Someday

Someday / Alison McGhee (著), Peter H. Reynolds (イラスト)

目次

本文加工

(1) 愛おしい日々のはじまり(The Early Years of Love)

One day / I counted your fingers and kissed each one.

One day / the first snowflakes (雪の結晶) fell, and I held you up (あなたを高く抱き上げた) and watched them (雪片) melt / on your baby skin. *知覚動詞

One day / we crossed /krɒst/ the street, and you held my hand tight.

Then (あの頃は) , you were my baby, and now you are my child.

(2) 未知なる世界への跳躍(Daring to Dream)

Sometimes, when you sleep, I watch you dream, and I dream too…. *知覚動詞

That someday (いつか、未来の情景) you will dive / into the cool, clear water / of a lake.

子どもが成長し、自分の意志で新しい世界、美しく、純粋で、生命力に満ちた素晴らしい世界、未知の体験へと、恐れずに飛び込んでいく躍動感を象徴

Someday you will walk / into a deep wood.

人生の途上で出会う、神秘的で、時に畏怖を覚えるような深い経験や試練へ自ら進んでいく成長のプロセスを暗示しています。

Someday your eyes will be filled with a joy so deep that they shine. *結果を表す接続詞that

心の中の深い喜びが溢れ出た結果、子どもの「両方の目(they)」がまるで星や光のように生き生きと輝きを放つ様子を描写しています。

Someday you will run so fast and so far (that) / your heart will feel like fire. *結果を表す接続詞thatが省略されている

「so ~(とても〜)」が2回繰り返されることで、子どもの身体的なエネルギーの爆発や、どこまでも自分の力で進んでいける圧倒的な自由さと若さを強調しています。

Someday you will swing (ブランコなどで揺れる) high—so high, higher / than you ever dared to (あえて〜する) swing.

ブランコを力いっぱい漕いで、過去の自分が「怖くて挑戦すらできなかった(ever dared to)」次元の高さ、つまり自己の限界をはるかに超えた高みへと到達する成長と自立の瞬間を象徴しています。

Someday you will hear something so sad that you will fold up / with sorrow /ˈsɒr.oʊ/ (深い悲しみに打ちひしがれて体を丸める) .

(3) いつか訪れる旅立ち(The Day You Fly Away)

Someday you will call a song / to the wind, and the wind will carry your song away (離れて) .

自然の広大な空間の中で、自分の心にある歌(感情や表現)を解き放つ自由な様子を描いています。我が子が自らの声を世界へ届ける自立の象徴でもあります。そして、歌ったメロディが風に乗って見えなくなっていく様子を描き、子どもの表現や影響力が、親の手の届かない遠くの世界まで広がっていく未来を暗示しています。

Someday / I will stand / on this porch and watch your arms waving / to me / until I no longer see you (もはや見えなくなるまで) .

Someday / you will look / at this house and wonder / how something / that feels so big / can look so small.

(4) 受け継がれる愛の記憶(Love Remembered and Passed On)

Someday you will feel a small weight / against your strong back.

Someday I will watch you brushing (髪を梳かす) your child’s hair.

Someday, a long time / from now, your own hair will glow silver / in the sun. *SVC 第2文型

And when that day comes, love (愛しい我が子よ) , you will remember me.

英単語・英語表現

(1) 愛おしい日々のはじまり(The Early Years of Love)

