この記事では、TOEIC200点台がどのくらいの英語力なのか、TOEIC受験者の中でどのくらいの割合なのかを紹介します。
また、TOEIC200点台から英語を学び直す場合に、何から勉強すればよいのか、必要な学習時間、おすすめの参考書についても解説します。
実際に、TOEIC200点台から英語を学び直し、大幅にスコアを伸ばした方もいます。
名前:Yutaさん
学習時間:約1,350時間
開始時の英語力:中学生レベル、TOEIC295点(L205点・R90点)
⇒ TOEIC750点(L375点・R375点)まで455点アップ!
現時点でTOEIC200点台であっても、基礎から正しい順番で学び直し、十分な学習時間を確保すれば、英語力を伸ばすことは可能です。
TOEIC200点台の受験者はどれくらいいる?
TOEIC200点台の受験者がどれくらいいるのか、TOEIC L&Rを運営するIIBC(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)が公開している最新データを見てみましょう。
IIBCが2026年7月に公開した「TOEIC Program DATA & ANALYSIS 2026」には、2025年度(2025年4月~2026年3月)のTOEIC公開テストとIPテストのスコア分布が掲載されています。
公開テストの受験者数は755,473人で、平均スコアは616点でした。
一方、IPテストは企業・団体や学校などで実施されるため、公開テストとは受験者層が異なり、スコア分布にも大きな違いがあります。
TOEIC200点台がどのくらいの割合を占めているのかについても、公開テストとIPテストを分けて見ておく必要があります。
2025年度のTOEIC公開テストでは、245~290点の受験者は80,080人で、全受験者の約10.6%を占めています。
およそ10人に1人がこのスコア帯に該当するため、TOEIC200点台は決して珍しいスコアではありません。
公開テストとIPテストの違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。
TOEIC200点台はどのくらいの英語力?
TOEIC200点台では、中学英語からの学び直しがおすすめ
TOEIC L&Rはリスニング100問、リーディング100問の合計200問で構成され、すべて選択式の試験です。
そのため、英語がほとんど分からない状態でも、選択肢を適当に選ぶことで偶然正解する問題があります。
このことから、TOEIC200点台のスコアだけを見て、現在の英語力を細かく判断するのは難しいです。
ただ、これまでTOEIC200点台の学習者を指導してきた経験では、中学英文法や中学英単語の知識が十分に身についていない方が多くいました。
そのため、TOEIC200点台から英語力を伸ばしたい場合、いきなりTOEIC対策の問題集に取り組むよりも、中学英語から基礎を学び直すことをおすすめしています。
TOEIC200点台では、スコアだけで英語力を判断しにくい
TOEIC200点台では、正解した問題の中に、選択肢を推測して偶然正解した問題が含まれている可能性があります。
そのため、TOEIC200点台のスコアだけを見て、「中学英文法のどこまで理解しているのか」「どの程度英文を読めるのか」といった現在の英語力を細かく判断するのは難しいです。
TOEIC200点台の方が現在の英語力を確認したい場合には、TOEIC L&Rの問題を繰り返し解くよりも、中学生向けの英文法・英単語教材に取り組んで、どこから理解できなくなるのかを確認することをおすすめします。
中学英語の学び直しを終え、その後に高校英文法まで学習を進めてからTOEIC L&Rを再受験すれば、以前よりもスコアを英語学習の指標として活用しやすくなります。
TOEIC200点台は英検ではどのくらいのレベル?
TOEIC L&Rと英検では試験形式や測定する能力が異なるため、TOEIC200点台を「英検○級」と正確に換算することはできません。
ただ、これまでTOEIC200点台の学習者を指導してきた経験では、中学1年生で学ぶ英文法や英単語から学び直した方がよいケースが多くありました。
例えば、中学1年生ではbe動詞と一般動詞の違いや、それぞれを使った疑問文・否定文など、英文法の基礎を学びます。
こうした中学英語の基礎に不安がある場合には、TOEICや英検の問題集に取り組む前に、中学1年生の英文法・英単語から学び直すことをおすすめします。
参考画像: be動詞を一般動詞の混同
中学英語を一通り学び直し、その後に高校英文法まで学習を進めれば、TOEIC L&Rや英検の試験対策にも取り組みやすくなります。
TOEIC200点台から何を勉強すればいい?
