The Rough Patch

The Rough Patch / Brian Lies (著・イラスト)

目次

本文分割・加工

① 犬との幸せな日々(Happy Days Together)

Evan and his dog did everything together.

They played games and enjoyed sweet treats (甘いお菓子) .

treat は「ごほうび・楽しみになる食べ物」を表し、sweet treats でケーキやクッキー、キャンディーなどのちょっと特別な甘いものを幅広く指します。

They shared music and adventure.

They were together all through (~の間ずっと) the day, and through all the seasons.

through には「~を通り抜けて」だけでなく、時間について「~の間ずっと」という意味があります。all を加えることで「最初から最後までずっと」という継続性が強調されています。

But what / they loved the most / was working / in Evan’s magnificent /mæɡˈnɪf.ə.sənt/ (壮麗な、見事な) garden.

magnificent: 単に good や beautiful というより、「見事な、壮麗な」と強く評価する形容詞です。

There, everything / they planted / grew as big and as beautiful / as the sky / above them.

grew as big and as beautiful as the sky above them で、庭に植えたものが「頭上の空と同じくらい大きく、美しく育った」と詩的に描かれています。

② 突然の別れ(An Unthinkable Loss)

But one day, the unthinkable (想像を絶する出来事) happened.

thinkable「考えられる」に否定を表す un- がついた語です。さらに分解すると、think(考える)+ -able(~できる)→ thinkable(考えられる)→ un- + thinkable → unthinkable(考えられない、想像もできない)となります。

Evan laid his dog to rest (人・動物を埋葬する) / in a corner / of the garden, and nothing was the same.

lay ~ to rest: 死者を「埋葬する」ことを穏やかに表す婉曲表現です。

Evan shut himself away (自分を外界から隔離する) inside.

shut oneself away は、人との接触を避けて「閉じこもる」という表現です。

Without his best friend, the garden was a bitter and lonely (苦々しく寂しい) place.

bitter は本来「苦い」ですが、感情や経験について「つらい、苦々しい」という意味でも使われます。

③ 悲しみと怒りの庭(A Garden of Grief and Anger)

One morning, he found himself / with a hoe /hoʊ/ (鍬) in his paws /pɔːz/ (前足) .

解説: find oneself + 状態・場所 で、「気がつくと~している・~にいる」という意味です。

paw は、犬・猫・キツネなどの動物の足を指します。本文ではEvanがキツネとして描かれているため、hands ではなく his paws が使われています。

Swinging angrily (怒りに任せて振り回しながら) , he slashed the garden to the ground (地面までなぎ倒した) .

Swinging angrily, he slashed the garden to the ground. では分詞構文になっており、元の文章はAs he swung angrily, he slashed the garden to the ground. As 同時進行「怒りながら/怒りに任せて振り回しながら」と捉えるのが適切です。

slash ~ to the ground: slash は「刃物などで激しく切る」、to the ground は「地面まで、地面に倒れるまで」

He hacked it all to bits (~をずたずたに切り刻んだ) and threw everything / into a heap (積み重なった山) .

hack は刃物などで「何度も乱暴に切る」、to bits は「ばらばらの小片になるまで」。

heapは物が無造作に積み上げられた「山」を表します。

But a good place won’t stay empty / for long (長い間) .

New plants sprouted /ˈspraʊ.t̬ɪd/ (芽を出す)  and stretched / toward (~に向かって伸びた) the sky.

sprout は、種や植物が「芽を出す、生え始める」という意味です。

stretch は「伸びる、伸ばす」。本文の stretched toward the sky では、新しく生えた植物が空へ向かってぐんぐん伸びていく様子を表しています。

Weeds.

weed は、単なる「野生の植物」ではなく、庭や畑などの「望まれていない場所に生えている植物」を指します。

Itchy (かゆみを引き起こす) ones.

Spiky (とげとげした) and prickly (チクチクする) ones.

Foul-smelling /ˈfaʊl ˌsmel.ɪŋ/ (悪臭のする) ones.

foul はここでは「不快な、ひどい」、smelling は「~のにおいがする」

These weeds suited Evan just fine, so he took care of (世話をした) them.

suit someone は「人に合う、人にとって都合がよい」

just fine は「それでまったく問題ない、十分にいい」という口語表現です。

If Evan’s garden couldn’t be a happy place, then it was going to be the saddest and most desolate /ˈdes.ə.lət/ (荒涼とした) spot / he could make it.

If A, then B「もしAなら、その場合Bだ」という条件文です。ただし、ここでは単なる未来の予測ではなく、Evanの強い決意を表しています。was going to be は「~になる予定だった」というより、Evanが「そういう場所にしてやる」と決めているニュアンスです。

desolate /ˈdes.ə.lət/ : 人や生命の気配が乏しく、「荒れ果てて寂しい」という意味の形容詞です。

he could make it は直前の spot を修飾しており、it は Evan’s garden を指します。make + O + C「OをCにする」の構文で、make it the saddest and most desolate spot「庭を最も悲しく荒涼とした場所にする」が基本構造です。

And soon it was.

it は Evan’s garden、was の後ろには文脈上 the saddest and most desolate spot he could make it に相当する内容が省略されています。

④ かぼちゃとの出会い(The Pumpkin Vine)

When Evan found a pumpkin vine sneaking in / under (の下からこっそり入り込んでいる) the fence, he raised (持ち上げた) his hoe /hoʊ/ (鍬) / to chop (たたき切る) it.

found:  SVOC で、O = a pumpkin vine、C = sneaking in under the fence です。

raise は「持ち上げる」、chop は刃物などで「たたき切る」。to chop it は目的を表す to不定詞で、「それを切るために鍬を振り上げた」という意味です。

But then he considered its prickly stems (チクチクした茎) , fuzzy (細かく柔らかい毛で覆われた、ふわふわした) leaves, and spidery (クモの脚のように細く) , twisty tendrils /ˈten.drəlz/ (くねくねした巻きひげ) .