  • One day
    • /wʌn deɪ/ : WUN-DAY
    • ある日、いつか : On a particular day in the past or at some unspecified time in the future.
    • 語源: one は古英語 ān「一つ」に由来します。day は古英語 dæg「日」に由来します。
    • 解説: one day は文脈によって、過去の「ある日」と未来の「いつか」の両方を表せます。この作品ではこの二つの意味が重要で、冒頭では母親が子どもの幼い頃の「ある日」を振り返り、後半では成長した子どもの未来の「いつか」を思い描きます。同じ表現を繰り返すことで、過去から未来へ続く時間の流れが作られています。
    • 発音のコツ: one /wʌn/ は最初に唇を丸めて /w/ を出します。one day は /wʌndeɪ/ と滑らかにつなげ、day の /eɪ/ は「エ→イ」と変化する二重母音です。
  • counted
    • /ˈkaʊn.t̬ɪd/ : KOWN-tid
    • 数えた : Determined how many people or things there were by counting them.
    • 語源: 古フランス語 conter「数える、計算する」を経て、ラテン語 computare「計算する」にさかのぼります。
    • 解説: count の過去形です。One day I counted your fingers and kissed each one. では、母親が幼い子どもの指を一本ずつ数えています。単に本数を確認しているというより、その直後に kissed each one と続くことで、小さな指一本一本に目を向ける親密な場面として描かれています。
    • 発音のコツ: counted は /ˈkaʊn.t̬ɪd/ の2音節です。アメリカ英語では母音に挟まれた /t/ がフラップになり、「カウンディド」に近く聞こえることがあります。
  • kissed each one
    • /kɪst iːtʃ wʌn/ : KIST-EECH-WUN
    • その一本一本にキスをした、それぞれにキスをした : Kissed every one of them individually.
    • 語源: kiss は古英語 cyssan「キスする」に由来します。each は古英語 ǣlc「それぞれ」に由来します。
    • 解説: each one で「一つ一つ、それぞれ」です。ここで one は直前の fingers の一本一本を指しています。I counted your fingers and kissed each one. なので、「指を数え、その一本一本にキスをした」という意味です。each が入ることで、すべての指に一つずつキスをしたことが強調されています。
    • 発音のコツ: kissed は /kɪst/ で -ed は /t/ です。kissed each は /kɪstiːtʃ/ とつなげます。each /iːtʃ/ の /iː/ を十分に伸ばします。
  • the first snowflakes
    • /ðə fɝːst ˈsnoʊ.fleɪks/ : thə-FURST-SNOH-flayks
    • 最初の雪片、初雪の雪片 : The first individual flakes of snow to fall.
    • 語源: first は古英語 fyrst「最初の」に由来します。snowflake は snow「雪」+ flake「薄片、小片」から成ります。
    • 解説: snowflake は一つ一つの「雪片、雪の結晶」を指します。the first snowflakes fell なので、「最初の雪片が降ってきた」、自然な日本語では「初雪が降ってきた」という場面です。ただし snowflakes は具体的な雪片を指しているため、その後の watched them melt on your baby skin の them もこの雪片を受けています。
    • 発音のコツ: first はアメリカ英語で /fɝːst/ と r をしっかり響かせます。snowflakes /ˈsnoʊ.fleɪks/ は第1音節に強勢があり、最後の /ks/ まで発音します。
  • held you up
    • /held juː ʌp/ : HELD-yoo-UP
    • あなたを抱き上げた、あなたを上へ持ち上げた : Lifted and held you in a higher position.
    • 語源: held は hold の過去形で、古英語 healdan「持つ、支える」に由来します。up は古英語 up「上へ」に由来します。
    • 解説: hold someone up には複数の意味がありますが、ここでは幼い子どもを「上へ抱き上げる」という文字どおりの意味です。I held you up and watched them melt on your baby skin. と続き、母親が子どもを抱き上げ、降ってきた雪片がその肌の上で溶けるのを見ています。「高々と」までの高さは原文からは分からないため、「抱き上げた」程度に捉えるのが自然です。
    • 発音のコツ: held /held/ の最後の /d/ と you /juː/ がつながり、/heldʒuː/ に近く聞こえることがあります。you up も /juːʌp/ と滑らかにつなげます。
  • watched them melt
    • /wɑːtʃt ðəm melt/ : WATCHT-thəm-MELT
    • それらが溶けるのを見た、雪片が溶けていくのを見守った : Watched the snowflakes melt.
    • 語源: watch は古英語 wæccan「目を覚ましている、見張る」に由来します。melt は古英語 meltan「溶ける」に由来します。
    • 解説: watch + 目的語 + 動詞の原形の知覚動詞構文です。them は直前の snowflakes を指し、melt がその動作です。watched them melt で「雪片が溶けるのを見た」となります。原形 melt を使うことで、雪片が肌に触れて溶ける出来事を一まとまりの動作として捉えています。