TOEIC200点台から英語を学び直す場合、最初からTOEIC対策の参考書や問題集に取り組む必要はありません。
まずは中学英文法と中学英単語から学び直し、英語の基礎を身につけることをおすすめします。
特に中学1年生で学ぶbe動詞・一般動詞・疑問文・否定文などの理解があやふやな場合には、中学1年生の教材から始めましょう。
一方、中学1年生の内容を問題なく理解できる場合には、中学2年生の教材から学び直しても構いません。
大切なのは、現在のTOEICスコアだけで学習内容を決めるのではなく、自分が理解できていないところまで戻って学び直すことです。
TOEIC200点台から英語を学び直す場合、最初からTOEIC600点や800点だけを目標にするのではなく、これから紹介する4段階の目標に分けて学習を進めることをおすすめします。
TOEIC200点台からは4段階に目標を分ける
TOEIC200点台から英語を学び直す場合、最初からTOEIC800点などの高い目標だけを設定するのはおすすめしません。
例えば、以下のような目標です。
・TOEIC800点を2年で取得して、英語を使って仕事をする
・2年で海外の大学院に合格する
・ネイティブスピーカーと同じくらい英語を話せるようになる
最終的な目標として設定すること自体は問題ありません。
ただし、TOEIC200点台から学習を始める場合には、最終目標だけを見るのではなく、まずは中学英語の習得など、達成しやすい目標を一つずつクリアしていくことが大切です。
ここでは、TOEIC200点台から英語を学び直す場合の目標を、次の4段階に分けて紹介します。
TOEIC200点台から何を勉強すればいいか分からない方へ
「中学1年生からやり直した方がいい?」「中学2年生からでも大丈夫?」「TOEIC600点までどれくらいかかる?」など、現在の英語力によって必要な学習内容や期間は変わります。
オンラインレッスンのハルヨンでは、現在の英語力を確認した上で、どこから学び直せばよいのか、どの教材を使えばよいのか、どれくらいの学習期間が必要なのかを提案しています。
英語力を確認するテストと模擬レッスンも無料で受けられます。
まずは「TOEIC200点台から何を勉強すればいい?」とLINEでお気軽にご相談ください。
目標1:中学1年生の英文法・英単語教材を終わらせる
最初の目標は、中学1年生の英文法・英単語教材を一通り終わらせることです。
中学1年生では、be動詞・一般動詞・疑問文・過去形など、英語を理解するために必要な基礎を学びます。
例えば、英会話でよく使う「許可を求める Can I ~?」「相手にお願いをする Can you ~?」といった表現も中学1年生で学ぶ内容です。
参考画像: 「許可を求める Can I ~?」「相手にお願いをする Can you ~?」
さらに後半では、疑問文と過去形など複数の文法知識を組み合わせて、過去の出来事について質問することもできるようになります。
参考画像: 疑問詞を使った過去形の疑問文
TOEIC200点台で英語に強い苦手意識がある方でも、中学1年生の内容から順番に学び直すことで、少しずつ英文を読んだり、簡単な英語を使ったりできるようになります。
いきなりTOEICの問題集に取り組むのではなく、まずは中学1年生の教材を1冊終わらせることを最初の目標にしましょう。
中学1年生の英文法・英単語を一通り学び直す場合、1日3時間の学習で約3ヶ月、1日2時間の学習で約5ヶ月が一つの目安です。学習期間には個人差があります。
短期間にまとまった学習時間を確保できる場合は、さらに早く終えることも可能です。
実際に、1日約10時間の学習時間を確保できるフィリピン留学を利用して、3週間で中学1年生の英文法を一通り学んだ方もいます。
目標2:中学3年生までの英文法・英単語教材を終わらせる
中学1年生の内容を理解できたら、次の目標は中学3年生までの英文法・英単語を一通り学び直すことです。