prickly は「チクチクする、とげのある」、stem は植物の「茎」です。

twisty は「曲がりくねった」、tendril はつる植物が周囲のものに巻きつくために伸ばす細い「巻きひげ」です。

He let it be (そのままにしておいた) .

let + O + 動詞の原形 で「Oに~させる」。let it be は直訳すると「それをその状態のままでいさせる」で、「そのままにしておく、手を出さずに放っておく」という意味です。

⑤ 少しずつ戻ってくるもの(Healing Through Care)

As the pumpkin vine grew, Evan cleared (を取り除いた) the weeds / from its path (進路) and watered (水をやった) it.

clear A from B で「BからAを取り除く」

path は「道、小道」ですが、ここでは人が歩く道ではなく、かぼちゃのつるが伸びていく「進路」を指します。

water は名詞では「水」ですが、動詞では「植物などに水をやる」という意味です。

The vine (蔓) responded to his care.

respond to + 名詞 で「~に反応する、~に応える」。Evanが水をやったり雑草を取り除いたりして世話をすると、それに応えるようにかぼちゃのつるが育っていったことを表しています。植物を人間のように描いた擬人的な表現です。

Around the time (~する頃に) / the evening air began to cool, Evan felt an old, familiar sense of excitement (昔から知っている懐かしいワクワク感) .

around the time + 文 で「~する頃に、~する時期あたりに」という意味です。

It was Fair Week.

ここでの fair は「公平な」という形容詞ではなく、地域で開かれる「お祭り・品評会」を指す名詞です。

⑥ 再び外の世界へ(Back Out into the World)

He loaded up (~を積み込んだ) the pumpkin and drove / to town.

load は「荷物を積む」、up を加えた load up は「必要なものを積み込む」という意味です。

He took care of (用事・仕事などを処理する、済ませる) important fair business (用事、やるべきこと) , and gobbled down (ガツガツ食べた) /ˈɡɑː.bəld daʊn/ some delicious fair food (屋台料理) .

take care of は「~の世話をする」だけでなく、「用事・仕事・問題などを処理する、済ませる」という意味でも使われます。

He caught up with (近況を話し合った) some friends, too.

It felt good to be out again, even if it wasn’t quite the same.

be out は単に「屋外にいる」だけでなく、家に閉じこもらず「外出して、人のいる世界に戻っている」という意味合いがあります。

not quite は「完全には~ではない、もう少しで~だが」という意味です。it wasn’t quite the same で「以前とまったく同じというわけではなかった」

⑦ 3等賞と箱の中の子犬(Third Prize and the Pups)

Evan’s pumpkin won third place (3位になった) .

win + 順位 で、競技やコンテストなどで「~位になる」という意味です。

“Prize is ten dollars or one / of the pups /pʌps/ (子犬達) / in that box,” the judge said.

pup は「子犬」で、puppy より短い言い方です

I’ll take the ten,” said Evan.

I’ll take ... は、選択肢の中から「~にします、~をもらいます」と選ぶときの定番表現です。

But as he claimed his prize (賞品を受け取った) , he heard a scrabbling sound (カリカリ引っかく音) / inside the box and thought (that) it wouldn’t hurt to just . . .look (ちょっと……見るだけ) .

claim には「主張する」だけでなく、自分に権利のあるものを「請求する、受け取る」という意味があります。

 scrabble には、手足や爪などを使って「引っかくようにせわしなく動く」という意味があります。

it wouldn’t hurt to + 動詞の原形 は、直訳すると「~しても害にはならない」で、「~くらいしてみてもいいだろう」という控えめな表現です。

英単語・英語表現の解説

① 犬との幸せな日々(Happy Days Together)

  • sweet treats
    • /swiːt triːts/ : SWEET-TREETS
    • 甘いお菓子、甘いごちそう : Sweet foods eaten for pleasure, such as candy, cookies, or desserts.
    • 解説: They played games and enjoyed sweet treats. で「彼らはゲームをして、甘いお菓子を楽しんだ」という意味です。treat は「ごほうび・楽しみになる食べ物」を表し、sweet treats でケーキやクッキー、キャンディーなどのちょっと特別な甘いものを幅広く指します。
    • 発音のコツ: sweet /swiːt/ と treats /triːts/ はどちらも /iː/ をしっかり伸ばします。treats の語尾 /ts/ に余分な母音を入れず、TREETS と一音節で発音します。
  • all through
    • /ɔːl θruː/ : AWL-THROO
    • ~の間ずっと、~を通してずっと : Throughout the whole of a period of time.
    • 解説: through には「~を通り抜けて」だけでなく、時間について「~の間ずっと」という意味があります。本文の They were together all through the day, and through all the seasons. は「彼らは一日中ずっと、そしてすべての季節を通して一緒だった」という意味です。all を加えることで「最初から最後までずっと」という継続性が強調されています。
    • 発音のコツ: through /θruː/ は、舌先を上下の前歯の間に軽く出して /θ/ を作り、そのまま /ruː/ へつなげます。
  • what they loved the most
    • /wʌt ðeɪ lʌvd ðə moʊst/ : WUT-thay-LUVD-thə-MOHST
    • 彼らがいちばん好きだったこと : The thing that they loved more than anything else.
    • 解説: what + 主語 + 動詞 で「~すること・もの」を表す名詞節です。本文の what they loved the most was working in Evan’s magnificent garden は「彼らが何よりも好きだったのは、Evanの見事な庭で作業することだった」という構造です。
    • 発音のコツ: what と they、loved と the を切り離しすぎずにつなげます。意味の中心となる loved と most をやや強く発音します。
  • magnificent
    • /mæɡˈnɪf.ə.sənt/ : mag-NIF-ə-sənt
    • 壮麗な、見事な、すばらしい : Extremely beautiful, impressive, or excellent.
    • 解説: 単に goodbeautiful というより、「見事な、壮麗な」と強く評価する形容詞です。本文の Evan’s magnificent garden では、Evanと犬が一緒に大切に育ててきた、見事で美しい庭を表しています。
    • 発音のコツ: 第2音節 NIF に強勢があります。語尾の -cent は /sənt/ と弱く発音します。
  • as big and as beautiful as
    • /æz bɪɡ ən æz ˈbjuː.t̬ə.fəl æz/ : az-BIG-ən-az-BYOO-də-fəl-az
    • ~と同じくらい大きく美しい : As large and as beautiful as something else.
    • 解説: as + 形容詞 + as は「~と同じくらい…」を表す比較表現です。本文では bigbeautiful の2つの形容詞が並び、grew as big and as beautiful as the sky above them で、庭に植えたものが「頭上の空と同じくらい大きく、美しく育った」と詩的に描かれています。
    • 発音のコツ: as は強く読む必要がなく、通常 /əz/ 程度まで弱くなります。beautiful は第1音節 BYOO に強勢があります。

