についてです。
フィリピン留学で最も英語力を伸ばせる語学学校バックワイズでは、下記の学習目標が達成可能です。
- 2ヶ月で中学英文法をゼロから習得。英会話ができるようになる
- 3ヶ月で高校英文法を理解し、実践的な英会話力を身につける
- TOEIC試験のスコアを3ヶ月で200点以上アップさせる
オンラインレッスンのハル英語4技能アカデミー(ハルヨン)では、下記の学習目標が達成可能です。
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【補足】語学学校バックワイズの学習時間は1日8-10時間、オンラインレッスンのハル英語4技能アカデミー(ハルヨン)は1日2-3時間ですので、その分だけ学習の成果に差があります。
卒業生の学習実績
下記の4つのレベルに応じてそれぞれ紹介しているのでご自身に合ったレベルの記述を読み進めて下さい。
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(2) 高校英文法レベルから学び直す場合
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以下にこれらの学習目標を達成した卒業生の体験談を紹介していきます。
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社会人の短期留学(1-2週間)

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高校生のフィリピン留学、英検対策・大学入試対策


バックワイズの紹介動画
バックワイズ学習面の特徴についてまとめた動画を公開しています。約5分間の動画でバックワイズが他のフィリピン留学の語学学校とどう違うのかを確認出来ます。

