Don’t Let the Pigeon Drive the Bus!
本文分割・加工
[1] The Bus Driver Leaves / バスの運転手がいなくなる
Hi! I’m the bus driver. Listen, I’ve got to leave for a little while, so can you watch things for me until I get back? Thanks. Oh, and remember:
Don’t Let the Pigeon Drive the Bus!
I thought he’d never leave.
Hey, can I drive the bus?
Please?
I’ll be careful.
I tell you what: I’ll just steer.
My cousin Herb drives a bus almost every day!
True story.
[2] The Pigeon Tries Everything / ハトのあの手この手
VROOM – VROOM VROOMY VROOM – VROOM!
PIGEON AT THE WHEEL!
No?
I never get to do anything!
Hey, I’ve got an idea. Let’s play “Drive the Bus”!
I’ll go first!
C’mon! Just once around the block!
I’ll be your best friend!
How ‘bout I give you five bucks?
No fair!
I bet your mom would let me.
[3] The Pigeon Loses His Temper / ハトがついにキレる
What’s the big deal!?
It’s just a bus!!!
I have dreams, you know!
Fine.
LET ME DRIVE THE BUS!!!
I’m back! You didn’t let the pigeon drive the bus, did you?
Great! Thanks a lot.
Uh – oh!
Bye!
Hey . . .
英単語・英語表現の解説
英単語・英語表現
[1] The Bus Driver Leaves / バスの運転手がいなくなる
- bus driver
- /ˈbʌs ˌdraɪ.vɚ/ : BUS-dry-ver
- バスの運転手 : A person who drives a bus.
- 解説:
I'm the bus driver.で「私はバスの運転手です」。driverはdrive「運転する」に、人を表す-erが付いた語です。 - 発音のコツ:
driverは第1音節 DRI に強勢があります。
- Listen,
- /ˈlɪs.ən/ : LIS-ən
- ねえ、聞いて : Used to get someone’s attention before saying something.
- 解説: ここでは文字どおり「聞く」というより、相手の注意を引いて話を切り出す表現です。「ねえ」「ちょっと聞いて」に近い使い方です。
- 発音のコツ:
tは発音せず、/ˈlɪs.ən/ です。
- have got to do
- /hæv ˈɡɑːt tə/ : have-GOT-tə
- ~しなければならない : To have to do something.
- 解説:
I've got to leaveで「行かなければならない」。have got to doはhave to doとほぼ同じ意味で、会話で非常によく使われます。I've got to go.「もう行かなきゃ」は定番表現です。 - 発音のコツ: 会話では
got toが弱くつながり、gottaのように発音されることも非常に多いです。
- for a little while
- /fɚ ə ˈlɪt̬.əl waɪl/ : for-a-LIT-tl-WYLE
- 少しの間 : For a short period of time.
- 解説:
I've got to leave for a little whileで「ちょっとの間、ここを離れなければならない」。a little whileで「少しの間、しばらく」です。 - 発音のコツ:
for aは弱くつながります。while/waɪl/ は1音節です。
- watch things
- /wɑːtʃ ˈθɪŋz/ : WATCH-THINGZ
- ここを見ていて、留守を見ていて : To keep an eye on things and make sure everything is OK.
- 解説:
can you watch things for meで「私の代わりにここを見ていてくれる?」。ここでのwatchはテレビを「見る」ではなく、問題が起きないように見ておく、見張るという意味です。thingsも具体的な「物」だけを指しているわけではありません。 - 発音のコツ:
thingsの最初は /θ/、最後は /z/ です。
- until I get back
- /ənˈtɪl aɪ ɡet ˈbæk/ : un-TIL-I-get-BACK
- 私が戻ってくるまで : Until I return.
- 解説:
get backは「戻る、帰ってくる」。until I get back全体で「私が戻ってくるまで」です。日常会話で非常によく使います。 - 発音のコツ:
untilは第2音節 TIL に強勢があります。
- remember
- /rɪˈmem.bɚ/ : ri-MEM-ber
- 覚えておく、忘れない : To keep something in your mind.
- 解説:
Oh, and remember:で「それから、忘れないで」。このあとにDon't Let the Pigeon Drive the Bus!が続きます。 - 発音のコツ: 第2音節 MEM に強勢があります。
- let + 人 + 動詞の原形
- /let/ : LET
- 人に~させる、人が~するのを許す : To allow someone to do something.
- 解説:
Don't Let the Pigeon Drive the Bus!で「ハトにバスを運転させないで!」。**let + 人 + 動詞の原形=「人に~させる、~することを許す」**という重要構文です。let the Pigeon driveのdriveにtoは付きません。 - 発音のコツ:
let theは切らずに滑らかにつなげます。
- I thought he’d never leave.