中学・高校時代にある程度英語を勉強していた方の場合は、中学1年生からすべてやり直す必要はありません。中学1年生の内容を問題なく理解できるのであれば、中学2年生の教材から学び直してもよいでしょう。
例えば、中学2年生では不定詞の形容詞用法などを学びます。
参考画像: 不定詞の形容詞用法
このあたりの英文法を理解できない場合には、中学2年生の教材から学び直すことをおすすめします。
中学英語を学び直すメリットは、英会話で使う基本的な表現を学べることに加えて、その後に学ぶ高校英文法の基礎を固められることです。
英会話スクールや語学留学を利用する場合にも、事前に中学英語を学び直しておけば、レッスンで理解できる内容が増えます。
海外旅行でも、中学英文法と基本的な英単語を身につけておけば、簡単なやり取りを英語で行いやすくなります。
中学2年生レベルから学び直す場合、1日2~3時間の学習を続ければ、約3ヶ月で中学英語を一通り復習することができます。学習期間には個人差があります。
目標3:高校英文法までを一通り学び終える
中学英語を一通り学び直したら、次の目標は高校英文法まで学習を進めることです。
高校英文法まで一通り習得すると、英文を読むために必要な文法知識がかなり身につきます。
この段階まで到達すれば、TOEIC L&Rでは500点前後、英検では準2級~2級程度を目指せる英語力になってきます。
また、25分程度のマンツーマン英会話レッスンでも、日本語に頼らず、英語だけで最後までやり取りすることが現実的になってきます。
海外旅行でも、単語だけではなく、文章単位で簡単なやり取りができる場面が増えてきます。
中学2年生レベルから英語を学び直す場合、1日2~3時間の学習を続けて、高校英文法まで一通り学び終えるのに9~12ヶ月前後が一つの目安です。学習期間には個人差があります。
目標4:TOEIC600点を獲得する
高校英文法まで一通り学び終えたら、次の大きな目標としてTOEIC600点を目指しましょう。
TOEIC600点は、履歴書に英語力を示すスコアとして書きやすくなり、就職・転職などでも英語力をアピールする一つの目安になります。
また、TOEIC600点前後まで英語の基礎力を身につけると、英会話レッスンでも単語だけではなく、文章単位で自分の考えを伝えやすくなります。
そのため、語学留学やワーキングホリデーに行く場合にも、可能であれば渡航前にTOEIC600点前後の英語力を身につけておくことをおすすめします。
現地でゼロから基礎英語を学ぶのではなく、日本にいる間に英文法・英単語などの基礎を身につけておけば、留学中は英会話や実践的な英語学習により多くの時間を使えるようになります。
中学1年生レベルから英語を学び直す場合、TOEIC600点に到達するまでには1年~1年半程度が一つの目安です。
(参考動画: 海外で働くために、ワーキングホリデーで働くために必要な準備について)
TOEIC200点⇒TOEIC600点到達までに必要な学習時間
TOEIC L&Rのスコアを100点上げるために必要な勉強時間の目安
これまでハルヨン・バックワイズで多数の英語学習者を指導してきた経験をもとに、TOEIC L&Rのスコアを100点上げるために必要な学習時間の目安をまとめると、以下のようになります。
| 現在のスコア → 目標スコア | 学習時間の目安 |
|---|---|
| 200点 → 300点 | 300〜400時間 |
| 300点 → 400点 | 300〜400時間 |
| 400点 → 500点 | 250〜300時間 |
| 500点 → 600点 | 250〜300時間 |
| 600点 → 700点 | 250〜300時間 |
| 700点 → 800点 | 500〜600時間 |
| 800点 → 900点 | 500〜600時間 |
