留学エージェントが絶対に教えないフィリピン留学の失敗体験談とその回避方法

2023年、ついにコロナ禍で止まっていたフィリピン留学/セブ島留学が再開しました。

本記事では改めて注目されているフィリピン留学で繰り返される失敗体験談、特に留学エージェント達が教えてくれない失敗事例について本記事で紹介しています。

目次

フィリピン留学・セブ島留学が注目される理由

失敗体験談を紹介する前の前提として、フィリピン留学/セブ島留学とはいったいどういうものか簡単に紹介します。

フィリピン留学・セブ島留学が注目されるのは他の国への語学留学にはない2つの特徴があるからです。

「食費・生活費込みで月25万円以下の格安留学(欧米の半額)」

1日6~8時間の長時間マンツーマンレッスン」

コロナ禍前の2018年には多数の日本人経営の語学学校が運営を行い、年間35,000人近くの日本人がフィリピンへ語学留学をするまでの規模になっていました。

フィリピン留学は長時間マンツーマンレッスンが可能なことで注目されるようになりました。

英語力を満足に伸ばせない人も続出していた

多くの人達がフィリピン留学をしていましたが、それと同時に表に出てこない 『フィリピン(セブ島)留学を失敗に終わらせた人たち』も続出していました。

1年間に35,000人もフィリピン留学をしていたにも関わらず、英語力を激的に伸ばせた成功事例は数えるほどしかありませんでした。

ではなぜフィリピン留学で失敗が続出したのでしょうか。

コロナ禍明けのフィリピン留学でも同じ失敗をしないようにするために過去の失敗がどういったものか、フィリピン留学前に典型的なフィリピン留学のよくある失敗体験談を把握し、過去の多く留学生たちが犯したのと同じ失敗を繰り返さないようにしましょう。

また、この記事ではフィリピン留学を紹介する留学エージェント達が絶対に言わない失敗事例を共有していきます。

フィリピン留学・初級者~初中級者の失敗体験談「英会話が出来るようにならなかった!」

フィリピン留学には、数多くの人達が繰り返してきた典型的な失敗パターンがあります。

最初に紹介する2つの失敗事例は主に初級者~中級者が英会話ができるようにならなかったというものです。

フィリピン留学といえば「長時間のマンツーマンレッスンで短期間で英会話ができるようになる」と宣伝されています。

でも、実は英会話が出来るようならなかった失敗事例が本当に数多く存在します。

そんな代表的な2つの失敗事例を紹介します。

代表的な失敗体験談(1)…6ヶ月もフィリピン留学したのに全然英語が出来るようにならなかった

最初に紹介する失敗例、「6ヶ月もフィリピン留学したのに全然英語が出来るようにならなかった」はフィリピン留学で非常によくある失敗例です。

フィリピン留学を代表するような失敗例で、主な失敗要因を書き出すと以下のものが挙げられました。

  • 英語力が初級(中学英文法を理解していない)でフィリピン留学開始。
  • 日本での事前学習の準備無し。現地に着いてから勉強すれば良いと思っていた。
  • 学習サポートが出来る日本人スタッフがいない韓国系語学学校を選択。
  • 初級であるにも関わらず、マンツーマンレッスン1日8コマ受講。
  • 韓国系語学学校で支給された教材が海賊版教材で理解できない。

ここに書き出した特徴だけですでになぜ失敗したか推測できるかと思いますが、この代表的な失敗体験談に興味がある方は下記の記事を確認下さい。

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代表的な失敗体験談(2)…6ヶ月のフィリピン留学で英会話は出来るようにならなかった

次に紹介する失敗例、「2つの日本人経営の語学学校で6ヶ月もフィリピン留学したのに、帰国後のレベル診断では英会話が出来ないと診断された」はこちらもフィリピン留学で非常によくある失敗例です。

