(画像: フィリピン留学で広く使われているコピー本、海賊版教材。日本の海賊版教材も出回っている)
フィリピン留学では現在もSide by SideやInterchangeなど長年使われているESL教材が主流です。
一方で、語学学校バックワイズのように日本の英文法・英会話教材やTOEIC公式教材、NHK「ニュースで学ぶ現代英語」を活用する学校もあります。
フィリピン留学を検討している人の多くは、
- マンツーマン授業
- 授業数
- 学費
- 寮
- 立地
を比較します。
しかし、本来もっと注目されるべきなのが、「どんな教材を使って学ぶのか」です。
本記事では、フィリピン留学で使われる教材の実態と、日本の学習塾との違い、そしてバックワイズが注目される理由について解説します。
フィリピン留学で使われる代表的な教材
参考画像: コピー本(海賊版教材)と知らずに教材をアップするインフルエンサー

フィリピンの語学学校で広く使われている教材には次のようなものがあります。
| 教材名 | 初版 |
|---|---|
| Side by Side | 1970年代 |
| Interchange | 1990年 |
| Let’s Go | 1980年代 |
| Headway | 1980年代 |
これらは世界中で利用されてきた定番ESL教材です。
教材そのものが悪いわけではありません。
しかし問題は、2026年になっても、多くの学校で同じ教材群が主力教材として使われ続けていることです。
フィリピン留学の学校説明会や公式サイトを見ても、
「Side by SideやInterchangeを使用しています」
「オリジナルESL教材を使用しています」
という説明が今でも珍しくありません。
初級者にとって最大の問題は「英語で英語を学ぶ教材」
フィリピン留学で使われるESL教材の多くは、英語で英文法を学ぶ設計になっています。
例えば、
- 英語で文法説明を読む
- 英語で例文を理解する
- 英語で問題を解く
というスタイルです。
これらの学習には最低でもTOEIC600点、英検2級以上の英語力が必要です。これ未満の初級者だと全く理解出来ません。
なぜなら、
文法を理解するために英語が必要
だからです。
例えば、中学英文法が十分に理解できていない学習者の場合、
- 日本語で文法を理解する
- 例文で確認する
- 演習で定着させる
という流れの方が効率的です。
しかしフィリピン留学では、初級者であっても英語だけで作られた教材を使うケースが少なくありません。
その結果、
- 文法説明が理解できない
- 授業内容が曖昧になる
- 会話練習だけが進む
という状況も起こります。
もちろん、英語で英語を学ぶ方法そのものが悪いわけではありません。
ただし、それは一定の基礎力、最低でもTOEIC600点、英検2級以上の英語力がある中級者以上向けの学習法です。
(本件に関するさらに詳しい記事)

日本の塾や予備校との違い
もちろん、日本の塾や予備校でも長年使われている定番教材はあります。
しかし、
- 定期的な改訂
- 学習理論の反映
- 入試傾向への対応
が行われるのが一般的です。
一方でフィリピン留学業界では、20年以上前から使われているESL教材が今でも中心教材として使われているケースが珍しくありません。
20年以上前の教材であっても、その教材が低品質ということは意味しないけれど、
教材はいつ改訂されたのか
現代の学習者に合っているのか
という視点で見ると、日本の教育業界との違いは小さくありません。
日本の塾・予備校で、20-30年以上前の教材を主に使っているという話は全く聞きません。
なぜフィリピン留学では教材が進化しないのか
理由はシンプルです。
フィリピン留学業界は長年、
- 授業数
- 学費
- 寮
- 食事
- 立地
で競争してきました。
つまり、教材そのものが競争軸になってこなかったのです。
そのため、教材改訂や教材開発よりも、授業数や価格が重視される傾向があります。
教材名を公開しない学校が多い
もう一つの問題が透明性です。
多くの学校では、
- オリジナル教材
- ESL教材
- レベル別教材
という説明はあります。
しかし、具体的な教材名や出版社名まで公開している学校は多くありません。
日本の学習塾であれば、
- 使用教材
- カリキュラム
- 到達目標
を公開することは珍しくありません。
しかしフィリピン留学業界では、教材の詳細についてブラックボックスしている語学学校が大多数です。
海賊版教材問題
参考画像: フィリピン留学で実際に使用されていた海賊版教材。日本で有名な瞬間英作文もコピーされている