② 突然の別れ(An Unthinkable Loss)

  • unthinkable
    • /ʌnˈθɪŋ.kə.bəl/ : un-THING-kə-bəl
    • 想像もできない、考えられないほどつらい : So shocking, terrible, or unlikely that it is difficult to imagine.
    • 解説: **think(考える)+ -able(~できる)→ thinkable(考えられる)→ un-(~でない)+ thinkable → unthinkable(考えられない、想像もできない)**と分解できます。本文の the unthinkable happened は直訳すれば「想像もできないことが起きた」。ここでは、Evanにとってかけがえのない犬が亡くなったことを直接言わずに表現しています。
    • 発音のコツ: THING に強勢があります。/θ/ は舌先を前歯の間に軽く出して息を出し、続く /ŋ/ は舌先を上あごにつけず鼻に響かせます。
  • lay ~ to rest
    • /leɪ tə rest/ : LAY-tə-REST
    • ~を埋葬する、~を安らかに眠らせる : To bury someone who has died.
    • 解説: 死者を「埋葬する」ことを穏やかに表す婉曲表現です。本文の Evan laid his dog to rest in a corner of the garden は、Evanが亡くなった愛犬を庭の片隅に埋葬したことを表しています。ここでの laidlay「~を横たえる」の過去形です。
    • 発音のコツ: lay /leɪ/ と rest /rest/ を明瞭に発音し、間の to は通常 /tə/ と弱くなります。
  • nothing was the same
    • /ˈnʌθ.ɪŋ wəz ðə seɪm/ : NUTH-ing-wəz-thə-SAYM
    • 何もかも以前とは違ってしまった : Everything had changed and was no longer as it had been before.
    • 解説: 大きな出来事のあとに「もう何も以前と同じではなかった」と表す表現です。本文では、犬を失ったことでEvanの日常も庭も、それまでとはまったく違うものになってしまったことを簡潔に表しています。
    • 発音のコツ: nothing の第1音節 NUTH に強勢があります。was と the は弱く、最後の same をはっきり発音します。
  • shut himself away
    • /ʃʌt hɪmˈself əˈweɪ/ : SHUT-him-SELF-ə-WAY
    • 自分を外界から隔離した、閉じこもった : Isolated himself from other people and the outside world.
    • 解説: shut oneself away は、人との接触を避けて「閉じこもる」という表現です。本文の Evan shut himself away inside. では、犬を失ったEvanが悲しみから外の世界との関わりを断ち、家の中に閉じこもったことを表しています。
    • 発音のコツ: himself は SELF、away は WAY に強勢があります。shut himself は子音が続くため、一語ずつ切らず滑らかにつなげます。
  • bitter and lonely
    • /ˈbɪt̬.ɚ ən ˈloʊn.li/ : BID-er-ən-LOHN-lee
    • 苦々しく寂しい、つらく孤独な : Painful, unhappy, and lonely.
    • 解説: bitter は本来「苦い」ですが、感情や経験について「つらい、苦々しい」という意味でも使われます。本文の the garden was a bitter and lonely place では、かつて犬との幸せな思い出に満ちていた庭が、犬を失ったEvanにとって苦しさと孤独を感じさせる場所に変わったことを表しています。
    • 発音のコツ: アメリカ英語の bitter /ˈbɪt̬.ɚ/ では /t/ がフラップになり、BID-er に近く聞こえます。lonely は LOHN に強勢があります。

③ 悲しみと怒りの庭(A Garden of Grief and Anger)