こちらのフィリピン留学を代表するような失敗例で、主な失敗要因を書き出すと以下のものが挙げられました。

フィリピン留学中の主観的な感想

  • フィリピン留学自体はとても楽しかった。フィリピン人講師たちと楽しく話せた。
  • 留学中は英会話が出来るようになったと思っていた。
  • 学内の試験でレベルアップが出来た。

フィリピン留学から帰国した後の客観的な英語力評価

  • TOEIC LR試験の点数が全然伸びていなかった
  • 英会話のレベル診断を受けたが、「高校英文法未満」という厳しい結果になった
  • 学内の試験でスピーキング能力がレベルアップしていたが、実はそれほど向上していなかった。

こちらの代表的な失敗体験談に興味がある方は下記の記事を確認下さい。

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フィリピン留学の不都合な真実1 マンツーマンレッスンは英文法・英文読解を学ぶのに向いていない。

最初に英会話ができるようにならなかった失敗事例を2つ紹介しました。

なぜこのような悲惨な失敗に至ったかというと、フィリピン留学名物のフィリピン人講師たちとのマンツーマンレッスンは「英文法・英文読解」を学ぶのに向いていない、というフィリピン留学の不都合な真実があるためです。

留学エージェントはより多くの紹介料(キックバック)をもらうために、長時間のコマ数を勧めてきます。

しかし、この長時間マンツーマンレッスンが大きな落とし穴です。

特に初級者が長時間マンツーマン(1日6-8コマ)を受講すると、フィリピン留学での失敗確率が跳ね上がります。

このフィリピン留学名物である長時間マンツーマンレッスンに関する不都合な真実については下記記事で深掘りしています。

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英文法・英文読解の学習は留学開始前に終わらせておくべし

フィリピン留学の不都合な真実
フィリピン留学名物のフィリピン人講師たちとのマンツーマンレッスンは「英文法・英文読解」を学ぶのに向いていない

この不都合な真実に対処するためにすべきこととしては、日本にいる間に英単語・英文法の学習は終わらせておく、基礎学力

をフィリピン留学前に向上させておくことです。

語学学校バックワイズではフィリピン留学の準備として

  1. 中学英文法を一通り学習しておくこと
  2. 高校英文法を一通り学習しておくこと

これらをそれぞれ推奨しています。

フィリピン留学のマンツーマンレッスンを楽しめる必要条件は「高校英文法を一通り学習している」ことです。

TOEIC600点、英検2級が最低限到達しておいてほしい基礎学力になります。

これぐらいの英語力がないと、英語で英文法を説明されても理解できないです。また、マンツーマンレッスンの進行速度を調整することも出来ません。

TOEIC600点未満だと挨拶が精一杯。

TOEIC LR試験の点数別出来ることの内容を見てみても、TOEIC600点~800点の人(下記図表の灰色の線)でやっと「取引先/海外支店とメールでやり取りが出来る」、つまり”筆談”が出来るようになります。

このレベルに到達していると英会話能力をフィリピン留学でどんどんと伸ばすことが出来ます。

TOEICレベル毎に出来ることまとめ

一方、TOEIC600点未満(黄色の線)だと「挨拶ができる」程度のことしか出来ません。

これではフィリピン留学のマンツーマンレッスン環境を活かすことが出来ません。

TOEIC600点、出来ればTOEIC800点に日本にいる間の事前学習で到達し、その上でフィリピン留学中には留学中にしか出来ない英会話や英作文のレッスンを受けるようにしましょう。

