英語教材では、「似たスペルの単語」をまとめて紹介するものをよく見かけます。
例えば冒頭の画像では以下の英単語が似ているものだとまとめられています。
- adapt / adopt
- affect / effect
- complement / compliment
- ensure / insure
確かに、これらはTOEIC LR試験でも頻出であり、混同しやすい単語です。しかし、このような教材※を見ていつも疑問に思うことがあります。
なぜ発音記号(IPA)が載っていないのでしょうか。
※この記事冒頭の画像は「英語ビジュアルマップ / (著) きなこ」のものです。
TOEICはリスニングが50%を占める試験
TOEIC LRは、
- リスニング100問
- リーディング100問
で構成されています。
つまり、試験の半分は「音」を聞き取る能力を測る試験です。
それにもかかわらず、スペルだけを比較する教材では、TOEIC対策としては不十分と言わざるを得ません。
最初に結論: 発音記号が記されていない教材は不完全な教材
私なら発音記号が記されていない英単語帳は生徒には絶対に勧めません。
発音記号が記されていないだけで、その参考書の著者の英語力・英会話力が低いことが推測出来ますから。
発音記号があれば、一瞬で理解できる
以下の英単語はスペルだけ見れば似たものです。
- adapt /əˈdæpt/
- adopt /əˈdɑːpt/
ただし、発音記号を見れば「母音が違うから、聞こえ方も違う」ことが分かります。
一方で
- ensure /ɪnˈʃʊr/
- insure /ɪnˈʃʊr/
は発音記号が同じです。つまり、音では区別できない単語であることが一目で分かります。
発音記号は「発音方法」を示すだけではありません。どの単語が音で区別でき、どの単語ができないのかまで教えてくれるのです。
発音教育なら「ミニマル・ペア」で整理したい
英会話やリスニングの教材なら、スペルではなく、ミニマル・ペア(Minimal Pair)でまとめる方が効果的です。
- adapt /əˈdæpt/(適応する) ↔ adopt /əˈdɑːpt/(採用する)
- affect /əˈfekt/(影響を与える) ↔ effect /ɪˈfekt/(影響・結果)
- drag /dræɡ/(引きずる) ↔ drug /drʌɡ/(薬)
これらは、母音だけが異なる典型的なミニマル・ペア(minimal pairs)です。
ミニマル・ペアとは、1つの音素だけが異なることで意味が変わる単語の組み合わせを指します。これらは英語の発音練習だけでなく、リスニング力の向上にも非常に効果的です。
発音記号を見ることで、学習者は単にスペルの違いを覚えるのではなく、「どの母音が異なるために意味まで変わるのか」を視覚的に理解できます。
TOEIC LRはリスニングが全体の50%を占める試験であるため、このような音声面からの学習、発音記号を読み込むことは得点力の向上にも直結します。
ミニマル・ペア(minimal pairs)は、「発音練習」「リスニング練習」の両方に使えます。
一方で、ensure / insureは発音がほぼ同じなので、ミニマル・ペアではありません。
こちらは同音異綴語(Homophones)として扱う方が教育的です。
この教材から感じる違和感
教材を見る限りでは、「母音が違う単語」というスペル上の分類になっています。
しかし、英語は文字よりも音声が重要な言語です。
もし発音教育や英会話教育の視点で設計するなら、
- ミニマル・ペア
- 同音異綴語
- 発音記号
を中心に構成するはずです。
そのため、この教材は綴りの識別を重視している一方で、発音やリスニング学習への配慮は十分とは言えません。
「英語ビジュアルマップ」著者のきなこ氏には発音の知識がなく、英会話の経験もないいのでは?
発音記号を掲載しないこと自体が問題なのではありません。
しかし、「母音の違い」をテーマにした教材でありながら発音記号がないということは、音声面を十分に重視した教材設計とは言い難いでしょう。
実際、発音の知識が有り、また英会話がそれなりに出来る人であれば発音記号は必ず表記します。
だからこそ、この冒頭の画像を見た際の私の第一印象は「英語ビジュアルマップ」著者のきなこ氏は、発音の知識がなく、英会話の経験もないのでは?というものでした。
TOEIC LR試験として本当に必要な情報
TOEIC対策教材としては、最低でも次の情報を加えたいところです。
| 項目 | 必要性 |
|---|---|
| 発音記号(IPA) | ★★★★★ |
| 品詞 | ★★★★★ |
| 頻出コロケーション | ★★★★★ |
| ミニマル・ペアかどうか | ★★★★☆ |
| 同音異綴語かどうか | ★★★★☆ |
| 例文 | ★★★★★ |
例えば、
- adapt → adapt to new technology
- effect → have an effect on
- affect → affect sales
のようなコロケーションまで学べば、TOEICのPart 5・6・7だけでなく、リスニングでも役立ちます。
まとめ
似たスペルの単語を並べること自体は悪くありません。しかし、TOEICはリスニングが半分を占める試験です。
そのため、「スペルの違い」だけを覚えるのではなく、
- 発音記号
- ミニマル・ペア
- 同音異綴語
- 品詞
- コロケーション
までセットで学ぶ方が、実践的な英語力につながります。
特に「母音が一文字違う単語」を扱う教材であれば、発音記号を掲載するだけで、学習者は「音で区別できる単語」と「文脈でしか区別できない単語」を理解できるようになります。
教材としての完成度も、学習効果も、大きく向上するでしょう。
場所を選ばないオンラインレッスン、ハル英語4技能アカデミー(ハルヨン)
ここからこの記事を書いているハル英語4技能アカデミーについての紹介になります。