※上記の学習時間は、これまでの英語指導経験をもとに算出した推定値です。実際に必要な学習時間は、学習開始時点の英単語・英文法・英文読解・リスニングなどの基礎力や、学習方法によって異なります。
専門家の指導を受けずに独学で学習計画を立てた場合、現在の英語力に合っていない教材や勉強法を選び、必要のない学習に多くの時間を使ってしまうことがあります。 ハルヨン・バックワイズでこれまで指導してきた経験では、こうした学習の迷走によって、上記の目安の1.5〜3倍以上の学習時間がかかるケースもあります。
表を見る際の注意点として、低いスコア帯と高いスコア帯では、表に記載した時間よりも多くの学習時間が必要になる場合があります。
TOEIC200点台で、英単語や中学英文法の知識がほとんど身についていない状態から学習を開始する場合には、基礎から学び直す必要があるため、上記よりもさらに時間がかかることがあります。
また、TOEIC700点以上になると、そこから100点を上げる難易度が高くなり、さらに多くの学習時間が必要になります。
上記がTOEIC LR試験で100点得点を上げるのに必要な時間です。
現時点でTOEIC200点台の人がTOEIC600点(仕事で最低限必要になる基準)に到達するのに必要な時間は1,100時間~1,400時間です。
1日3時間の学習をした場合、1年~1年半の期間が必要になります。
中学英語から学び直しとなると、やはりこれくらいの時間は必要です。
TOEIC600点は地方国立大学やGMARCH、関関同立といった中堅以上の大学に入学する学生の英語力ですので。
フィリピン留学を利用すれば、3ヶ月~6ヶ月でTOEIC500点に到達可能
>現時点でTOEIC200点台の人がTOEIC600点(仕事で最低限必要になる基準)に到達するのに必要な時間は1,100時間~1,400時間です。
>1日3時間の学習をした場合、1年~1年半の期間が必要になります。
1日10時間の英語学習が可能なフィリピン留学であれば、この期間を4ヶ月~6ヶ月に縮めることが可能です。
早急にTOEIC600点に到達する必要がある。また、ワーキングホリデーの準備として最低限の仕事で英語が使えるだけの基礎力を身に付けたい場合には、短期的に集中学習が出来るフィリピン留学も選択肢に入れてみましょう。
この記事を書いている柴田 @HAL_Jがこれまで受け持ってきた生徒の方々ではやはり1日10時間集中的に学習できるフィリピン留学をして、この勉強量を一気にこなす人達が多かったです。
(参考動画: 中学1年生の英文法から学習をし、TOEIC585点まで到達した及川さん)
TOEIC200点からの英語学び直し・お勧めの英語参考書
ここから英語学習方法・おすすめの英語参考書を紹介していきます。
TOEIC200〜450点の方は、中学英文法から英語を学び直す
TOEIC200〜450点程度の方は、いきなりTOEIC L&R試験対策の問題集を繰り返すよりも、まず中学英文法から英語の基礎を学び直すのがお勧めです。
中学英文法を学び直すことで、高校英文法・英文読解へ進むための基礎を作りながら、日常英会話で使う基本的な英文法・英語表現も一緒に学べます。
お勧めしているのは、以下の3冊です。
英語がかなり苦手な方は中1から、中1英文法を理解できている方は中2・中3から始めても構いません。
高校英文法から学び直そうと考えている方にも、中学英文法に不安がある場合は、中2・中3まで戻って復習することをお勧めしています。
(参考動画:中学1年・中学2年の英文法を学ぶだけでも、簡単な英会話が出来るようになります)
「自分は中1・中2・中3のどこから始めればいいのか」「3冊をどのように勉強すればいいのか」については、下記の記事で詳しく解説しています。
▶ 中学英語のやり直しにおすすめの参考書|「ひとつひとつわかりやすく。」で中学英文法を学び直す
中1英文法を終えたら、発音学習も始める
独学で英語を学び直す場合、中学1年生レベルの英文法を一通り学んだ段階で、発音学習も始めることをおすすめします。