  • find oneself
    • /faɪnd wʌnˈself/ : FYND-wun-SELF
    • 気がつくと~している、いつの間にか~の状態にいる : To discover that one is in a particular situation, often without having deliberately planned it.
    • 解説: find oneself + 状態・場所 で、「気がつくと~している・~にいる」という意味です。本文の he found himself with a hoe in his paws は、Evanが冷静に庭を壊そうと計画したというより、悲しみや怒りの中で「気づけば前足に鍬を持っていた」というニュアンスです。
    • 発音のコツ: find の /d/ と oneself の語頭を滑らかにつなげます。oneself は SELF に強勢があります。
  • hoe
    • /hoʊ/ : HOH
    • 鍬(くわ) : A garden tool with a long handle and a flat blade, used for breaking up soil and removing weeds.
    • 解説: 土を耕したり雑草を取り除いたりするための園芸用具です。本文では、Evanが庭を破壊するときに前足に持っている道具として登場します。
    • 発音のコツ: /hoʊ/ の1音節です。最後に余計な母音を加えず、/oʊ/ を滑らかに発音します。
  • paws
    • /pɔːz/ : PAWZ
    • (動物の)足、前足 : The feet of animals such as dogs, cats, bears, or foxes.
    • 解説: paw は、犬・猫・キツネなどの動物の足を指します。本文ではEvanがキツネとして描かれているため、hands ではなく his paws が使われています。
    • 発音のコツ: /pɔːz/ の最後は無声音 /s/ ではなく、有声音の /z/ です。
  • swinging angrily
    • /ˈswɪŋ.ɪŋ ˈæŋ.ɡrə.li/ : SWING-ing-ANG-grə-lee
    • 怒りに任せて振り回しながら : Moving something forcefully back and forth in an angry way.
    • 解説: swing は「振る、振り回す」。Swinging angrily, he slashed the garden to the ground. では分詞構文になっています。As he swung angrily, he slashed the garden to the ground. と考えることができ、As は同時進行を表します。「怒りに任せて振り回しながら、彼は庭を地面まで切り倒した」という意味です。
    • 発音のコツ: swinging は SWING、angrily は ANG に強勢があります。/ŋ/ の後に余計な母音を入れないようにします。
  • slash ~ to the ground
    • /slæʃ tə ðə ɡraʊnd/ : SLASH-tə-thə-GROWND
    • ~を切り倒す、地面までなぎ倒す : To cut something down violently until it falls to the ground.
    • 解説: slash は「刃物などで激しく切る」、to the ground は「地面まで、地面に倒れるまで」。本文の he slashed the garden to the ground は、Evanが庭の植物を激しく切り、地面までなぎ倒してしまった様子を表しています。
    • 発音のコツ: slash の /æ/ は口を横に広げ気味にして発音します。to the は弱く発音し、ground をはっきり出します。
  • hack ~ to bits
    • /hæk tə bɪts/ : HAK-tə-BITS
    • ~をずたずたに切り刻む、ばらばらにする : To cut something violently into many small pieces.
    • 解説: hack は刃物などで「何度も乱暴に切る」、to bits は「ばらばらの小片になるまで」。本文の He hacked it all to bits では、Evanが庭の植物を徹底的に切り刻んだことを表しています。直前の slash と重ねることで、Evanの激しい怒りが強調されています。
    • 発音のコツ: hack /hæk/ の /æ/ を明瞭に発音します。to は /tə/ と弱くし、bits /bɪts/ をはっきり発音します。
  • heap
    • /hiːp/ : HEEP
    • 積み重なった山、山積み : A large, untidy pile of things.
    • 解説: 物が無造作に積み上げられた「山」を表します。本文の threw everything into a heap は、Evanが切り刻んだ植物を一か所に投げ集め、山積みにしたことを表しています。
    • 発音のコツ: /hiːp/ の /iː/ をしっかり伸ばし、最後の /p/ は唇を閉じて終えます。
  • sprouted
    • /ˈspraʊ.t̬ɪd/ : SPROW-did
    • 芽を出した、生え始めた : Began to grow or produce new shoots.
    • 解説: sprout は、種や植物が「芽を出す、生え始める」という意味です。本文の New plants sprouted and stretched toward the sky. では、Evanが庭を破壊したあとにも、新しい植物が自然に芽を出してきたことを表しています。
    • 発音のコツ: アメリカ英語では /t/ がフラップになり、SPROW-did に近く聞こえます。語頭の /spr/ を分けずに発音します。
  • stretched toward
    • /stretʃt təˈwɔːrd/ : STRETCHT-tə-WORD
    • ~に向かって伸びた : Extended or grew in the direction of something.
    • 解説: stretch は「伸びる、伸ばす」。本文の stretched toward the sky では、新しく生えた植物が空へ向かってぐんぐん伸びていく様子を表しています。
    • 発音のコツ: stretched /stretʃt/ の最後の /tʃt/ に母音を入れません。toward は後半に強勢があります。
  • weeds
    • /wiːdz/ : WEEDZ
    • 雑草 : Wild plants growing where they are not wanted.
    • 解説: weed は、単なる「野生の植物」ではなく、庭や畑などの「望まれていない場所に生えている植物」を指します。本文では、Evanが以前育てていた美しい植物とは対照的に、庭に自然に生えてきた雑草を指しています。
    • 発音のコツ: /wiːdz/ の /iː/ を伸ばし、複数形の最後は /z/ と濁らせます。