英単語・英文法が分からなければ、相手の話している英語が理解できない

英単語・英文法が分からなければ、相手の話している英語が理解できません。

これは 『知らない英単語は、読めないし、聞き取れない』ためです。

また、英単語を知らないと、英会話において適切な表現を使用できません。身振り手振りというジェスチャーに頼ったやり取りになってしまいます。

これでは満足に英会話をすることができません。こうならないように、しっかりと日本で英単語・英文法の事前学習を終わらせておきましょう。

日本での事前学習で終わらせておきたい教材

多くのフィリピン留学体験談においても「失敗しないために、英単語・英文法は日本で終わらせておきましょう」と書かれています。

フィリピン留学ですでに多くの初級者たちが無残な失敗をしているのです。

だからこそ先人たちの失敗を繰り返すことなく、日本でやるべきことを終わらせてからフィリピン留学をしましょう。

中学英文法・高校英文法の学習をフィリピン留学開始前に終わらせていないようでは、失敗するだけです。高校英文法までの学習は日本で終わらせておきましょう。

(参考記事)中学英文法から学び直す人向けの教材を紹介しています。

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フィリピン留学・中級者~中上級者の失敗体験談「TOEIC試験/IELTS試験の点数が全然伸ばせなかった!」

ここからはTOEIC500点以上、英検準2級以上の人たちの失敗体験談です。

代表的な失敗体験談(1)…4ヶ月の留学期間、1日8コマのレッスンを受けていたけれど、、TOEIC試験の点数が全然上がっていなかった。

最初に紹介する失敗例、「6ヶ月もフィリピン留学したのに全然英語が出来るようにならなかった」はフィリピン留学で非常によくある失敗例です。

こちらもフィリピン留学を代表するような中級者の失敗例で、主な失敗要因を書き出すと以下のものが挙げられました。

  • 1日8コマという長時間のレッスンを受講していた。
  • けれど、留学終了時にTOEIC試験の点数が全然伸びていなかった。
  • 英会話はある程度できるようになっていたと思っていたので非常にショックだった。
  • フィリピン留学のマンツーマンレッスンはTOEIC試験対策とは相性が悪い。

ここに書き出した特徴だけですでになぜ失敗したか推測できるかと思いますが、この代表的な失敗体験談に興味がある方は下記の記事を確認下さい。

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フィリピン留学の不都合な真実2 長時間のマンツーマンレッスンを受講しているだけでは英語力は伸ばせない。

予習・復習を行わないマンツーマンレッスン・グループレッスンは英語力の向上という観点から無意味です。

予習・復習をしないマンツーマンレッスン・グループレッスンは雑談と変わりありません。

予習・復習無しでは新しい表現をインプット出来ません。この状態では自分がすでに知っている表現を繰り返し使うだけです。

もし英会話の経験が全くないのであれば、最初の2-4週間は英会話に慣れることで「英語が上達した」と思うかもしれません。

しかし、留学生活の2ヶ月目以降(5週目以降)は中々上達しません。

「フィリピン留学・セブ島留学で最初の2~3週間は英語力の伸びを感じたけれど、それ以降は伸びを感じなかった」という人たちは英語で雑談をしていただけです。

予習・復習をせずに、すでに知っている英単語を繋げてなんとなく話すだけの雑談では英語力は向上しませんし、雑談と英語力を向上させるレッスンは全く異なります。

英語力を高める、すなわち「新しい英単語・英語表現を学び、使いこなせるようになる」には、予習・復習が欠かせません。

「レッスン中に登場した新しい表現、知らない表現をメモして復習の時間に辞書で調べる」「レッスンで自分が言えなかった表現を次のレッスンまでにいえるように予習学習をする」といった、地道で面倒な学習が必要です。

TOEIC LR試験対策も同様です。TOEICの点数を上げるためには、TOEICの試験対策の参考書を使用し、その表現をマンツーマンレッスンの中で実践していく必要があります。