英語を全く理解していない状態で、発音だけを先に学ぶ必要はありません。まずは中1英文法を学び、簡単な英文の仕組みを理解しましょう。
一方で、中学英文法をすべて終えるまで発音を後回しにする必要もありません。
発音を学ばないまま大量の英単語や英語表現を覚えてしまうと、間違った音で覚えた単語を後から修正する必要が出てきます。
そのため、中1英文法を一通り学び終えたら、中2・中3英文法へ進むのと並行して、英語の発音についても学び始めることをおすすめします。
発音をいつから学べばよいのか、独学でどこまで学べるのか、おすすめの発音教材については、以下の記事で詳しく解説しています。
▶ 発音の学習…リスニング対策、そして英会話が出来るようになるために必須
英単語・英文読解・リスニング学習で中学英語を仕上げていく
中学英文法の内容を一通り学び直した学習者が次に取り組むべきは、英単語・英文読解・リスニング学習の学習です。
一通り身につけた英文法の知識を補強するために、追加の参考書でたくさんの英文を読み込み、聴き込むことで定着させていきます。
「同じ英語表現を異なる文脈で7回遭遇してはじめてその英語表現が使えるようになる」と言われていることを実践する必要が有るのです。
英単語・英文読解・リスニング学習の学習にお勧めの参考書は下記の2冊です。
1. いわゆる英単語帳 – 320例文で効率よく覚える 中学英単語・熟語2000
320例文で効率よく覚える 中学英単語・熟語2000の本文は下記画像です。
このいわゆる単語帳タイプのメリットは「一覧性の高さ」と「掲載されている英単語数の多さ」です。
2. 文脈の中で覚える英単語帳 – 速読速聴・英単語 Basic 2400 ver.4
もう1つのお勧めの参考書は、速読英単語に代表される英語を「英文の中で実際に英文を読み込みながら覚えていく」というものです。
下記は速読速聴・英単語 Basic 2400 ver.4の本文です。
これらのタイプが異なる2種類の英単語帳を使用するのかに関しては下記の記事にまとめましたので、そちらを御覧ください。
高校英文法の学び直し|TOEIC Reading 300点未満に「高校英文法をひとつひとつわかりやすく。」がおすすめ
TOEIC600点、730点、860点を獲得するには、高校で学ぶ英文法をもれなく理解している必要があります。
現時点でTOEIC Reading Partが300点未満の方は、TOEIC対策の問題集を繰り返す前に、高校英文法を一度きちんと学び直すことをおすすめします。
例えば、仮定法過去の知識がないと、下記の It is time + 仮定法過去「もう~する時間です」という未来の仮定法の表現を理解できません。
こうした高校英文法の重要項目が分からない場合には、TOEICの問題演習を増やすよりも、まず高校英文法から復習しましょう。
高校英文法をひとつひとつわかりやすく。改訂版
高校英文法を一通り学び直すのにおすすめしているのが、「高校英文法をひとつひとつわかりやすく。改訂版」です。
高校英文法の主要な項目を基礎から一通り確認でき、分厚い英文法書ではないため、英語が苦手な人でも取り組みやすいのが大きな利点です。
現時点でReading Partが300点未満であれば、「TOEIC対策をしなければ」と焦るよりも、まず本書を最初から学習することをおすすめします。
一方、Reading Partが300点を超えている人でも、英文法に苦手意識があったり、Part 6・7の英文を正確に読めなかったりする場合には、一度通読する価値があります。
ただし、Reading Partで350点以上を安定して取れており、高校英文法にも大きな不安がない人が、あえて最初から取り組む必要はありません。
そして、本書を何周も繰り返すことだけを目的にする必要もありません。高校英文法を一通り理解した後は、学んだ英文法の知識を使って実際の英文を正確に読む「英文読解」へ進みます。