    • 発音のコツ: watched は /wɑːtʃt/ で -ed は /t/ です。watched them では /tʃt/ から /ð/ へ移るため、語尾に余計な母音を入れないようにします。
  • on your baby skin
    • /ɑːn jɚ ˈbeɪ.bi skɪn/ : AHN-yer-BAY-bee-SKIN
    • あなたの赤ちゃんの肌の上で、幼いあなたの肌の上で : On your skin when you were a baby.
    • 語源: baby は中英語 babe などに由来します。skin は古ノルド語 skinn「皮、皮膚」に由来します。
    • 解説: baby skin は「赤ちゃんの肌」です。watched them melt on your baby skin で「雪片が幼いあなたの肌の上で溶けるのを見た」という意味になります。baby が skin を修飾し、当時の子どもの幼さを具体的に感じさせています。
    • 発音のコツ: your は自然な会話では /jɚ/ と弱くなりやすいです。baby /ˈbeɪ.bi/ は第1音節に強勢を置き、skin /skɪn/ の /sk/ に母音を挟まないようにします。
  • crossed the street
    • /krɔːst ðə striːt/ : KRAWST-thə-STREET
    • 通りを渡った、道路を横切った : Went from one side of the street to the other.
    • 語源: cross は古フランス語 crois「十字架」を経て、ラテン語 crux「十字架」にさかのぼります。street は古英語 strǣt「舗装道路」に由来します。
    • 解説: cross the street は「道路を横断する」という基本表現です。One day we crossed the street, and you held my hand tight. では、親子が道路を渡るという日常の一場面が描かれています。子どもが親の手を強く握ったことと組み合わせることで、幼い頃の親子の距離の近さが伝わります。
    • 発音のコツ: crossed は /krɔːst/ で -ed は /t/ です。street /striːt/ は語頭の /str/ を一気に発音し、/iː/ を長く伸ばします。
  • held my hand tight
    • /held maɪ hænd taɪt/ : HELD-my-HAND-TYTE
    • 私の手をぎゅっと握った、私の手をしっかり握った : Held my hand firmly.
    • 語源: hold は古英語 healdan「持つ、支える」に由来します。hand は古英語 hand「手」、tight は古ノルド語 þéttr「密な、きつい」に由来します。
    • 解説: tight はここでは hold の仕方を説明し、「しっかりと、ぎゅっと」という意味で副詞的に使われています。you held my hand tight で「あなたは私の手をぎゅっと握った」。tightly とすることもできますが、hold ~ tight は日常英語で自然に使われる表現です。
    • 発音のコツ: held /held/ と hand /hænd/ の最後の子音を落としすぎないようにします。tight /taɪt/ は /aɪ/ を「ア→イ」と変化させ、最後の /t/ で短く止めます。
  • Then
    • /ðen/ : THEN
    • あの頃は、その時は : At that time.
    • 語源: 古英語 þanne, þonne「その時、それから」に由来します。
    • 解説: then には「それから」と「その時、当時」という意味があります。Then, you were my baby, and now you are my child. では後半の now と対比されているため、「それから」ではなく「あの頃は、その時は」という意味です。Then と now の対比によって、子どもの成長と時間の経過が一文の中で鮮明に示されています。
    • 発音のコツ: then /ðen/ の /ð/ は舌先を上下の前歯の間に軽く出し、声を伴って発音します。
  • now
    • /naʊ/ : NOW
    • 今は、今では : At the present time.
    • 語源: 古英語 nū「今」に由来します。
    • 解説: Then, you were my baby, and now you are my child. の then と対になる語です。「あの頃は私の赤ちゃんだった。でも今では私の子ども」という時間の変化を表します。baby から child への変化と then から now への変化が対応しています。
    • 発音のコツ: now /naʊ/ の /aʊ/ は「ア→ウ」と一続きに変化させます。日本語の「ナウ」のように二つの母音を切り離さないようにします。
  • my child
    • /maɪ tʃaɪld/ : my-CHYLD
    • 私の子ども、私の成長した子ども : My son or daughter.
    • 語源: child は古英語 cild「子ども」に由来します。
    • 解説: Then, you were my baby, and now you are my child. では baby と child が意図的に対比されています。どちらも「子ども」ですが、baby は乳幼児期の小さな子どもを指すのに対し、child はそれより広い年齢の「子ども」を表します。ここでは「赤ちゃんだったあなたが、今では成長した子どもになった」という時間の経過を表しています。
    • 発音のコツ: child /tʃaɪld/ は一音節です。/tʃ/ から /aɪ/、最後の /ld/ まで一続きに発音し、「チャイルド」のように最後へ母音を加えないようにします。