TOEIC LR試験の学習は簡単な日常会話の習得よりも当然かなり負荷が大きいです。1時間のマンツーマンレッスンに対して、通常最低2時間の予習・復習が必要です。

英語力を向上させるためにはこのような予習・復習学習が必須なのです。楽して雑談するだけでは、英語力は向上しません。

「英会話に慣れるだけの雑談レッスン」と「新しく学んだ英語表現を実践し、自分で使いこなせるようになるためのレッスン」は全くの別物です。この事を忘れないでください。

マンツーマンレッスンの予習・復習は必ずしましょう。

あなたが所属することになる語学学校が1日6時間以上のマンツーマンレッスンを行なっている場合でも必ず予習・復習をしてください。

平日のレッスンが終わる午後5時以降は自習室にこもって勉強する必要があります。飲み歩いている時間は有りません。

できればマンツーマンレッスンと同じだけの時間、6時間の自習学習を行ってください。

そうすることで 「インプット学習:アウトプット学習=6時間:6時間」の割合で勉強できます。

フィリピン留学を活用するためには、マンツーマンレッスンを受けるだけでなく、予習・復習も加えた12時間英語漬けになる必要があるのです。

自習時間が足りない場合には、睡眠時間を削ってでも勉強時間を確保しましょう。平日に予習・復習が十分に出来ないという場合には週末を潰してでも予習・復習の時間を確保してください。

観光する時間は削りましょう。これができなければあなたはフィリピン留学で決して英語力を伸ばせません。

フィリピン留学・セブ島留学失敗を回避するための2つの鉄則 まとめ

  • 鉄則(1)…英単語・英文法を日本で学習してくるべし。TOEIC LR試験で最低でも600点以上獲得すべし。
  • 鉄則(2)…マンツーマンレッスンでは必ず予習・復習をすべし。6時間のマンツーマンレッスンであれば、6時間の自習をすべし。

以上の2つの鉄則を守ればあなたのフィリピン留学は必ず成功します。

逆にこれらを実行に移せない人のフィリピン留学は充実したものにはならないので、むしろ留学しない方が良いくらいです。

怠け者のためのフィリピン留学・セブ島留学

はい、フィリピン留学・セブ留学に関する「きれいな正論」はここで終わります

おそらくこの文章をここまで読んだ99.99%の人がこの「フィリピン留学・セブ島留学を失敗させないための2大鉄則」、言い換えると「きれいな正論」を実現できないことでしょう。

  • 鉄則(1)…英単語・英文法を日本で学習してくるべし。TOEIC LR試験で最低でも600点以上獲得すべし。
  • 鉄則(2)…マンツーマンレッスンでは必ず予習・復習をすべし。6時間のマンツーマンレッスンであれば、6時間の自習をすべし。