  • itchy
    • /ˈɪtʃ.i/ : ITCH-ee
    • かゆみを引き起こす、かゆい : Causing or feeling an irritating sensation that makes you want to scratch.
    • 解説: itch「かゆみ」に由来する形容詞です。本文の Itchy ones. は直前の weeds を受けて、「触れるとかゆくなるような雑草」を指しています。
    • 発音のコツ: 第1音節 ITCH に強勢があります。/tʃ/ を一つの音として発音します。
  • spiky
    • /ˈspaɪ.ki/ : SPY-kee
    • とげとげした、先のとがった : Having many sharp points.
    • 解説: spike「とがったもの、とげ」からできた形容詞で、「鋭くとがった部分がたくさんある」という意味です。本文ではEvanの庭に生えてきた、不快で荒々しい雑草の特徴を表しています。
    • 発音のコツ: 第1音節 SPY に強勢があります。語頭の /sp/ の間に母音を入れません。
  • prickly
    • /ˈprɪk.li/ : PRIK-lee
    • チクチクする、とげのある : Covered with or feeling like small sharp points.
    • 解説: 小さなとげなどがあり、触ると「チクチクする」感触を表す形容詞です。本文では Spiky and prickly ones. と並べることで、雑草のとげとげしく不快な性質を強調しています。
    • 発音のコツ: PRIK に強勢があります。/pr/ を一続きで発音し、prickly を2音節で発音します。
  • foul-smelling
    • /ˈfaʊl ˌsmel.ɪŋ/ : FOWL-smel-ing
    • 悪臭のする、ひどいにおいのする : Having a very unpleasant smell.
    • 解説: foul はここでは「不快な、ひどい」、smelling は「~のにおいがする」。Foul-smelling ones. で「嫌なにおいのする雑草」を指します。itchyspikyprickly とともに、Evanがあえて育てる不快な植物の特徴を列挙しています。
    • 発音のコツ: foul /faʊl/ は一音節です。smelling は SMEL に強勢を置きます。
  • suit someone just fine
    • /suːt ˈsʌm.wʌn dʒʌst faɪn/ : SOOT-sum-wun-just-FYNE
    • 人にとってまったく好都合である、十分気に入る : To be completely acceptable or suitable for someone.
    • 解説: suit someone は「人に合う、人にとって都合がよい」。just fine は「それでまったく問題ない、十分にいい」という口語表現です。本文の These weeds suited Evan just fine は、本来なら嫌われるような雑草が、悲しみと怒りを抱える今のEvanにはむしろぴったりだったことを表しています。
    • 発音のコツ: suit /suːt/ の /uː/ を伸ばします。文全体では意味の中心となる Evan と fine が強くなります。
  • take care of
    • /teɪk ker əv/ : TAYK-KAIR-əv
    • ~の世話をする、大切に管理する : To look after someone or something and provide what is needed.
    • 解説: take care of + 人・物 で「~の世話をする」。本文の he took care of themthemweeds を指し、Evanが普通なら取り除くはずの雑草を、逆に大切に育て始めたことを表しています。
    • 発音のコツ: care はアメリカ英語の /r/ をしっかり響かせます。of は通常 /əv/ と弱くなります。
  • desolate
    • /ˈdes.ə.lət/ : DES-ə-lət
    • 荒涼とした、寂れた、わびしい : Empty, lonely, and unpleasant, often because a place has been abandoned.
    • 解説: 人や生命の気配が乏しく、「荒れ果てて寂しい」という意味の形容詞です。本文では the saddest and most desolate spot として、Evanが自分の庭をできる限り悲しく荒涼とした場所にしようとしていることを表しています。
    • 発音のコツ: 第1音節 DES に強勢があります。後半は /ə.lət/ と弱く発音します。
  • If Evan’s garden couldn’t be a happy place, then it was going to be the saddest and most desolate spot he could make it.
    • 「もしEvanの庭を幸せな場所にできないのなら、それなら自分にできる限り、最も悲しく荒涼とした場所にしてやろう。」
    • 解説: If A, then B「もしAなら、その場合Bだ」という条件文です。ただし、ここでは単なる未来の予測ではなく、Evanの強い決意を表しています。was going to be は「~になる予定だった」というより、Evanが「そういう場所にしてやる」と決めているニュアンスです。
    • the saddest and most desolate spot は、saddesolate の最上級が並び、「最も悲しく、最も荒涼とした場所」という意味です。
    • he could make it は直前の spot を修飾しており、itEvan’s garden を指します。make + O + C「OをCにする」の構文で、make it the saddest and most desolate spot「庭を最も悲しく荒涼とした場所にする」が基本構造です。
    • したがって the saddest and most desolate spot he could make it は、**「彼がその庭をそうすることのできる、最も悲しく荒涼とした場所」→「自分にできる限り、最も悲しく荒涼とした場所」**という意味になります。
  • And soon it was.
    • /ən suːn ɪt wəz/ : ən-SOON-it-wəz
    • そして、すぐに本当にそうなった : And before long, it became exactly that.
    • 解説: 短い文ですが、直前の内容を受けています。it は Evan’s garden、was の後ろには文脈上 the saddest and most desolate spot he could make it に相当する内容が省略されています。Evanが望んだとおり、庭が間もなく悲しく荒涼とした場所になったことを表しています。
    • 発音のコツ: soon を最も強く発音し、and は会話では /ən/ 程度まで弱くなることがあります。