(2) 未知なる世界への跳躍(Daring to Dream)

  • Sometimes
    • /ˈsʌm.taɪmz/ : SUM-tymz
    • 時々、時には : On some occasions but not always.
    • 語源: some「いくらかの」+ times「時、回」から成ります。
    • 解説: sometimes は「時々」という頻度を表す副詞です。Sometimes, when you sleep, I watch you dream, and I dream too…. では、子どもが眠っているときに、母親がその姿を見ながら自分も未来を思い描くことがある、という意味です。
    • 発音のコツ: /ˈsʌm.taɪmz/ で第1音節に強勢があります。最後は /mz/ なので、/s/ ではなく有声音 /z/ で終わります。
  • watch you dream
    • /wɑːtʃ juː driːm/ : WATCH-yoo-DREEM
    • あなたが夢を見るのを見守る : Watch you while you are dreaming.
    • 語源: watch は古英語 wæccan「見張る、目を覚ましている」に由来します。dream は古英語 drēam に由来します。
    • 解説: watch + 目的語 + 動詞の原形という知覚動詞構文です。you が目的語、dream が原形です。I watch you dream. で「あなたが夢を見るのを見守る」となります。ここでは実際に眠って夢を見ている子どもと、その子どもの未来を dream「思い描く」母親が続けて描かれ、dream の二つの意味が重ねられています。
    • 発音のコツ: watch you は /wɑːtʃjuː/ と滑らかにつなげます。dream /driːm/ は /dr/ に余計な母音を入れず、/iː/ を十分に伸ばします。
  • dream too
    • /driːm tuː/ : DREEM-TOO
    • 私も夢を見る、私も未来を思い描く : Dream as well; also imagine something hoped for in the future.
    • 語源: dream は古英語 drēam に由来します。too は古英語 tō「さらに、~も」に由来します。
    • 解説: and I dream too では、直前の you dream と同じ dream が繰り返されています。ただし子どもの dream は睡眠中に「夢を見る」、母親の dream はこれから子どもに訪れる未来を「夢見る、思い描く」という意味として読むことができます。同じ単語を繰り返しながら意味をずらした表現です。
    • 発音のコツ: dream /driːm/ と too /tuː/ はどちらも /iː/, /uː/ の長い母音を持ちます。dream の最後の /m/ で唇を閉じてから too へ移ります。
  • That someday
    • /ðæt ˈsʌm.deɪ/ : that-SUM-day
    • いつか~するということを : That at some unspecified time in the future something will happen.
    • 語源: that は古英語 þæt に由来します。someday は some + day から成ります。
    • 解説: That someday you will dive … は独立した文というより、直前の I dream too … の内容を示す that節です。「私も夢を見る――いつかあなたが……することを」というつながりです。ここから someday が繰り返され、母親が想像する子どもの未来が次々と描かれていきます。
    • 発音のコツ: that /ðæt/ の /ð/ は有声音です。someday /ˈsʌm.deɪ/ は第1音節に強勢を置き、day の /eɪ/ を明瞭に発音します。
  • dive into
    • /daɪv ˈɪn.tuː/ : DYV-IN-too
    • ~に飛び込む、~の中へ潜り込む : Jump or plunge into something, especially water.
    • 語源: dive は古英語 dȳfan「沈める」などに関連します。into は in + to から成ります。
    • 解説: dive into ~ で「~に飛び込む」です。someday you will dive into the cool, clear water of a lake では、子どもが湖の澄んだ水へ飛び込む未来を描いています。新しい世界への挑戦を象徴していると読むこともできますが、まずは実際に湖へ飛び込む具体的な情景として捉えるのが基本です。
    • 発音のコツ: dive /daɪv/ の最後は有声音 /v/ です。dive into は /daɪvˈɪntuː/ と滑らかにつなげます。
  • cool, clear water of a lake
    • /kuːl klɪr ˈwɔː.t̬ɚ əv ə leɪk/ : KOOL-KLEER-WAW-der-əv-ə-LAYK
    • 湖の冷たく澄んだ水 : Cool and transparent water in a lake.
    • 語源: cool は古英語 cōl「冷たい」、clear はラテン語 clarus「明るい、澄んだ」に由来します。water は古英語 wæter、lake はラテン語 lacus「湖、池」にさかのぼります。
    • 解説: cool, clear と二つの形容詞を並べて water を修飾しています。cool は水の温度・感触、clear は水の透明さを表し、湖へ飛び込む場面を触覚と視覚の両方から描写しています。
    • 発音のコツ: アメリカ英語の water は /ˈwɔː.t̬ɚ/ で /t/ がフラップになり、「ウォーダー」に近く聞こえます。of a は /əvə/ と弱くつなげます。
  • walk into a deep wood
    • /wɔːk ˈɪn.tuː ə diːp wʊd/ : WAWK-IN-too-ə-DEEP-WOOD
    • 深い森の中へ歩いて入る : Walk into a thick or extensive wooded area.
    • 語源: walk は古英語 wealcan「転がる、動く」に由来します。deep は古英語 dēop「深い」、wood は古英語 wudu「森、木」に由来します。
    • 解説: a deep wood の wood は不可算的に「森、森林」を表し、deep は森の奥深さを表しています。Someday you will walk into a deep wood. で「いつかあなたは深い森へ歩いて入っていくだろう」。人生の未知の経験を象徴すると読むこともできますが、原文自体はまず森へ入っていく未来の情景を描いています。
    • 発音のコツ: walk /wɔːk/ の l は発音しません。deep /diːp/ と wood /wʊd/ は /iː/ と /ʊ/ の母音の違いを意識します。
  • be filled with a joy so deep
    • /biː fɪld wɪð ə dʒɔɪ soʊ diːp/ : bee-FILD-with-ə-JOY-soh-DEEP
    • とても深い喜びで満たされる : Be completely filled with an extremely deep feeling of happiness.
    • 語源: fill は古英語 fyllan「満たす」に由来します。joy は古フランス語 joie「喜び」に由来します。deep は古英語 dēop「深い」に由来します。
    • 解説: be filled with ~ で「~で満たされる」です。your eyes will be filled with a joy so deep that they shine では、a joy が so deep that … によって修飾され、「目が輝くほど深い喜び」という意味になります。ここでは eyes が喜びそのものによって満たされるという詩的な表現です。