こんな鉄則、普通の留学生には出来るわけがありません。

では「きれいな正論」に対して現実はいったいどうなっているのかをこれから述べていきます。

きれいじゃない現実1…ほとんど全てのフィリピン留学希望者は日本で事前学習をしていない

そもそもフィリピン留学をされる方の大半は英語があまりできない初級者の方々です。TOEIC LR試験で600点以上の中級者は2-3割程度ではないでしょうか。

そのため 「日本にいる間から英単語・英文法を勉強してきてください。」と言われても何をやって良いのかが分からない初級者が大多数です

英語ができない初級者には適切な学習指導が不可欠です。学習指導なしで学習を続けられる人はほとんどいません。

まず初級者の場合、果たしてどの参考書をを選んで良いのか分からなくなります。書店に行って、どの参考書を選んで良いのか分からずに途方にくれるのが初級者です。

初級者が適切な英語学習の参考書を選ぶことはとても難しい。

本格的に英語学習に取り組む前の、参考書選びの段階で挫折してしまいます。初級者は適切な英語参考書は十中八九選ぶことができません。

仮に英語参考書を選べたとしても、そもそもちゃんと毎日継続して英語学習する習慣がある人はごくごく一部です。

日本にいる間から一人で学習をすることができる人はとても稀です。

自発的に勉強できる人であれば、初級者の域をすぐに脱せられます。初級者は自発的に、かつ自律的に勉強を継続させることが出来ないから初級者なのです。

自発的、かつ自律的に勉強ができるのは、勉強の習慣がある東京大学・京都大学などの難関大学の学生・卒業生くらいのものです(あとは一部の英語学習マニア)。

でも、9割以上の普通の人たちはそうではありません。

きれいじゃない現実2…フィリピン留学・セブ島留学している人たちでも自主的に予習・復習をする割合は10から20%

「マンツーマンレッスンを充実させるために予習・復習は必ずしましょう」という「きれいな正論」、言い換えると「根性論」を語っても無意味です。

毎日英語を使用する必要がある英語圏の国に留学していたり、暮らしていたりする人たちでもまともに英語学習に取り組んでいる人は少ないです。

もう認めましょう 「1日の時間は限られている」、そして「人間は怠惰である」という現実を。

  • 鉄則(1)…英単語・英文法を日本で学習してくるべし。TOEIC LR試験で最低でも600点以上獲得すべし。
  • 鉄則(2)…マンツーマンレッスンでは必ず予習・復習をすべし。6時間のマンツーマンレッスンであれば、6時間の自習をすべし。

こういう一見正論だけど、99%の人が実行出来ない「きれいな正論」を語るだけではいつまで経っても、フィリピン留学で英語力を伸ばせなかった人達、失敗した人達の数が増えるだけです。

本当に英語力が伸びるフィリピン(セブ島留学)と語学学校とは?

このように従来のフィリピン留学・語学学校では、英語力を伸ばすことができないのです。

そこで私 @HAL_J は、従来のフィリピン留学の常識を真っ向から否定し、本当に生徒の方々の英語力を伸ばすために次の施策を語学学校バックワイズで2つの抜本的な解決策を導入しました。

語学学校バックワイズが実現したこと1…英単語・英文法、瞬間英作文やフォニックス発音教本をフィリピンに来てからも学べるようにしました

導入した施策はフィリピン留学・セブ島留学の常識を真っ向から否定するものです。

通常フィリピン留学・セブ島留学ではマンツーマンレッスンが6時間から8時間行われているが、そのマンツーマンレッスンの時間を2時間から3時間に減らした。

つまり、マンツーマンレッスンの時間を半分以下に減らす。

フィリピン留学名物のマンツーマンレッスンの時間を大幅に減らして、その減らした分の時間を「義務予習」の時間にしました。

フィリピン留学中の自習時間のことを「マンツーマンレッスンを有意義に使うために、義務として行わなければならない予習の時間」と定義しました。

また、予習学習の進め方を学習マニュアルにまとめているため、そのマニュアルに沿って勉強をしてもらいます。

そして更には自習だけでは学習の方向性で迷走したり、学習の速度が著しく遅くなる人達が出てくるので、日本人教師のグループレッスンをペースメーカーとして導入することも決めました。

日本人教師がグループレッスンを担当し、学習のペースメーカーになります。

このようにマンツーマンレッスンの時間を減らし、義務予習の時間を導入することで「フィリピンに留学してからも英単語、英文法、発音矯正、初級英会話を学べる」ようになりました。

語学学校バックワイズが実現したこと2…自習する生徒の割合は100%になりました

生徒全員が予習・復習を行った上でマンツーマンレッスンを受けることで、英語力を確実に向上させます。

「マンツーマンレッスンは1日6時間から8時間を行う」という英語力を満足に伸ばせないフィリピン留学の標準カリキュラムを一旦全部否定した上で、「1日の時間は限られている」、そして「人間は怠惰である」という現実を直視し、その現実から逃げることなく学習カリキュラムをゼロから再構築しました。

英語学習法において「もっとちゃんと勉強しよう」という「きれいな正論」を語っても、それを実現できる人が100人の内に10人もいないのであれば、その正論は無意味です。それではいつまで経っても英語ができる人は増えません。

「義務予習」のような強制力が無くても英語を習得できる人は偉大ですが、それほか他の普通の人に押し付けるのは無理があります。

普通の人には「勉強を続けられる仕組み」が必要です。私が考えた普通の人でも勉強を続けられる仕組み、それが「義務予習」の時間です。

フィリピン留学を検討している英語学習者の方は、このページの最初で紹介したような「きれいな正論」に振り回されず「怠惰な自分」でも英語学習を続けられる仕組みを作ることをおすすめします。

