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ハルヨンの学習カリキュラムの特徴が生まれた経緯

ハルヨンはこれまでに柴田 @HAL_J が関わってきた、英語力を伸ばせなかった生徒の方々と接して課題だとずっと感じていた内容を改善するために生まれました。

特に2013年~2018年に関わり、学習カリキュラムの基本形とレッスンマニュアルの全て創造した語学学校サウスピーク(移転前アドレス https://souspeak.com/ )の経験が影響しています。サウスピークでは半年留学(26週)をし、多額の留学費用(約150万~200万円)を費やしたにも関わらず、英語力をほとんどのばせずに留学生活を終わらせた人達が一定数いました。

英語力を伸ばせずに終わった人達は何が足りていなかったのか、彼らと接して分かった課題点を無くすための改善策をハルヨンの学習カリキュラムには導入しています。

目次

語学学校サウスピークで英語力を伸ばせなかった2つの主要因

語学学校サウスピークにおいて主に失敗する原因は下記の2つでした。

なお、ここで記した失敗原因は語学学校サウスピークやフィリピン留学だけでなく、アメリカ・カナダ・オーストラリア・イギリスへの語学留学の全てに当てはまる内容になっています。

英語力を伸ばせない原因1. 日本人の英語教師がいない

海外に日本人生徒に最適な日本人の英語教師は基本的にいません。そのため、基本的な知識がすでに有り、独学で英語を学べる人たちだけが英語力を伸ばしています。

一方、これまでの人生で英語をあまり勉強してこなかった人達、英語の基礎知識が欠けている人たち。それに加えて勉強自体をしたことがない人達。こういった人達が英語力を伸ばせない確率は極めて高かったです。

具体的には、TOEIC LR試験で400点未満の初級者の場合だと、10人中1人~2人しか成功と言えるほどの成果を収められていませんでした。

日本で出来なかったことを、場所を海外に変えて出来るようになるかというと、出来るようにはなりません。

海外で英語初級者が英語を学ぼうとすると下記の課題に直面します。

  • 課題1 初級者に最適な日本人の英語教師がいない
  • 課題2 初級者に最適な日本の英語参考書がない
  • 課題3 英語学習に集中できない。生活するための時間、生きていくために必要な時間が必要。

※課題3に対する補足 英語力が低い人は語学が出来ないことによるストレスが大きいため、カルチャーショックになる割合が上級者よりも高いです。そして、カルチャーショックになってしまうと英語学習どころではありません。

上記課題の中で一番重要なのは「課題1 日本人の英語教師がいない」です。日本人の英語教師がいれば、どういう風に勉強すれば良いのか、どの教材を使えば良いのか、そもそもどのタイミングで語学留学をすれば良いのかという助言をもらえます。

でも、「海外に行けばなんとかなる!」という言葉に引っかかって騙された人達の場合だと身近にそういう英語教師がいなかったがために、何の準備もせずにいきなり海外現地に行ってしまったのです。

日本人の初中級生徒に最適な日本人の英語教師はどこにいるか

学習法の指導、教材の選定、勉強を継続しているかどうかを確認する専門家としての英語教師。

また、英文法と英文読解において特に助けを必要とする初中級者に最適な英語教師がどこにいるのかというと、それは日本です。特に首都圏の一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)にいます。一方、海外には基本的にごく少数しかいません。

ハルヨンの受講生の中にも日本から7,000kmも離れたカナダからオンラインレッスンを受講されている方がいましたが、それは英語が母語であるカナダに日本人の初中級者に最適な英語教師がいないためです。そこら中に母国語が英語の人達がわんさかいるカナダですが、日本人の初中級者に最適な英語教師はいないのです。

フィリピン留学の場合はより悲惨な状況です。英語を学べる語学学校の日本人スタッフの給与相場は月給が10~14万円(5万~7万ペソ)です。このような低賃金であるため、優秀なスタッフは当然いません。仮にいても、1~2年以内に確実に辞めます。年収に換算すると、120~170万円では続けられないです。

学習カリキュラムを作ったとされる専門家の名前がウェブサイトに掲載されていることも有りますが、多くは単なる「名義貸し」です。実情は現地のフィリピン人スタッフが作っています。