    • 発音のコツ: filled /fɪld/ は一音節で、最後の /ld/ に母音を加えません。with a は /wɪðə/、joy so は /dʒɔɪsoʊ/ とつなげます。
  • that they shine
    • /ðæt ðeɪ ʃaɪn/ : that-THAY-SHYN
    • その結果、目が輝くほど : With the result that the eyes shine.
    • 語源: that は古英語 þæt に由来します。shine は古英語 scīnan「輝く」に由来します。
    • 解説: so deep that they shine の so … that ~「とても…なので~」という結果構文の that節です。they は直前の your eyes を指しています。喜びが非常に深いため、その喜びが目の輝きとなって外に現れる、という意味です。
    • 発音のコツ: that と they はどちらも /ð/ で始まります。舌先を前歯の間に軽く出し、声を伴わせます。shine /ʃaɪn/ の /aɪ/ を明瞭に発音します。
  • run so fast and so far
    • /rʌn soʊ fæst ən soʊ fɑːr/ : RUN-soh-FAST-ən-soh-FAR
    • とても速く、そしてとても遠くまで走る : Run both very fast and a very long distance.
    • 語源: run は古英語 rinnan「走る」、fast は古英語 fæst「しっかりと」、far は古英語 feor「遠く」に由来します。
    • 解説: so fast and so far と so が繰り返され、「速さ」と「距離」の両方が強調されています。Someday you will run so fast and so far your heart will feel like fire. では、後ろに結果を表す that が省略されていると考えられ、「とても速く、とても遠くまで走るので、心臓が火のように感じられる」という構造です。
    • 発音のコツ: アメリカ英語では fast は /fæst/、far は /fɑːr/ です。and は自然な会話では /ən/ と弱くなりやすいです。
  • your heart will feel like fire
    • /jɚ hɑːrt wɪl fiːl laɪk ˈfaɪɚ/ : yer-HART-wəl-FEEL-lyke-FY-er
    • 心臓が火のように感じられるだろう、胸が燃えるように熱く感じられるだろう : Your heart will feel intensely hot or burning, as if it were fire.
    • 語源: heart は古英語 heorte「心臓」に由来します。feel は古英語 fēlan「感じる」、fire は古英語 fȳr「火」に由来します。
    • 解説: like fire は「火のように」という直喩です。直前の run so fast and so far を受けているため、まずは激しく走った結果、心臓や胸が燃えるように感じられる身体感覚を表しています。情熱の比喩として読むことも可能ですが、原文では走ることによる身体感覚との結びつきが直接的です。
    • 発音のコツ: アメリカ英語の heart は /hɑːrt/ で r を響かせます。fire は /ˈfaɪɚ/ で、「ファイア」と二つにはっきり切るより滑らかに発音します。
  • swing high—so high, higher than you ever dared to swing
    • /swɪŋ haɪ soʊ haɪ ˈhaɪ.ɚ ðæn ju ˈev.ɚ derd tə swɪŋ/ : SWING-HY-soh-HY-HY-er-than-yoo-EV-er-DAIRD-tə-SWING
    • 高く――とても高く、これまであえて漕ごうとしたことのないほど高くブランコを漕ぐ : Swing very high, higher than you have ever previously dared to swing.
    • 語源: swing は古英語 swingan「振る、揺れる」に由来します。dare は古英語 durran「~する勇気がある」に由来します。
    • 解説: swing high で「ブランコで高く揺れる、高く漕ぐ」という意味です。higher than you ever dared to swing は「これまであなたがあえて漕ごうとしたことのある高さよりもさらに高く」。dare to + 動詞で「思い切って~する、勇気を出して~する」です。high → so high → higher と段階的に繰り返すことで、高さが増していく感覚が作られています。
    • 発音のコツ: swing /swɪŋ/ の最後は /ŋ/ で、/g/ を独立して発音しません。higher /ˈhaɪ.ɚ/ は2音節です。dared to は自然な会話では /derd tə/ と滑らかにつながります。
  • swing
    • /swɪŋ/ : SWING
    • (ブランコなどで)揺れる、ブランコを漕ぐ : Move backward and forward through the air, especially on a swing.
    • 語源: 古英語 swingan「振る、揺らす」に由来します。
    • 解説: swing は名詞なら「ブランコ」、動詞なら「揺れる、ブランコを漕ぐ」です。本文の you will swing high では動詞として使われ、「あなたはブランコで高く漕ぐだろう」という意味です。後半の dared to swing の swing も同じ動詞です。
    • 発音のコツ: /swɪŋ/ は一音節です。語頭の /sw/ を一気に発音し、最後の /ŋ/ は舌先を上あごにつけず、舌の奥を上げて鼻へ響かせます。
  • hear something so sad
    • /hɪr ˈsʌm.θɪŋ soʊ sæd/ : HEER-SUM-thing-soh-SAD
    • とても悲しいことを耳にする : Hear something that causes very deep sadness.
    • 語源: hear は古英語 hīeran「聞く」に由来します。something は some + thing、sad は古英語 sæd に由来します。
    • 解説: hear something で「何かを耳にする」です。something so sad that … では something を so sad が説明し、その後ろの that節が結果を表します。「あまりにも悲しいことを耳にするので、その悲しみで体を折りたたむようになる」という流れです。人生には喜びだけでなく深い悲しみも訪れるという未来を描いています。
    • 発音のコツ: something /ˈsʌm.θɪŋ/ の /θ/ は舌先を前歯の間に軽く出して無声音で発音します。sad /sæd/ の /æ/ は口を横に広げます。
  • fold up with sorrow
    • /foʊld ʌp wɪð ˈsɑːr.oʊ/ : FOHLD-UP-with-SAR-oh
    • 悲しみで体を折り曲げる、深い悲しみに打ちひしがれて体を丸める : Bend or curl one’s body inward because of intense sorrow.
    • 語源: fold は古英語 faldan「折りたたむ」に由来します。sorrow は古英語 sorg「悲しみ、苦しみ」に由来します。
    • 解説: fold up は本来「折りたたむ」という意味ですが、人について使うことで、体を折り曲げるように丸くなる様子を表します。you will fold up with sorrow では、非常に悲しいことを聞いた結果、深い悲しみで体を折り曲げるようになるという強い身体的描写です。「泣き崩れる」「膝を抱える」といった具体的な姿勢までは原文に書かれていないため、そこまで限定しない方が正確です。
    • 発音のコツ: fold up は /foʊldʌp/ と滑らかにつなげます。アメリカ英語の sorrow は /ˈsɑːr.oʊ/ で第1音節に強勢を置き、r をしっかり響かせます。