まとめ: フィリピン留学を失敗させないために

フィリピン留学はそもそも基礎学力が十分な韓国人(TOEIC800点以上)が、短期間で英会話能力を伸ばすために20年以上前に始めたものです。

また、韓国で行われている熾烈な就職活動のための勉強を前提にしたものです。つまり、韓国国内で激烈な事前学習をしてから、フィリピン留学をしているのです。日本人の英語学習状況とは大きく異なります。

SPEC(就職活動のための資格・経歴)のために、TOEIC900点も珍しくないのが韓国の学生達です。

SPECを高めるためにTOEIC900点を獲得することも珍しく有りません。

韓国人の留学生のように、国内で十分な事前学習をして基礎力が十分な人(TOEIC800点以上の留学生)であれば、6-8時間の長時間のマンツーマンレッスンを4週間以下の期間で体験されるのも良いかもしれません。

ただし、この学習方法は韓国人の留学生を想定したものです。日本人学生に最適化されたものでは有りません。

そこまで英語力が十分でない初級者~中級者の日本人留学生も数多く留学をするようになりました。

そのため、そういった英語力がそれほど高くない人向けにフィリピン留学の学習カリキュラムを考える必要が有ります。韓国人に最適化された長時間マンツーマンレッスンではダメなのです。

韓国人は就職活動のためにわずか2畳の下宿で、大学を休学して猛勉強しています。TOEIC900点も珍しくないです。

画像は紛争でしたら八田まで(8)の韓国編から引用しました。

語学学校バックワイズでは、2022年に留学される生徒の方々にとって最適な学習カリキュラムを考案し、提供していきます。

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語学学校バックワイズを3分で紹介! – 日本語教材が使えて、日本人教師がいる唯一の語学学校

語学学校バックワイズはフィリピン留学で「日本語で書かれた教材を使用」し、「日本人の英語教師がレッスンを行う」唯一の語学学校です。

「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」を出版した著書が最適な英語参考書を選び、その参考書を使った授業を提供しております。

日本語教材と日本人教師のサポートによって、語学学校バックワイズではフィリピン人教師達とのマンツーマンレッスンを最大限に活用出来ます。

そしてバックワイズは「中学1年生の基礎の基礎から学び直したい初級者」から「TOEIC900点以上の上級者」まで受け入れている語学学校です。

フィリピン留学で最も英語力を伸ばせる語学学校 – 実際の教材と学習体験談を紹介

下記の3つのレベルに応じてそれぞれ紹介しているのでご自身に合ったレベルの記述を読み進めて下さい。

(1) 中学生が学ぶ英文法レベルから学び直す場合
(2) 高校英文法レベルから学び直す場合
(3) 3ヶ月でTOEIC200点アップを目指す
(4) TOEIC800点以上の上級者クラスでは実践的なニュースレッスンを実施

(1) 中学生が学ぶ英文法レベルから学び直す場合

大多数のフィリピン留学の学習者が中学英文法から学び直しています。

中学1年生までの英文法を学べば英語アレルギーは無くなり、最低限の英会話が出来るようになります。

中学3年生までの英文法を学べば海外旅行や日常生活で簡単な英会話が使いこなせるようになります。

中学1年生の初級レベルから日本で販売されている有名参考書を使って、日本人教師のサポートによって学ぶことが出来るのが語学学校バックワイズの大きな強みです。

フィリピン留学やその他の国々の語学学校では下記教材のように英語で英文法を学びます。見ればすぐに分かりますが、英語で学ぶ教材では初級者・中級者が学ぶのは極めて困難です。不可能であるとすら言えます。

下記は中学1年生~中学2年生が学ぶ助動詞 can, could についてです。

一方、語学学校バックワイズでは日本語教材を使用します。同じく「中学1年生~中学2年生が学ぶ助動詞 can, could について」ですが、理解度が全然違うのが一目瞭然かと思います。

そしてこの教材をどのように使えば良いのかに関しても日本人教師が毎週のレッスンを通じて指導し、その上でフィリピン人教師とのマンツーマンレッスンで学んだ表現を使いこなせるように練習をします。