高校英文法を学び直すべき目安、中学英文法まで戻った方がいい人、「高校英文法をひとつひとつわかりやすく。改訂版」を終えた後の英文読解については、下記の記事で詳しく紹介しています。
▶ 関連記事:高校英文法の学び直し|TOEIC Reading 300点未満に「高校英文法をひとつひとつわかりやすく。」がおすすめ
TOEIC200点レベルの人達が学習を続ける上で知っておくべきこと
ここまで記事を読破された方はおめでとうございます。
英語学習の最初の目標を突破されたと言えます。高校英文法をどうやって学習するかの道筋が頭に入ったことでしょう。「英語学習」というゲームの手順・ルールを理解したと言えます。
そして、ここから先はTOEIC200点台の初級者向けの助言になります。
助言1: 初級者は早めに有料サービスに課金しましょう
最初に断っておくと、現在すでに20歳以上でTOEIC200点台の方、そして英語が今後出来るようになりたい方は早めに語学学校や英語の家庭教師に課金することを強くお勧めします。
すでに成人済みの初級者が今後それなりのレベル、仕事で使える水準(英検2級、TOEIC600点)に到達するのは、独学で到達するのは現実的に考えるとかなり難しいためです。
課金に抵抗がある方に向けてのアドバイスですが、実は英語上級者の人達もほぼ全員かなりの金額を課金しています。
ネット上で有名な英語アカウントもほぼ全員が該当しています。この記事を書いている私もNew York滞在のために300万円近く使いました。
課金で時間を買う
「時間を買う」という考えから課金するのは悪くない考えだと私は思います。別に課金は悪いことでは有りません。
ここで気をつけてほしいのは、自分自身に課金している事実を隠して、「あなたもやれば出来る」と言っている英語アカウントです。それを言っているアカウントは学生時代に数百万円を親や親族から課金されていたのに。
課金せずに膨大な英語力を高めるには、本当に膨大な時間が必要です。そういう人達は修行僧みたいに勉強しています。ずっと英語学習をしていて、会話も英語学習の話しかしていないので、そういう人は見ればすぐに分かります。
独学の場合だと課金した場合と比べて時間はかかります。特に初心者の方は時間がかかります。
そのため、私は初級者が独学で英語を学び直すのは合理的な選択ではないと考えています。
数多くの初級者を見てきた経験からそう言い切ります。
本記事の内容を参考に、英語学習について最低限の方向性を学び、信頼できる語学学校・家庭教師を探して下さい。
なおコーチングサービスは質が良くないサービスが現状では多いので、ちゃんとした先生がいるサービスを選択ください。
この記事を書いている私 @HAL_J から学びたいという場合には、フィリピン留学の語学学校バックワイズ、もしくは留学できない人向けの大人の英語学び直し・オンライレッスンのハルヨンの受講を検討下さい。
では次のアドバイスに移ります。
助言2: 最低限半年は英語学習を続けましょう
TOEIC200-345点の方が英語学習をやり直す場合、最初からやり直します。つまり、中学1年生レベルから順番に学び直していきます。
中学英文法、高校英文法の習得はそれぞれ3ヶ月~6ヶ月を目安に行います。本当に英語に関する知識がゼロの方で、学習の習慣が全くない方であれば、6ヶ月~12ヶ月を想定されるのが良いです。
TOEIC200点台の初級者英語学習で成果を出すためには、最低6ヶ月は勉強を継続する必要が有ります。まずは半年間、地道に英語学習を続ける必要があることを胸に刻んでください。
たとえ課金していずれかのサービスを受講していても、すぐには成果は出ないです。まずは3ヶ月続けてみましょう。
そして6ヶ月目くらいから英語力の伸びが実感出来てきますので、それまでは地道に学習を継続下さい。
逆を言うと、「3ヶ月以内で英語が出来るようになる!」というような時短学習法を言っている英語サービスは十中八九、詐欺です。