④ かぼちゃとの出会い(The Pumpkin Vine)

  • pumpkin vine
    • /ˈpʌmp.kɪn vaɪn/ : PUMP-kin-VYNE
    • かぼちゃのつる : The long trailing or climbing stem of a pumpkin plant.
    • 解説: vine は、地面を這ったり何かに絡みついたりしながら伸びる「つる」を指します。本文では、荒れ果てたEvanの庭に、フェンスの下から一本のかぼちゃのつるが入り込んできます。
    • 発音のコツ: pumpkin は PUMP に強勢があります。vine /vaɪn/ は /v/ で下唇を上の前歯に軽く触れさせて発音します。
  • find + O + ~ing
    • /faɪnd/ : FYND
    • Oが~しているところを見つける : To discover or notice someone or something doing something.
    • 解説: 本文の Evan found a pumpkin vine sneaking in under the fenceSVOC で、O = a pumpkin vine、C = sneaking in under the fence です。「Evanは、かぼちゃのつるがフェンスの下からこっそり入り込んでいるのを見つけた」という意味になります。
    • 発音のコツ: find /faɪnd/ は二重母音 /aɪ/ を滑らかに動かし、最後の /nd/ まで発音します。
  • sneak in under
    • /sniːk ɪn ˈʌn.dɚ/ : SNEEK-in-UN-dər
    • ~の下からこっそり入り込む : To enter quietly or unnoticed by passing underneath something.
    • 解説: sneak in は「こっそり入り込む」。本文では a pumpkin vine sneaking in under the fence と、かぼちゃのつるがまるで意思を持っているかのように、フェンスの下から庭へ忍び込んでくる様子を描いています。
    • 発音のコツ: sneak /sniːk/ の /iː/ を伸ばします。sneak in は /k/ と /ɪ/ を切らずにつなげます。
  • raise his hoe to chop it
    • /reɪz hɪz hoʊ tə tʃɑːp ɪt/ : RAYZ-hiz-HOH-tə-CHAHP-it
    • それをたたき切ろうと鍬を振り上げる : To lift his hoe in order to cut it with a forceful blow.
    • 解説: raise は「持ち上げる」、chop は刃物などで「たたき切る」。to chop it は目的を表す to不定詞で、「それを切るために鍬を振り上げた」という意味です。Evanは最初、このかぼちゃのつるも他の植物と同じように切ろうとします。
    • 発音のコツ: raise /reɪz/ の最後は /z/。chop /tʃɑːp/ は語頭の /tʃ/ を一つの音として発音します。
  • prickly stems
    • /ˈprɪk.li stemz/ : PRIK-lee-STEMZ
    • チクチクした茎、とげのある茎 : Stems covered with small sharp points or rough hairs.
    • 解説: prickly は「チクチクする、とげのある」、stem は植物の「茎」です。本文では、Evanがかぼちゃのつるを切る直前に、その茎や葉、巻きひげの特徴に目を留めています。
    • 発音のコツ: prickly は PRIK に強勢があります。stems の最後は /z/ と濁らせます。
  • fuzzy leaves
    • /ˈfʌz.i liːvz/ : FUZ-ee-LEEVZ
    • 細かく柔らかい毛で覆われた葉 : Leaves covered with soft, fine hairs.
    • 解説: fuzzy は、表面が細かな柔らかい毛で覆われて「ふわふわ、毛羽立っている」状態を表します。本文ではかぼちゃの葉の手触りや外見を表しています。
    • 発音のコツ: fuzzy は FUZ に強勢があります。leaves /liːvz/ の最後は /z/ と濁らせます。
  • spidery
    • /ˈspaɪ.dɚ.i/ : SPY-dər-ee
    • クモの脚のような、細長く広がった : Long, thin, and spreading in a way that resembles a spider or its legs.
    • 解説: spider「クモ」からできた形容詞です。本文の spidery, twisty tendrils では、かぼちゃの巻きひげがクモの脚のように細長く伸びている様子を表しています。
    • 発音のコツ: 第1音節 SPY に強勢があります。アメリカ英語では中央の /dɚ/ を滑らかに発音します。
  • twisty tendrils
    • /ˈtwɪs.ti ˈten.drəlz/ : TWIS-tee-TEN-drəlz
    • くねくねと曲がった巻きひげ : Thin, curling parts of a climbing plant that twist around nearby objects.
    • 解説: twisty は「曲がりくねった」、tendril はつる植物が周囲のものに巻きつくために伸ばす細い「巻きひげ」です。spidery, twisty tendrils という表現で、かぼちゃのつるの複雑で生き生きとした形を視覚的に描いています。
    • 発音のコツ: twisty は TWIS、tendrils は TEN に強勢があります。tendrils の /dr/ を分離しすぎないように発音します。
  • let it be
    • /let ɪt biː/ : LET-it-BEE
    • それをそのままにしておく、放っておく : To leave something alone without changing, stopping, or interfering with it.
    • 解説: let + O + 動詞の原形 で「Oに~させる」。let it be は直訳すると「それをその状態のままでいさせる」で、「そのままにしておく、手を出さずに放っておく」という意味です。本文では、Evanは鍬を振り上げたものの、かぼちゃのつるを切らず、そのまま生かしておくことを選びます。
    • 発音のコツ: let it は /ˈletɪt/ のようにつなげます。最後の be /biː/ をやや長く発音します。

⑤ 少しずつ戻ってくるもの(Healing Through Care)

  • clear ~ from …
    • /klɪr frəm/ : KLEER-frəm
    • …から~を取り除く、片づける : To remove things from a place so that it becomes clear or unobstructed.
    • 解説: clear はここでは「きれいな」という形容詞ではなく、「邪魔なものを取り除く」という動詞です。本文の Evan cleared the weeds from its path は「Evanはかぼちゃのつるが伸びていく道から雑草を取り除いた」という意味です。clear A from B で「BからAを取り除く」という形になります。
    • 発音のコツ: clear /klɪr/ は1音節です。アメリカ英語では最後の /r/ をしっかり響かせます。
  • its path
    • /ɪts pæθ/ : its-PATH
    • それが進んでいく道、その進路 : The route or direction along which something moves or grows.
    • 解説: path は「道、小道」ですが、ここでは人が歩く道ではなく、かぼちゃのつるが伸びていく「進路」を指します。its は直前の the pumpkin vine を受けています。Evanがその進路にある雑草を取り除き、つるが伸びやすいようにしている場面です。
    • 発音のコツ: path /pæθ/ の最後の /θ/ は、舌先を上下の前歯の間に軽く出して息を抜きます。
  • watered
    • /ˈwɔː.t̬ɚd/ : WAW-dərd
    • ~に水をやった : Gave water to plants or soil.
    • 解説: water は名詞では「水」ですが、動詞では「植物などに水をやる」という意味です。本文の Evan cleared the weeds from its path and watered it. の it は the pumpkin vine を指し、Evanがかぼちゃのつるに水を与えたことを表しています。
    • 発音のコツ: アメリカ英語では water の /t/ がフラップになり、WAW-dər に近く聞こえます。watered は /ˈwɔː.t̬ɚd/ です。
  • respond to
    • /rɪˈspɑːnd tuː/ : ri-SPAHND-too
    • ~に反応する、~に応える : To react or behave in a particular way as a result of something.
    • 解説: respond to + 名詞 で「~に反応する、~に応える」。本文の The vine responded to his care. は、Evanが水をやったり雑草を取り除いたりして世話をすると、それに応えるようにかぼちゃのつるが育っていったことを表しています。植物を人間のように描いた擬人的な表現です。
    • 発音のコツ: respond は第2音節 SPAHND に強勢があります。語末の /d/ から to へ滑らかにつなげます。
  • care
    • /ker/ : KAIR
    • 世話、手入れ、気遣い : Attention and effort given to looking after someone or something.
    • 解説: 本文の The vine responded to his care. では、Evanがかぼちゃのつるに水をやり、周囲の雑草を取り除くといった「世話・手入れ」をまとめて care と表現しています。犬を失って庭を破壊したEvanが、再び何かを世話するようになったことが分かる重要な語です。
    • 発音のコツ: /ker/ の1音節です。アメリカ英語では最後の /r/ をしっかり響かせます。
  • around the time
    • /əˈraʊnd ðə taɪm/ : ə-ROWND-thə-TYME
    • ~する頃に、~の時期あたりに : At approximately the time when something happens.
    • 解説: around the time + 文 で「~する頃に、~する時期あたりに」という意味です。本文の Around the time the evening air began to cool は「夕方の空気が冷え始める頃に」。厳密な日時ではなく、ある出来事が起こるおおよその時期を表します。
    • 発音のコツ: around は ROWND に強勢があります。the は弱く /ðə/ と発音し、time をはっきり発音します。
  • familiar sense of excitement
    • /fəˈmɪl.jɚ sens əv ɪkˈsaɪt.mənt/ : fə-MIL-yər-SENS-əv-ik-SYTE-mənt
    • 覚えのあるワクワクした感覚、懐かしい高揚感 : A feeling of excitement that is known and remembered from previous experience.
    • 解説: familiar は「よく知っている、なじみのある」、sense はここでは「感覚、感じ」です。本文の an old, familiar sense of excitement は、Fair Weekが近づいたことで、Evanが以前にも感じていた懐かしいワクワク感を再び感じ始めたことを表しています。
    • 発音のコツ: familiar は MIL、excitement は SYTE に強勢があります。of は /əv/ と弱く発音します。
  • Fair Week
    • /fer wiːk/ : FAIR-WEEK
    • フェアの開催週、お祭り・品評会が行われる週 : The week during which a local fair is held.
    • 解説: ここでの fair は「公平な」という形容詞ではなく、地域で開かれる「お祭り・品評会」を指す名詞です。本文では、Evanが育てたかぼちゃを出品するイベントの開催週を Fair Week と呼んでいます。
    • 発音のコツ: fair /fer/ はアメリカ英語の /r/ を響かせます。Fair Week を一まとまりとして発音します。