(3) いつか訪れる旅立ち(The Day You Fly Away)

  • call a song to the wind
    • /kɔːl ə sɔːŋ tə ðə wɪnd/ : KAWL-ə-SONG-tə-thə-WIND
    • 風に向かって歌を歌う、風に歌を呼びかける : Sing or call out a song into the wind.
    • 語源: call は古ノルド語 kalla「大声で呼ぶ」に由来します。song は古英語 sang「歌」、wind は古英語 wind「風」に由来します。
    • 解説: call ~ to … で、ここでは「歌を風に向かって呼びかけるように歌う」という詩的な表現です。Someday you will call a song to the wind. では、子どもが自分の声を広い世界へ放つような情景が描かれています。自立や自己表現の象徴として読むこともできますが、まずは風に向かって声高く歌う具体的な場面として捉えるのが自然です。
    • 発音のコツ: call a は /kɔːlə/ と滑らかにつなげます。to the は通常 /tə ðə/ と弱く発音します。wind /wɪnd/ は「風」の意味なので /waɪnd/ ではありません。
  • the wind will carry your song away
    • /ðə wɪnd wəl ˈker.i jɚ sɔːŋ əˈweɪ/ : thə-WIND-wəl-KAIR-ee-yer-SONG-ə-WAY
    • 風があなたの歌を遠くへ運んでいくだろう : The wind will carry your song away from where it was sung.
    • 語源: carry は古フランス語 carier「運ぶ」に由来します。song は古英語 sang「歌」、away は古英語 onweg「離れて、向こうへ」に由来します。
    • 解説: carry ~ away で「~を運び去る、遠くへ運んでいく」です。the wind will carry your song away では、子どもが風に向かって歌った歌を、その風が遠くへ運んでいく様子を描いています。直前の call a song to the wind と対になり、「風に歌を託す→風がその歌を運んでいく」という流れになっています。
    • 発音のコツ: will は自然な会話では /wəl/ と弱くなります。carry はアメリカ英語で /ˈker.i/。your も /jɚ/ と弱くなりやすく、song away は /sɔːŋəˈweɪ/ とつなげます。
  • stand on this porch
    • /stænd ɑːn ðɪs pɔːrtʃ/ : STAND-ahn-this-PORCH
    • このポーチに立つ、この玄関先に立つ : Stand on the porch of this house.
    • 語源: stand は古英語 standan「立つ」に由来します。porch は古フランス語 porche を経て、ラテン語 porticus「柱廊、玄関」にさかのぼります。
    • 解説: porch は一般に、家の玄関前に設けられた屋根付きの空間や張り出した部分を指します。Someday I will stand on this porch … では、親が家に残り、そこから旅立っていく子どもを見送る場面です。「ベランダ」とすると建物の構造が変わる場合があるため、「ポーチ、玄関先」と捉えるのが正確です。
    • 発音のコツ: stand on は /stændɑːn/ とつなげます。porch /pɔːrtʃ/ はアメリカ英語では r をしっかり響かせ、最後の /tʃ/ で短く止めます。
  • watch your arms waving to me
    • /wɑːtʃ jɚ ɑːrmz ˈweɪ.vɪŋ tə miː/ : WATCH-yer-ARMZ-WAY-ving-tə-MEE
    • あなたの腕が私に向かって手を振っているのを見つめる : Watch your arms moving back and forth as you wave to me.
    • 語源: watch は古英語 wæccan「見守る」に由来します。arm は古英語 earm「腕」、wave は古英語 wafian「揺れる、手を振る」に関連します。
    • 解説: watch + 目的語 + 現在分詞の知覚動詞構文です。your arms が目的語、waving が現在分詞で、「あなたの腕が手を振っているところを見ている」という意味です。原形 wave ではなく waving を使うことで、親が子どもの手を振っている最中の動きを見続けている様子が描かれています。
    • 発音のコツ: your は /jɚ/ と弱くなりやすいです。arms /ɑːrmz/ の最後は /z/。waving /ˈweɪ.vɪŋ/ は第1音節に強勢を置きます。
  • until I no longer see you
    • /ənˈtɪl aɪ noʊ ˈlɔːŋ.ɡɚ siː juː/ : ən-TIL-eye-noh-LAWNG-ger-SEE-yoo
    • あなたがもう見えなくなるまで、あなたの姿が見えなくなるまで : Until I am no longer able to see you.
    • 語源: until は古ノルド語 und「~まで」と till「~まで」に由来します。long は古英語 lang「長い」、see は古英語 sēon「見る」に由来します。
    • 解説: no longer + 動詞で「もはや~しない、もう~しない」という重要表現です。watch your arms waving to me until I no longer see you で、「あなたの姿が見えなくなるまで、私に向かって手を振るあなたを見送る」という意味です。どのように姿が見えなくなるのかは原文では示されていないため、「角を曲がる」などの具体的な状況までは限定できません。
    • 発音のコツ: until は /ənˈtɪl/ で第2音節に強勢があります。longer はアメリカ英語で /ˈlɔːŋ.ɡɚ/。see you は /siːjuː/ と滑らかにつなげます。
  • wonder how
    • /ˈwʌn.dɚ haʊ/ : WUN-der-HOW
    • どうして~なのだろうと思う、どうして~なのか不思議に思う : Think with curiosity or surprise about how something can be true.
    • 語源: wonder は古英語 wundrian「驚く、不思議に思う」に由来します。how は古英語 hū「どのように」に由来します。
    • 解説: wonder how + 文で「どうして~なのだろうと思う、どのように~なのか不思議に思う」です。you will look at this house and wonder how something that feels so big can look so small では、成長した子どもが昔暮らしていた家を見ながら、「あんなに大きく感じられるものが、どうしてこんなに小さく見えるのだろう」と思う場面です。
    • 発音のコツ: wonder は /ˈwʌn.dɚ/ で第1音節に強勢があります。wonder how は /ˈwʌndɚhaʊ/ と滑らかにつなげます。
  • something that feels so big
    • /ˈsʌm.θɪŋ ðæt fiːlz soʊ bɪɡ/ : SUM-thing-that-FEELZ-soh-BIG
    • とても大きく感じられるもの : Something that seems or feels very large.
    • 語源: something は some + thing から成ります。feel は古英語 fēlan「感じる」に由来します。big は中英語 big「大きい」に由来します。
    • 解説: that は関係代名詞で something を修飾しています。something that feels so big で「とても大きく感じられるもの」です。この something は直前の this house を指しています。子どもにとって大きく感じられてきた家と、成長後に目で見た家の大きさとの違いが、feel と look の対比によって表されています。
    • 発音のコツ: something /ˈsʌm.θɪŋ/ の /θ/ は舌先を前歯の間に軽く出します。feels /fiːlz/ の最後は /lz/、big /bɪɡ/ の最後は /ɡ/ です。
  • can look so small
    • /kən lʊk soʊ smɔːl/ : kən-LOOK-soh-SMAWL
    • こんなに小さく見える、これほど小さく見える : Can appear so small.
    • 語源: look は古英語 lōcian「見る」に由来します。small は古英語 smæl「小さい、細い」に由来します。
    • 解説: look + 形容詞で「~に見える」です。how something that feels so big can look so small で、「あんなに大きく感じられるものが、どうしてこんなに小さく見えるのだろう」という意味です。feels so big と look so small が鮮明な対比になっており、同じ家でも子どもの頃と成長後では感じ方が変わることを表しています。
    • 発音のコツ: can は強調されなければ /kən/ と弱く発音されます。look /lʊk/ と small /smɔːl/ の母音の違いを意識します。

(4) 受け継がれる愛の記憶(Love Remembered and Passed On)