- /aɪ ˈθɔːt hiːd ˈnev.ɚ liːv/ : I-THOUGHT-he’d-NEV-er-LEAVE
- あいつ、いつまでたっても行かないかと思った : I thought he was never going to leave.
- 解説: バスの運転手がいなくなった直後のハトの一言。
he'dはここではhe would。I thought + wouldで、過去の時点から見たその後のことを表しています。neverによって「いつまでたっても行かない」というニュアンスが出ています。 - 発音のコツ:
thought/θɔːt/ の最初は /θ/。he'dは1音節です。
- be careful
- /bi ˈker.fəl/ : be-CARE-fəl
- 気をつける、慎重にする : To act in a way that avoids danger or mistakes.
- 解説:
I'll be careful.で「気をつけるから」「慎重にやるから」。バスを運転させてもらうためにハトが説得しています。 - 発音のコツ:
carefulは第1音節 CARE に強勢があります。
- I tell you what:
- /aɪ ˈtel juː ˈwʌt/ : I-TELL-you-WHAT
- じゃあ、こうしよう : Used before making a suggestion or offering an idea.
- 解説: 提案や妥協案を出すときの口語表現です。
I tell you what: I'll just steer.で「じゃあ、こうしよう。ハンドルを操作するだけにするから」。単語どおりに「私はあなたに何を言う」と解釈しません。 - 発音のコツ:
tell youは滑らかにつなげ、最後のwhatをやや強く発音します。
- steer
- /stɪr/ : STEER
- ハンドルを操作する、操縦する : To control the direction in which a vehicle moves.
- 解説:
I'll just steer.で「ハンドルを操作するだけにするよ」。driveが車を「運転する」こと全体を表すのに対し、steerは進む方向をコントロールすることに焦点があります。 - 発音のコツ: 1音節 /stɪr/。最初の /st/ の間に母音を入れません。
- cousin
- /ˈkʌz.ən/ : CUZ-ən
- いとこ : A child of your aunt or uncle.
- 解説:
My cousin Herbで「僕のいとこのハーブ」。日本語では「従兄・従弟・従姉・従妹」のように性別や年上・年下で表記を区別できますが、英語では基本的にcousinです。 - 発音のコツ: 第1音節 CUZ に強勢があり、
sの部分は /z/ です。
- almost every day
- /ˈɔːl.moʊst ˈev.ri deɪ/ : ALL-most-EV-ry-DAY
- ほぼ毎日 : On nearly every day.
- 解説:
My cousin Herb drives a bus almost every day!で「いとこのハーブはほぼ毎日バスを運転してるよ!」。almostは「完全にはそうではないが、ほとんど」という意味です。 - 発音のコツ:
almostは第1音節、everyも第1音節に強勢があります。
- True story.
- /ˈtruː ˌstɔːr.i/ : TRUE-STOR-ee
- 本当の話だよ : What I just said is really true.
- 解説: 自分が今言ったことについて**「これ、本当だからね」**と念押しする口語表現です。ここではハトが自分の話に信憑性を持たせようとしています。
- 発音のコツ:
true/truː/ をはっきり発音します。
[2] The Pigeon Tries Everything / ハトのあの手この手
- VROOM
- /vruːm/ : VROOM
- ブーン、ブロロロ : A sound representing a vehicle engine.
- 解説: 車やバイクなどのエンジン音を表す擬音語です。
VROOM - VROOM VROOMY VROOM - VROOM!と、ハトがすでにバスを運転しているつもりになっています。 - 発音のコツ: 最初の /vr/ を続け、そのあと /uː/ を長めに発音します。
- at the wheel
- /ət ðə ˈwiːl/ : at-thə-WHEEL
- 運転席について、運転して : Driving or in control of a vehicle.
- 解説:
PIGEON AT THE WHEEL!で「ハトが運転中!」。wheelは「車輪」のほか、ここでは **steering wheel「ハンドル」**を指します。be at the wheelで「運転している」という定番表現です。 - 発音のコツ:
at theは弱く発音し、wheelを強く発音します。
- get to do
- /ɡet tə/ : GET-tə
- ~する機会を得る、~させてもらえる : To have the opportunity or permission to do something.
- 解説:
I never get to do anything!で「僕は何にもやらせてもらえない!」。ここでのget to doは、**「~する機会がある、~することを許される」**という意味です。子どもが不満を言う場面でもよく使われます。 - 発音のコツ:
get toは会話では滑らかにつながり、toは弱い /tə/ になります。
- I’ve got an idea.