⑥ 再び外の世界へ(Back Out into the World)

  • load up
    • /loʊd ʌp/ : LOHD-UP
    • ~を積み込む、荷物を載せる : To put something into or onto a vehicle in preparation for a journey.
    • 解説: load は「荷物を積む」、up を加えた load up は「必要なものを積み込む」という意味です。本文の He loaded up the pumpkin and drove to town. では、Evanが育てたかぼちゃを車に積み、町へ向かったことを表しています。
    • 発音のコツ: load /loʊd/ の /oʊ/ を滑らかに発音します。load up は /d/ と /ʌ/ をつなげます。
  • take care of
    • /teɪk ker əv/ : TAYK-KAIR-əv
    • ~を処理する、~を済ませる : To deal with or complete something that needs to be done.
    • 解説: take care of は「~の世話をする」だけでなく、「用事・仕事・問題などを処理する、済ませる」という意味でも使われます。本文の He took care of important fair business では、フェアで必要な手続きや用事を済ませたという意味です。【3】の took care of them では「雑草の世話をした」という意味でしたが、ここでは別の用法です。
    • 発音のコツ: take care は意味のまとまりとして滑らかにつなげます。of は通常 /əv/ と弱く発音します。
  • fair business
    • /fer ˈbɪz.nəs/ : FAIR-BIZ-nəs
    • フェアでの用事、フェアに関するやるべきこと : Matters or tasks that need to be dealt with at the fair.
    • 解説: business はここでは「商売、ビジネス」ではなく、「用事、やるべきこと」という意味です。important fair business で、かぼちゃの出品など、Evanがフェアで済ませる必要のある大切な用事を指しています。
    • 発音のコツ: business は /ˈbɪz.nəs/ の2音節で、BIZ に強勢があります。綴りにつられて3音節にしないよう注意します。
  • gobbled down
    • /ˈɡɑː.bəld daʊn/ : GAH-bəld-DOWN
    • ガツガツ食べた、急いで平らげた : Ate something very quickly and eagerly.
    • 解説: gobble は「食べ物を急いでガツガツ食べる」という動詞です。gobble down で「勢いよく食べて平らげる」。本文の gobbled down some delicious fair food は、Evanがフェアのおいしい食べ物をガツガツと楽しんで食べた様子を表しています。
    • 発音のコツ: gobbled は GAH に強勢があります。語尾の -bled は /bəld/ と弱く発音し、down /daʊn/ へつなげます。
  • fair food
    • /fer fuːd/ : FAIR-FOOD
    • フェアで売られている食べ物、屋台料理 : Food sold and eaten at a fair, often from stalls or food stands.
    • 解説: 地域の fair で販売される食べ物をまとめて表す言い方です。本文の some delicious fair food は、Evanが久しぶりに外へ出て、フェアならではの食べ物を楽しんでいる場面です。
    • 発音のコツ: fair /fer/ の /r/ を響かせ、food /fuːd/ の /uː/ をしっかり伸ばします。
  • catch up with
    • /kætʃ ʌp wɪð/ : KATCH-UP-with
    • ~と久しぶりに会って近況を話す : To talk with someone you have not seen for some time and learn what has happened in their life.
    • 解説: catch up with someone には複数の意味がありますが、本文の He caught up with some friends, too. では「友人たちと久しぶりに会って近況を話した」という意味です。犬を失って家に閉じこもっていたEvanが、再び友人たちと交流し始めたことを表しています。
    • 発音のコツ: catch up は /tʃ/ から /ʌ/ へ切らずにつなげます。with は文中では弱く発音されます。
  • be out
    • /biː aʊt/ : BEE-OUT
    • 外出している、外の世界に出ている : To be away from home and out among other people.
    • 解説: 本文の It felt good to be out again では、単に「屋外にいる」という意味ではありません。犬を失って shut himself away inside していたEvanが、再び家を出て、人と会い、社会とのつながりを取り戻していることを表しています。
    • 発音のコツ: be /biː/ の /iː/ から out /aʊt/ へ滑らかにつなげます。
  • even if
    • /ˈiː.vən ɪf/ : EE-vən-if
    • たとえ~だとしても、~ではあるけれど : Despite the fact or possibility that something is true.
    • 解説: 本文の even if it wasn’t quite the same は「以前とまったく同じではなかったとしても」という意味です。Evanは再び外出や友人との交流を楽しめるようになっていますが、犬がいた頃と完全に同じ状態に戻ったわけではないことも示しています。
    • 発音のコツ: even は EE に強勢があります。even if は一まとまりで滑らかに発音します。
  • not quite the same
    • /nɑːt kwaɪt ðə seɪm/ : NAHT-KWYTE-thə-SAYM
    • まったく同じというわけではない、以前とは少し違う : Similar, but not completely the same as before.
    • 解説: not quite は「完全には~ではない、もう少しで~だが」という意味です。it wasn’t quite the same で「以前とまったく同じというわけではなかった」。Evanが少しずつ立ち直りつつも、犬を失った悲しみが消えたわけではないことを表しています。
    • 発音のコツ: quite /kwaɪt/ の /kw/ を一続きで発音します。the は弱くし、same をはっきり発音します。