  • feel a small weight against your strong back
    • /fiːl ə smɔːl weɪt əˈɡenst jɚ strɔːŋ bæk/ : FEEL-ə-SMAWL-WAYT-ə-GENST-yer-STRONG-BACK
    • たくましいあなたの背中に小さな重みを感じる : Feel a small weight resting or pressing against your strong back.
    • 語源: feel は古英語 fēlan「感じる」に由来します。weight は古英語 gewiht「重さ」、strong は古英語 strang「強い」、back は古英語 bæc「背中」に由来します。
    • 解説: feel a weight against one’s back で「背中に重みを感じる」という意味です。small weight と strong back が対照的に置かれ、かつて小さな子どもだった人物が成長し、今度は小さな存在を背負えるほど大きくなったことを感じさせます。後に your child’s hair と明示されるため、世代が次へ受け継がれていく流れの一部として読むことができます。ただし、この一文だけでは「おんぶしている」とまでは明示されていません。
    • 発音のコツ: feel a は /fiːlə/ とつなげます。against は /əˈɡenst/ で第2音節に強勢があります。strong /strɔːŋ/ は語頭の /str/ を一気に発音します。
  • watch you brushing
    • /wɑːtʃ juː ˈbrʌʃ.ɪŋ/ : WATCH-yoo-BRUSH-ing
    • あなたが髪をとかしているのを見る、あなたが髪をとかしている姿を見守る : Watch you while you are brushing someone’s hair.
    • 語源: watch は古英語 wæccan「見守る」に由来します。brush は古フランス語 broisse「ブラシ、低木」などに由来します。
    • 解説: watch + 目的語 + 現在分詞という知覚動詞構文です。Someday I will watch you brushing your child’s hair. では you が目的語、brushing が現在分詞で、「あなたが自分の子どもの髪をとかしているところを見る」という意味です。かつて世話をされる側だった子どもが、今度は自分の子どもを世話する側になった未来が描かれています。
    • 発音のコツ: watch you は /wɑːtʃjuː/ と滑らかにつなげます。brushing /ˈbrʌʃ.ɪŋ/ は第1音節に強勢を置き、/br/ に余計な母音を入れないようにします。
  • a long time from now
    • /ə lɔːŋ taɪm frəm naʊ/ : ə-LAWNG-TYME-frəm-NOW
    • 今からずっと先に、今から長い年月が経った未来に : At a time far in the future.
    • 語源: long は古英語 lang「長い」、time は古英語 tīma「時間」、now は古英語 nū「今」に由来します。
    • 解説: a long time from now で「今からずっと先に、遠い未来に」という表現です。Someday, a long time from now, your own hair will glow silver in the sun. では、子ども自身の髪が白くなるほど長い年月が経った未来を指しています。具体的に何十年後かを示す表現ではありません。
    • 発音のコツ: long /lɔːŋ/ の最後は /ŋ/ です。from は弱く /frəm/ になりやすく、from now は /frəmnaʊ/ とつなげます。
  • glow silver in the sun
    • /ɡloʊ ˈsɪl.vɚ ɪn ðə sʌn/ : GLOH-SIL-ver-in-thə-SUN
    • 太陽の光の中で銀色に輝く : Shine with a silvery color in the sunlight.
    • 語源: glow は古英語 glōwan「輝く、赤熱する」に由来します。silver は古英語 seolfor「銀」、sun は古英語 sunne「太陽」に由来します。
    • 解説: your own hair will glow silver in the sun で「あなた自身の髪が太陽の光の中で銀色に輝くだろう」という意味です。silver はここでは「銀色に」という補語的な働きをしています。髪が白髪になるほど子どもが年齢を重ねた未来を、gray や white ではなく silver と表現することで、光を受けて美しく輝く視覚的なイメージが作られています。
    • 発音のコツ: glow /ɡloʊ/ は /ɡl/ を一気に発音し、/oʊ/ を「オ→ウ」と変化させます。silver /ˈsɪl.vɚ/ は第1音節に強勢があります。in the は /ɪnðə/ と軽くつなげます。
  • when that day comes
    • /wen ðæt deɪ kʌmz/ : WEN-that-DAY-KUMZ
    • その日が来たとき、その時が来たら : When that particular day arrives.
    • 語源: when は古英語 hwænne「いつ」、day は古英語 dæg「日」、come は古英語 cuman「来る」に由来します。
    • 解説: when that day comes は「その日が来たとき」という定番表現です。that day は直前に描かれた、子ども自身の髪が銀色になるほど遠い未来の日を受けています。作品冒頭から繰り返されてきた One day / Someday が、ここで that day「その日」として受け直されています。
    • 発音のコツ: when /wen/ から that /ðæt/ へ滑らかにつなげます。comes は /kʌmz/ で、最後の s は /s/ ではなく /z/ です。
  • love
    • /lʌv/ : LUV
    • 愛しい人、愛しい我が子よ : A term of affection used when addressing someone dearly loved.
    • 語源: 古英語 lufu「愛、愛情」に由来します。
    • 解説: And when that day comes, love, you will remember me. の love は「愛」という抽象名詞ではなく、相手に対する呼びかけです。「愛しい人」「愛しい我が子よ」に近い意味になります。コンマで挟まれていることからも、you に対する呼格として使われていることが分かります。
    • 発音のコツ: love は /lʌv/ です。最後は /b/ ではなく、上の前歯を下唇に軽く触れさせて出す有声音 /v/ です。
  • remember me
    • /rɪˈmem.bɚ miː/ : ri-MEM-ber-MEE
    • 私のことを思い出す、私を覚えている : Recall me or keep the memory of me in your mind.
    • 語源: remember は古フランス語 remembrer「思い出す」を経て、ラテン語 rememorari「再び心に思い起こす」にさかのぼります。
    • 解説: remember someone で「人のことを覚えている、思い出す」です。you will remember me では、遠い未来に子ども自身が年老いたときにも、語り手である親のことを思い出すだろう、と語りかけています。作品全体で描かれてきた親子の時間を、未来から過去を振り返る一文で締めくくっています。
    • 発音のコツ: remember /rɪˈmem.bɚ/ は第2音節 /mem/ に強勢があります。remember me は /rɪˈmembɚmiː/ と滑らかにつなげます。