- /aɪv ˈɡɑːt ən aɪˈdiː.ə/ : I’ve-GOT-an-eye-DEE-uh
- いいこと思いついた、考えがある : I have an idea.
- 解説:
I've gotはここでは **I have「持っている」**の意味。I've got an idea.は何かを思いついたときの定番表現です。 - 発音のコツ:
ideaは第2音節 DEE に強勢があります。
- Let’s play ~
- /lets ˈpleɪ/ : LETS-PLAY
- ~して遊ぼう : Used to suggest playing a game or doing an activity together.
- 解説:
Let's play "Drive the Bus"!で「『バスの運転ごっこ』をしよう!」。Let's + 動詞の原形で「~しよう」と相手を誘います。 - 発音のコツ:
Let'sの最後 /ts/ からplayの /p/ へ続けます。
- go first
- /ɡoʊ ˈfɝːst/ : go-FIRST
- 最初にやる、先にやる : To take the first turn.
- 解説:
I'll go first!で「僕が先にやる!」。ゲームや順番のある活動で**「最初の番になる」**という意味です。 - 発音のコツ:
first/fɝːst/ のアメリカ英語の /ɝː/ を意識します。
- C’mon!
- /kəˈmɑːn/ : c’MON
- ねえ、お願い!/ほら! : An informal form of “Come on!” used to urge or persuade someone.
- 解説:
Come on!を実際の話し言葉に近く書いた形です。ここでは相手を急かす「ほら!」ではなく、何度も断られているハトが**「ねえ、お願いだから!」**と説得しています。 - 発音のコツ: 最初を弱く /kə/、後半 MON を強く発音します。
- just once
- /dʒʌst ˈwʌns/ : just-WUNS
- たった1回だけ : Only one time.
- 解説:
Just once around the block!で「1回だけ、街区をぐるっと回るだけ!」。justが「たった、ほんの」という限定を強めています。 - 発音のコツ:
once/wʌns/ はone/wʌn/ の最後に /s/ が付いた発音です。
- around the block
- /əˈraʊnd ðə ˈblɑːk/ : around-thə-BLOCK
- 1区画をぐるっと回って : Around a group of buildings bordered by streets.
- 解説:
blockはアメリカの街路で、道路に囲まれた一区画を指します。once around the blockなら「その区画を1周だけ」。英語圏の日常生活でよく使われる具体的な表現です。 - 発音のコツ:
aroundは第2音節 ROUND に強勢があり、theは弱く発音します。
- I’ll be your best friend!
- /aɪl bi jɚ ˌbest ˈfrend/ : I’ll-be-your-BEST-FRIEND
- 親友になってあげるから! : I will be your closest friend.
- 解説: ハトが今度は**「親友になってあげる」ことを交換条件にして説得**しています。子どもっぽい交渉の言い方がそのまま使われています。
- 発音のコツ:
best friendはまとまりとして滑らかに発音します。
- How ‘bout ~?
- /haʊ ˈbaʊt/ : HOW-BOUT
- ~はどう? : How about ~?
- 解説:
How 'bout I give you five bucks?で「5ドルあげるっていうのはどう?」。'boutはaboutのくだけた形で、実際の会話を反映した表記です。 - 発音のコツ:
aboutの最初の弱い母音が落ちた形で、'bout/baʊt/ と発音します。
- five bucks
- /faɪv ˈbʌks/ : FIVE-BUCKS
- 5ドル : Five dollars.
- 解説:
buckはアメリカ英語の口語で**「1ドル」**。five bucks=five dollars「5ドル」です。日常会話では非常によく使われます。 - 発音のコツ:
bucks/bʌks/ は最後の /ks/ まで一続きで発音します。
- No fair!
- /noʊ ˈfer/ : NO-FAIR
- ずるい!/不公平だ! : That’s not fair!
- 解説:
That's not fair!を短くした非常に口語的な表現です。特に子どもが「ずるい!」「そんなの不公平!」と不満を言う場面でよく使います。この作品らしい子どもの日常英語です。 - 発音のコツ:
fair/fer/ を強く発音すると、不満のニュアンスが出ます。
- I bet ~
- /aɪ ˈbet/ : I-BET
- きっと~だと思う、~に違いない : I am confident that ~ is true.