助言3: 英語だけでなく、日本語の解説も読み込みましょう。
英文法の学習をする場合、英文法の用語に詳しくなる必要が有ります。
具体例を1つあげると、「副詞」という用語が頻繁に文法書に登場しますが、この言葉の定義を正確に説明出来る初級者は稀です。そして、「副詞」と「形容詞」の違いについて説明できると中級者の入口に立ったと言えます。
他には「句」「節」という用語も理解できないと参考書をまともに読み進めることは出来ません。
こういった用語を分からないまま放置することなく、辞書やインターネットで調べることで着実にひとつひとつ英語に関する知識を積み上げていきましょう。
なお、副詞の定義は「動詞、形容詞、副詞、文章全体を修飾する語句」です。このレベルの回答を即答出来るのがTOEIC600点です。
このように分からない日本語が登場した際に、それらの言葉の意味をひとつひとつ学んでいってください。
TOEIC LR試験で600点に到達するにはビジネス用語を日本語で知っておく必要が有る。
高校英文法の学習が終わり、その後はTOEIC LR試験の勉強をする場合、まずは下記の日本語の意味を即座に理解出来ている必要が有ります。
小売企業、貴社、弊社、財務、労務、一環、異議、協賛、年度、予算案、議事録、会合、締結、合併、併用、普及促進、購読、持続可能性、自律制御。
これらはいずれもTOEIC公式本の日本語訳に記載があった語彙です。これらを日本語で最低限使いこなせるようでないと、TOEIC LR試験の勉強をしてもなかなか点数は上がりません。
もしこれらの用語がなんとなくでしか理解できない場合には、英文法の用語を調べるのと同様に、分からない言葉に遭遇した場合には辞書で必ず調べましょう。
高校英文法までの学習を終えた後の学習カリキュラムについて
この記事では高校英文法の習得までを紹介しましたが、これ以降の学習については下記のTOEIC800点を目指す記事の内容を参考にしてください。
高校英文法以降はTOEIC LR試験対策が主になり、その学習方法の詳細は下記にまとめてあります。
英語学習・フィリピン留学について相談したい方へ
「中学・高校英文法など、英語を基礎から学び直したい」
「TOEIC LR試験・英検などの試験に向けて英語力を伸ばしたい」
「独学を続けているけれど、今の勉強方法でいいのか分からない」
「数ヶ月間、英語学習に集中できる環境で、一気に英語力を伸ばしたい」
「ワーキングホリデーで働くための準備をしたい」
このような方に向けて、オンラインレッスンのハルヨンとフィリピン留学の語学学校バックワイズを運営しています。
日本で英語学習を続けるならオンラインレッスンの「ハルヨン」
ハルヨン(ハル英語4技能アカデミー)では、中学・高校英文法、英文読解、発音、リスニング、TOEIC・英検対策などを、現在の英語力に合わせて学びます。
日本人教師とフィリピン人教師の両方からレッスンを受けながら、「何を、どの順番で、どのように勉強するか」まで含めて学習をサポートします。
短期間で集中して英語力を伸ばすならフィリピン留学の「バックワイズ」
フィリピン留学バックワイズは、1週間の短期留学から数ヶ月の長期留学まで対応しているフィリピンの語学学校です。
バックワイズが目指しているのは、「フィリピン留学で最も英語力を伸ばせる語学学校」です。
他校のように英会話レッスンばかりをする留学ではありません。英文法・英文読解・発音・リスニングなどの基礎学習と英会話を組み合わせ、1日に長時間の英語学習に取り組みます。
実際に、TOEIC595点→830点、620点→800点、250点→585点など、大幅にスコアを伸ばした留学生もいます。
※ハルヨンとバックワイズでは、共通の学習カリキュラムを使用しています。
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