⑦ 3等賞と箱の中の子犬(Third Prize and the Pups)

  • win third place
    • /wɪn θɝːd pleɪs/ : WIN-THURD-PLAYS
    • 3位になる、3等賞を取る : To finish in third position in a competition.
    • 解説: win + 順位 で、競技やコンテストなどで「~位になる」という意味です。本文では過去形の Evan’s pumpkin won third place. で「Evanのかぼちゃは3位になった」となります。
    • 発音のコツ: third /θɝːd/ は、舌先を前歯の間に軽く出して /θ/ を作り、そのままアメリカ英語の /ɝː/ を響かせます。
  • pups
    • /pʌps/ : PUPS
    • 子犬たち : Young dogs; puppies.
    • 解説: pup は「子犬」で、puppy より短い言い方です。本文の one of the pups in that box は「その箱の中にいる子犬たちのうち一匹」という意味です。one of + 複数名詞 なので pups は複数形になっています。
    • 発音のコツ: /pʌps/ の最後の /ps/ に余計な母音を入れず、一息で発音します。
  • I’ll take the ten.
    • /aɪl teɪk ðə ten/ : EYE’l-TAYK-thə-TEN
    • 10ドルのほうをもらいます : I choose the ten dollars.
    • 解説: I’ll take ... は、選択肢の中から「~にします、~をもらいます」と選ぶときの定番表現です。ここで the ten は、直前の ten dollars を指します。Evanは賞品として子犬ではなく10ドルを選ぼうとしています。
    • 発音のコツ: I’ll /aɪl/ と take /teɪk/ を滑らかにつなげます。the は弱く /ðə/ と発音します。
  • claim his prize
    • /kleɪm hɪz praɪz/ : KLAYM-hiz-PRYZE
    • 賞品を受け取る、自分の賞を受領する : To receive or collect a prize that one has won.
    • 解説: claim には「主張する」だけでなく、自分に権利のあるものを「請求する、受け取る」という意味があります。本文の as he claimed his prize は「Evanが自分の賞品を受け取ろうとしたとき」という意味です。
    • 発音のコツ: claim /kleɪm/ の /kl/ を一続きで発音します。prize /praɪz/ の最後は /s/ ではなく /z/ です。
  • scrabbling sound
    • /ˈskræb.əl.ɪŋ saʊnd/ : SKRAB-əl-ing-SOWND
    • カリカリ引っかくような音、ガサガサ動く音 : A scratching or scrambling noise made by quick movements.
    • 解説: scrabble には、手足や爪などを使って「引っかくようにせわしなく動く」という意味があります。本文の a scrabbling sound inside the box は、箱の中にいる子犬たちが動いて立てる、カリカリ・ガサガサというような音を表しています。
    • 発音のコツ: scrabbling は第1音節 SKRAB に強勢があります。語頭の /skr/ に母音を入れず、一続きで発音します。
  • inside the box
    • /ɪnˈsaɪd ðə bɑːks/ : in-SYDE-thə-BAHKS
    • 箱の中で、箱の内側から : In or within the box.
    • 解説: 本文では he heard a scrabbling sound inside the box とあり、Evanが箱の中から聞こえてくる子犬たちの動く音に気づいたことを表しています。この音が、いったん10ドルを選んだEvanを箱のほうへ引きつけます。
    • 発音のコツ: inside は SYDE に強勢があります。the は弱く /ðə/ と発音します。
  • it wouldn’t hurt to
    • /ɪt ˈwʊd.ənt hɝːt tə/ : it-WOOD-ənt-HURT-tə
    • ~してみても害はない、~くらいしてもいいだろう : Used to say that doing something would cause no harm and may be worth doing.
    • 解説: it wouldn’t hurt to + 動詞の原形 は、直訳すると「~しても害にはならない」で、「~くらいしてみてもいいだろう」という控えめな表現です。本文の it wouldn’t hurt to just . . . look では、Evanが「ちょっと見るだけならいいだろう」と自分に言い聞かせるようなニュアンスがあります。
    • 発音のコツ: wouldn’t は /ˈwʊd.ənt/。hurt /hɝːt/ ではアメリカ英語の /ɝː/ をしっかり響かせます。to は /tə/ と弱く発音します。
  • just . . . look
    • /dʒʌst lʊk/ : JUST-LOOK
    • ちょっと……見るだけ : Simply take a look and do nothing more.
    • 解説: just はここでは「ただ~するだけ」。本文では just . . . look と途中に間が置かれており、子犬を選ぶつもりはないEvanが、「見るだけなら……」と心を動かされ始める瞬間を表しています。このため、単なる just look よりもためらいや心境の変化が感じられる表現です。
    • 発音のコツ: 実際に読む場合も just のあとに少し間を置くと、原文のためらいを表現できます。look /lʊk/ は /uː/ ではなく短い /ʊ/ です。
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この記事を書いた人

はるじぇー (株)ハルヨン 代表取締役

英語学習に関する有益な情報を発信しています。

得意分野は
「中学・高校英文法の学び直し」
「英会話に繋げるTOEIC L&R試験の勉強法」
です。

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