- 解説:
I bet your mom would let me.で「君のお母さんなら、きっと僕にやらせてくれるよ」。betは本来「賭ける」ですが、I bet ~は会話で**「きっと~だよ」「~だと思うよ」**という確信を表します。 - 発音のコツ:
bet/bet/ は1音節。I betをひとまとまりで発音します。
[3] The Pigeon Loses His Temper / ハトがついにキレる
- What’s the big deal!?
- /wʌts ðə ˌbɪɡ ˈdiːl/ : what’s-thə-big-DEAL
- 何がそんなに大問題なの?/別にいいじゃん! : Why is this considered so important or serious?
- 解説:
big dealは「大したこと、重大なこと」。What's the big deal?は直訳ではなく、**「何がそんなに問題なの?」「別にいいじゃん」**という口語表現です。ここでは断られ続けたハトが開き直っています。 - 発音のコツ:
theは弱く発音し、最後のdeal/diːl/ を強くすると、この場面の不満が出ます。
- just
- /dʒʌst/ : JUST
- ただの、たかが : Only; simply.
- 解説:
It's just a bus!!!で「たかがバスじゃないか!」。ここでのjustは「ちょうど」ではなく、**「ただの~にすぎない」「たかが~」**と重要性を小さく見せる使い方です。ハトは「そんな大げさに考えることじゃない」と訴えています。 - 発音のコツ: /dʒʌst/ の1音節。語末の /st/ の間に母音を入れません。
- I have dreams.
- /aɪ hæv ˈdriːmz/ : I-have-DREAMZ
- 僕にだって夢がある : I have hopes and ambitions for the future.
- 解説:
I have dreams, you know!で「僕にだって夢があるんだよ!」。ここでのdreamは寝ているときの「夢」ではなく、**「将来実現したい夢、願望」**です。バスを運転することを大げさに「自分の夢」として訴えているのが面白いところです。 - 発音のコツ:
dreams/driːmz/ は最後が /z/ です。
- you know
- /jə ˈnoʊ/ : yə-KNOW
- ほら、分かるでしょ/~なんだよ : Used in conversation to emphasize a point or appeal to the listener.
- 解説:
I have dreams, you know!で「僕にだって夢があるんだよ!」。ここでは「あなたは知っている」という文字どおりの意味ではなく、相手に訴えかけたり、自分の発言を強調したりする会話表現です。 - 発音のコツ:
youは弱く /jə/ になりやすく、knowを強めます。
- Fine.
- /faɪn/ : FINE
- もういいよ。/分かったよ。 : Used to show reluctant acceptance or annoyance.
- 解説:
fineは「素晴らしい」だけではありません。この場面では何度頼んでも断られたハトが、**不満そうに「もういいよ」「分かったよ」**と言っています。その直後にLET ME DRIVE THE BUS!!!と爆発するので、本当に納得したわけではありません。 - 発音のコツ: /faɪn/ の1音節。この場面では短く言うと、不満そうなニュアンスが出ます。
- let + 人 + 動詞の原形
- /let/ : LET
- 人に~させる、人が~するのを許す : To allow someone to do something.
- 解説:
LET ME DRIVE THE BUS!!!で「僕にバスを運転させて!!!」。冒頭のDon't let the Pigeon drive the bus!と同じlet + 人 + 動詞の原形が、今度はハト自身の要求として使われています。 - 発音のコツ:
let meは会話では滑らかにつながります。ここでは大文字なので、実際に読むなら強く叫ぶような調子になります。
- did you?
- /ˈdɪd juː/ : DID-you
- ~しなかったよね? : Used to check or confirm what someone did.
- 解説:
You didn't let the pigeon drive the bus, did you?で「ハトにバスを運転させなかったよね?」。否定文 + 肯定の付加疑問になっています。You didn't ~, did you?で「~しなかったよね?」と確認します。 - 発音のコツ: 会話では
did youがつながって発音されます。
- Thanks a lot.
- /ˌθæŋks ə ˈlɑːt/ : thanks-a-LOT
- どうもありがとう : Thank you very much.
- 解説:
a lotが加わり、「本当にありがとう」「どうもありがとう」。Thanks a lot.は皮肉として使われることもありますが、この場面ではバスの運転手が素直に感謝しています。 - 発音のコツ:
Thanks aを滑らかにつなぎ、lotを強めます。
- Uh-oh!
- /ˈʌʔ.oʊ/ : UH-oh
- おっと!/あっ、まずい! : Used when something has gone wrong or a problem appears.
- 解説: 問題やまずいことに気づいたときの非常に日常的な間投詞です。日本語の「あっ」「おっと」「あらら」に近い表現です。子どもの会話でも非常によく使われます。
- 発音のコツ: 2つの部分を区切るように UH-oh と発音します。