フィリピン留学業界では以前から、白黒コピー教材の存在が指摘されてきました。
もちろん、すべての学校が違法コピー教材を使っているわけではありません。
しかし、
- 白黒コピー教材
- 簡易製本教材
- 出版社情報が見えない教材
が存在することも事実です。
特に韓国系語学学校の大半は海賊版教材を当たり前のように使用していると言われています。
(参考画像: フィリピンのある語学学校の本棚。コピー本、海賊版教材でびっしり)

外部からは、
- 正規ライセンス教材
- 無断コピー教材
を判別できないケースもあります。
そのため、教材の透明性を疑問視する声もあります。
語学学校バックワイズだけが異質だった
そんな中で異質なのがバックワイズです。
バックワイズでは、
- 日本の英文法教材
- TOEIC公式教材
- 語彙教材
- NHK「ニュースで学ぶ現代英語」
など、使用教材を比較的明確に公開しています。
さらに、初級者には日本語で英文法を学べる教材を使用し、基礎を固めてから英語運用へ進む設計を採用しています。
これは、
まず英語の仕組みを理解する
という考え方に基づいています。
(参考記事、語学学校バックワイズは海賊版教材を使用していない)

NHK「ニュースで学ぶ現代英語」という発想
バックワイズの特徴として特に目立つのが、NHK「ニュースで学ぶ現代英語」の活用です。
多くのESL教材は何年も同じ内容を扱います。
しかしニュース教材は、
- AI
- 国際情勢
- 経済
- 科学技術
- 社会問題
など、常に最新のテーマを扱います。
つまり、教材内容そのものが継続的に更新されるのです。
英語学習だけでなく、現代社会を英語で理解する訓練にもなります。
(参考記事: ニュースで学ぶ「現代英語」の紹介記事)

一般的な語学学校とバックワイズの比較
| 項目 | 一般的なフィリピン語学学校 | バックワイズ |
|---|---|---|
| 教材公開 | 少ない | 多い |
| 英文法学習 | 英語教材中心 | 日本語教材活用 |
| 時事英語 | 少ない | NHKニュース教材 |
| 教材更新 | 限定的 | 継続的 |
| 学習設計 | 授業中心 | カリキュラム中心 |
よくある質問(FAQ)
フィリピン留学で最も使われている教材は何ですか?
Side by Side、Interchange、Let’s Go、HeadwayなどのESL教材が広く使われています。
フィリピン留学の教材は古いのですか?
教材によりますが、20年以上前から利用されているシリーズが現在でも主力教材として使われているケースがあります。
初級者でも英語だけの教材で大丈夫ですか?
人によりますが、日本人初級者の場合は日本語で文法を理解してから英語運用に進んだ方が効率的なケースも少なくありません。
バックワイズはどんな教材を使っていますか?
日本の英文法教材、TOEIC公式教材、語彙教材、NHK「ニュースで学ぶ現代英語」などを活用しています。
まとめ
フィリピン留学業界では現在もSide by SideやInterchangeなどのESL教材が主流です。
教材名が公開されていない学校も少なくありません。
また、日本人初級者にとっては、
「英語で英語を学ぶ教材」
が大きな壁になることがあります。
一方でバックワイズは、
- 日本の市販教材
- 日本語で学べる英文法教材
- TOEIC公式教材
- NHKニュース教材
などを活用し、教材内容も比較的明確に公開しています。
フィリピン留学を検討する際は、
授業数や料金だけでなく、
「どんな教材を使うのか」
という視点も持つべきではないでしょうか。
教材は学習の土台です。
そして、その土台にどれだけ投資しているかは、その学校の教育に対する考え方を映し出しているのです。
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