仮に熱意ある日本人スタッフが作成していた場合でも、劣悪な待遇の結果、ほとんど全員が短期間で離職しています。そのため、その学習カリキュラムはまともなメンテナンスがされていません。結果、ウェブサイトの見た目は良いけれど、品質はかなり怪しいものになっています。

英語力を伸ばせない原因2. 長時間・長期間の英語学習に耐えられない

語学留学でいきなり1日6時間のレッスン、1日8時間のレッスンを有効に活用し、かつ効率的に勉強が出来るのは、すでに日本国内で相当量の英語学習をこなした経験がある人だけです。

「海外にいけばなんとかなる!」と考えて何の準備もしてこなかった人たちではそうはいきません。これまでの人生で受験勉強などの負荷が高い勉強をしてこなかった人たちの場合、たいていは1日2~3時間の勉強でギブアップします。

そもそも初級者の多くは机に長時間座ることが出来ず、机に座ることをを習慣化することから始める必要が有ります。

英語学習は非常に地道な、そして長期間の努力を必要とします。

フィリピン留学という機会を活用できる中級者、活用できない初級者

フィリピン留学でマンツーマンレッスンを最低限活用できる英語力は、中級者の入り口である英検2級、TOEIC LR試験 600点です。しかし、この英語力は中堅以上の国立大学、私立大学に入学するのに必要なレベルです。高校時代に約1,500時間を英語学習に投資した人達が到達するのがこの水準です。

フィリピン留学開始時点から、準備ゼロで留学して来た人たちは少なくとも2-3年以上の差を付けられています。そして、このTOEIC600点以上の中級者の人達はフィリピン留学のマンツーマンレッスンを活用して、英語力を着実に伸ばせます。

ここで1つ例をあげますが、語学はよくスポーツに例えられます。スポーツで全くの初心者と2-3年以上経験した人ではその技量の差は極めて大きいものです。英語も同じで、中学英語も理解していない初級者とTOEIC600点の人の間には本当に大きな差が有ります。

そのため、この大きな大きな格差を実感した初級者は、地道な英語学習をすることを放棄して、安易な娯楽である観光・恋愛・風俗に逃避する傾向が有ります。

フィリピン留学関係者・語学留学関係者は全員知っていますが、「留学とは中上級者の腕試し」なのです。

フィリピン留学で大金を失った初級者

英語の知識がない初級者がいきなり海外に行っても、英語は満足に身につけられません。たいていがひどい目にあって、お金を失って終わるだけです。

実際今回のCOVID19では、「フィリピン留学さえすれば、短期間で英語力が劇的に上がり、あなたの人生は変わります!」といった語学学校の宣伝文句に引っかかって6ヶ月以上の申し込みをした人たちが一定数いました。そういう人達は150万~200万円のお金を語学学校に持ち逃げされるという凄まじい被害に遭っています。

宣伝文句で使われる「これさえすれば大丈夫」なんていう安易な一般逆転なんてうまい話は英語学習には有りません。留学エージェントや語学学校の口車にのせられて大金を失っても、誰もあなたに同情しません。

語学留学前に初級者・初中級者がすべき準備とは

ここまで読んで結局何をすれば良いのか?と思った方向けにまとめると、日本にいる間から「英文法・英文読解に関して学ぶ」「英語学習の習慣を身につける」ということをすれば良いのです。

この2つをするためには何が必要でしょうか。

初級者・中級者は日本で賢く準備すべき

「海外にいけばなんとかなる!」は嘘です。なんにもなりません。ただ、失敗するだけです。そのためには賢く準備しましょう。語学留学も英会話学校も決して安くはないのです。車よりも高く、人生で一番高い買い物になることも有ります。

初級者が平均的な大学生の英語力に到達するには、通常600-800時間の学習が必要です。そして、履歴書に書いて評価されるTOEIC600点に到達するためには、そこからさらに500-800時間の学習が必要になります。

日本人の初中級生徒に最適な日本人の英語教師はどこにいるか

なお、この時間は適切な英語教師が指導した場合の時間で、独学の場合だとだいたい学習は迷走するため、学習時間はこの1.5~2倍は必要です。

が、勉強をしたことがない初級者だとこの長時間の英語学習をやりきることが出来ません。

ここで述べた2つがフィリピン留学(語学学校サウスピーク)で失敗する主な失敗原因でした。

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