日本語訳

(1) 愛おしい日々のはじまり(The Early Years of Love)

ある日、私はあなたの小さな指を一本一本数えて、そのすべてにキスをしました。

ある日、今年最初の雪が降りました。私はあなたを高く抱き上げ、その雪片が赤ちゃんの柔らかな肌の上で溶けていくのを見つめました。

ある日、私たちは道を渡りました。そして、あなたは私の手をぎゅっと握っていました。

あの頃、あなたは私の赤ちゃんでした。そして今、あなたは私の子どもになりました。

(2) 未知なる世界への跳躍(Daring to Dream)

ときどき、あなたが眠っているとき、私はあなたが夢を見る姿を見つめます。そして、私も夢を見るのです……。

いつの日か、あなたが澄みきった湖の冷たく美しい水の中へ飛び込んでいくことを。

いつの日か、あなたが深い森へと自ら歩いていくことを。

いつの日か、あなたの瞳はあまりにも深い喜びに満たされ、その輝きがあふれ出すことを。

いつの日か、あなたはとても速く、とても遠くまで走り、その胸は燃える炎のように熱くなることでしょう。

いつの日か、あなたは高く、高く──かつて自分では怖くて挑戦できなかったほど高く、ブランコをこぐことでしょう。

いつの日か、あなたはあまりにも悲しい出来事に出会い、深い悲しみに身を折り曲げることもあるでしょう。

(3) いつか訪れる旅立ち(The Day You Fly Away)

いつの日か、あなたは風に向かって歌を歌い、その歌は風に乗って遠くへ運ばれていくでしょう。

いつの日か、私はこのポーチに立ち、あなたが私に向かって手を振る姿を、見えなくなるその時まで見送り続けるでしょう。

いつの日か、あなたはこの家を振り返り、「こんなにも大きく感じていたものが、どうしてこんなに小さく見えるのだろう」と思うでしょう。

(4) 受け継がれる愛の記憶(Love Remembered and Passed On)

いつの日か、あなたは自分のたくましい背中に、小さな命の重みを感じるでしょう。

いつの日か、私はあなたが自分の子どもの髪を優しくとかしてあげる姿を見守るでしょう。

いつの日か、ずっとずっと先の未来、あなた自身の髪も陽の光の中で銀色に輝くようになるでしょう。

そして、その日が来たとき──愛しいわが子よ、あなたはきっと私のことを思い出すでしょう。

確認小テスト

(1) 愛おしい日々のはじまり(The Early Years of Love)

ある日、私は~を数えた あなたの小さな指(複数)(を)、 そして それぞれにキスをしました。

ある日、その最初の雪の結晶が降った、そして 私はあなたを高く抱き上げ、そして 観た それらが溶けるのを ~の上で あなたの赤ちゃんの肌(の)

ある日、私たちは渡りました その道を、そして あなたは私の手を握った 強く

あの頃は、あなたは私の赤ちゃんでした。そして今 あなたは私の子どもです。

(2) 未知なる世界への跳躍(Daring to Dream)

ときどき、(時) あなたが眠っているとき、私は見つめます あなたが夢を見る姿を、そして、私も夢を見ます……。

いつの日か、(未来・推測95-100%)あなたは~の中へと飛び込んでいく その冷たい、澄みきった水 1つの湖の

ある日、(未来・推測95-100%)あなたは~の中へと歩いていく 1つの深い森

ある日、(未来・推測95-100%)あなたの両目は~に満たされる 1つの喜び(に) 深く (~するという結果の副詞節, that節) それら(両目)は輝く

ある日、(未来・推測95-100%)あなたは走る とても速く そして とても遠くまで (結果のthat省略) (未来・推測95-100%)あなたの心臓は炎のように感じられるでしょう。

ある日、(未来・推測95-100%)あなたはブランコを漕ぐでしょう とても高く、とても高く、~より高く あなたがかつてあえてした(よりも)

ある日、(未来・推測95-100%)あなたは聞くでしょう なにかとても悲しいことを (~するという結果の副詞節, that節) (未来・推測95-100%)(熟語2単語)あなたは身体を折り曲げるでしょう 深い悲しみで

(3) いつか訪れる旅立ち(The Day You Fly Away)

ある日、(未来・推測95-100%)あなたは1つの歌を呼ぶでしょう その風に向かって、そして (未来・推測95-100%)その風は運ぶでしょう あなたの歌を 遠くへ

ある日、(未来・推測95-100%)私は立つでしょう このポーチに そして 観るでしょう あなたが両腕を振るのを 私に向かって ~まで 私があなたが見えなくなる(まで)

ある日、(未来・推測95-100%)あなたは見るでしょう この家を そして 思うでしょう 「こんなにも 何かとても大きく感じていたものが、とても小さく見える」

(4) 受け継がれる愛の記憶(Love Remembered and Passed On)

ある日 (未来・推測95-100%)あなたは感じるでしょう 1つの小さな重さを あなたの力強い背中に

ある日 (未来・推測95-100%)私は観るでしょう あなたが~を梳かすのを あなたの子どもの髪(を)

ある日、(3単語)ずっと先の未来、(未来・推測95-100%)あなた自身の髪も銀色に輝くようになるでしょう 陽の光の中で。

そして、(時)その日が来たとき──愛しいわが子よ、(未来・推測95-100%)あなたはきっと私のことを思い出すでしょう。

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この記事を書いた人

はるじぇー (株)ハルヨン 代表取締役

英語学習に関する有益な情報を発信しています。

得意分野は
「中学・高校英文法の学び直し」
「英会話に繋げるTOEIC L&R試験の勉強法」
です。

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