ハル英語4技能アカデミー(ハルヨン)の特徴を3行にまとめました。
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オンラインレッスン・ハルヨンの受講料金
| 期間 (日本人教師のレッスン回数) | 金額(税込み) |
|---|---|
| 4週 (4回) | 76,000円(税込み) |
| 8週 (8回) | 137,000円(税込み) |
| 12週 (12回) | 198,000円(税込み) |
| 24週 (24回) | 386,000円(税込み) |
12週(12回のレッスン)の申し込みで日本人教師のレッスンを12回受講出来ます。フィリピン人教師のレッスン(25分)を24回受講出来ます。
12週未満の申し込みの場合、事務手数料が発生します。(事務手数料)4週の受講で10,000円、8週の受講で5,000円になります。
1週間単位の申し込みも可能ですが、12週以上・24週以上で申し込むのがお得です。24週の長期申込みの場合、長期申し込み割引(-10,000円)が適用されます。
ハルヨンの受講、推奨は12週間以上の受講
12週間の受講を通じて、英語学習の基本的な型、英会話・発音の能力を伸ばすための学習の仕方が身につきます。
24週間の受講を通じて、英語学習を習慣化し、目に見える成果を出します。TOEICで200点以上点数を伸ばしたい場合には24週以上の申し込みが推奨です。
オンラインレッスンに含まれる基本的なサービス内容
- 日本人教師のグループレッスン(英文法・英文読解・発音) 毎週1回75-90分
- 主に初級者向けのマンツーマンレッスンは毎週1回60分で対応しております。
- フィリピン人教師のマンツーマンレッスン、毎週50分(25分×2回) ※初級者は中1英文法が終わってから受講可能。それ未満の英語力だと英会話が成立しないため受講出来ません。
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グループレッスンは中級者・上級者クラスが5人以下が目安、初級クラスが3人以下が目安です。
グループレッスンに入ることが厳しい初級者の場合(中学2年生の英文法の理解が怪しい場合)、マンツーマンレッスンで対応をしております。
マンツーマンレッスンは60分となっております。中2英文法の後半からタイミングを見て、グループレッスンに入っていただきます。
レッスン開講日時
語学学校バックワイズと共通レッスンを行っているため、週ごとに変わっております。詳細はお問い合わせください。
働いている方向けでは、平日の夜、土曜日の日中にレッスンを行っていることが多いです。
基本的に生徒様の都合に合わせて、柔軟に対応しております。
ハル英語4技能アカデミー(ハルヨン)へのお問い合わせ・お申し込み
オンラインレッスンのハルヨン、もしくはフィリピン留学のバックワイズで学習されることを希望される方はLINE、メール、オンライン/対面説明会のいずれかよりお問い合わせ・お申し込みください。
フィリピン留学をしなくても、オンラインレッスンだけを受講することが出来ます。
日本で受講したハルヨンのオンラインレッスンの続きを、フィリピン留学バックワイズでそのまま継続して受講することも出来ます。
LINEでのお問い合わせ/お申し込み
(オンラインレッスンのハルヨン、フィリピン留学バックワイズの事前学習についての問い合わせ)
LINEで下記よりお問い合わせください。
(質問例) オンラインレッスンの受講を希望していますが、いつから受講できますか?
(質問例) 体験レッスンを受講したいのですが、いつなら可能でしょうか?
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オンライン説明会/対面説明会へのお申し込み
学習カリキュラム担当、英文法のレッスンを担当しております柴田のレッスンを体験できるオンライン説明会を実施しています。
語学学校バックワイズ/オンラインレッスンのハルヨン 英語力をどれだけ伸ばせるか
以下、語学学校バックワイズ/オンラインレッスンのハルヨンの共通の特徴・学習の生活についてです。
フィリピン留学で最も英語力を伸ばせる語学学校バックワイズでは、下記の学習目標が達成可能です。
- 2ヶ月で中学英文法をゼロから習得。英会話ができるようになる
- 3ヶ月で高校英文法を理解し、実践的な英会話力を身につける
- TOEIC試験のスコアを3ヶ月で200点以上アップさせる
オンラインレッスンのハル英語4技能アカデミー(ハルヨン)では、下記の学習目標が達成可能です。
- 2-3ヶ月で中学英文法をゼロから習得。英会話ができるようになる
- 3-4ヶ月で高校英文法を理解し、実践的な英会話力を身につける
- TOEIC試験のスコアを3ヶ月で100点以上アップさせる
【補足】語学学校バックワイズの学習時間は1日8-10時間、オンラインレッスンのハル英語4技能アカデミー(ハルヨン)は1日2-3時間ですので、その分だけ学習の成果に差があります。
卒業生の学習実績
下記の4つのレベルに応じてそれぞれ紹介しているのでご自身に合ったレベルの記述を読み進めて下さい。
(1) 中学生が学ぶ英文法レベルから学び直す場合
(2) 高校英文法レベルから学び直す場合
(3) 3ヶ月でTOEIC200点アップを目指す
(4) TOEIC800点以上の上級者クラスでは実践的なニュースレッスンを実施
以下にこれらの学習目標を達成した卒業生の体験談を紹介していきます。
TOEICの点数大幅アップ!
初級者、中学英文法からの学び直し
ワーキングホリデーの準備、オーストラリア語学学校からの逆2カ国留学
社会人の短期留学(1-2週間)
高校生のフィリピン留学、英検対策・大学入試対策
バックワイズの紹介動画
バックワイズ学習面の特徴についてまとめた動画を公開しています。約5分間の動画でバックワイズが他のフィリピン留学の語学学校とどう違うのかを確認出来ます。