また、バックワイズでは発音矯正のレッスンにも力を入れています。下記はYoutuberの方が発音矯正レッスンを受講されている際の様子です。

このようにして語学学校バックワイズでは

2ヶ月の語学留学で中学英文法をゼロから一通り習得できる。中学英文法に基づいた英会話が出来るようになる。

という学習目標を達成出来るようにしています。

実際に英語力ゼロからフィリピン留学をし、3週間で中学1年生が学ぶ英文法の学習を終えられた方の学習体験談を下記に紹介します。

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(2) 高校英文法レベルから学び直す場合

英語で高校英文法を学ぶのは極めて難易度が高いです。

フィリピン留学やその他の国の語学が留学では下記教材のように英語で英文法を学びます。見ればすぐに分かりますが、この教材で学ぶのは上級者でもかなり困難です。

高校英文法の難関の1つである仮定法過去完了を英語で学ぶと下記のようになります。

一方、語学学校バックワイズでは日本語教材を使用します。同じく「高校英文法の仮定法過去完了について」ですが、理解度が全然違うのが一目瞭然かと思います。

語学学校バックワイズではこのように日本で販売されている有名参考書を使って、その上で毎週日本人教師のレッスンのサポートによって、中学3年生レベルの知識がある方であれば、3ヶ月の留学期間で高校英文法を一通り学び直せます。

英単語・英語表現を学ぶ教材は下記のレベルまで読めれば高校1年生レベルです。下記は赤毛のアンの著者(ルーシー・モード・モンゴメリ)についての記事です。日本人向け教材を使用しているため、日本人に馴染みが深い話題を取り扱っています。

本文の中に発音記号を多数書き込んでいる点にも注目下さい。語学学校バックワイズは発音矯正にも力を入れているため、英文法だけでなく、英語の発音についても学べます。

このようにして語学学校バックワイズでは

3ヶ月の語学留学で高校英文法を一通り習得できる。高校英文法に基づいた英会話が出来るようになる。

という学習目標を達成出来るようにしています。

高校英文法を学ばれた大学生の体験談は下記になります。

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(3) 3ヶ月でTOEIC200点アップを目指す

語学学校バックワイズではTOEIC LR試験の公式問題集を使い、フィリピン人教師とのマンツーマンレッスンで英会話能力を高められます。その上でTOEIC試験の点数も短期間で大幅に高めることが出来ます。

日本人教師のレッスンでは下記のレッスンノートを使いながら「英文の品詞分解」「TOEIC試験の解放テクニック」を教授しています。

フィリピン人教師から学ぶのが困難な難易度が高いReading Partに関しても、語学学校バックワイズでは日本人教師と一緒に取り組みます。

日本人教師のレッスンによって、フィリピン留学ではこれまで出来なかったReading Partの点数も伸ばせるのが語学学校バックワイズの大きな特徴です。

(語学学校バックワイズで実現出来ること)

3ヶ月の語学留学でTOEIC200点を上げて、マンツーマンレッスンで英会話・英作文が出来るようになる

実際にReading Partの点数を伸ばされた留学生の体験談は下記になります。

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(4) TOEIC800点以上の上級者クラスでは実践的なニュースレッスンを実施

試験対策ではなく、英会話・英作文の能力を伸ばしたい上級者向けにはニュース記事を使ったレッスンを行っています。

※このニュースレッスンは易しい記事はTOEIC500点以上の中級者向けに、難易度が高い記事はTOEIC800点以上の上級者向けで実施しています。

TOEIC L&R試験やIELTS試験と相性が良いニュース記事を使ってレッスンを行っています。

下記は日本酒の獺祭がNew Yorkで発売された際のニュース記事です。

2023年10月に起きたイスラエル軍によるパレスチナ・ガザ地区侵攻といった最新の時事ニュースもレッスンでは取り上げます。

TOEIC800点を超える上級者の留学体験談は下記になります。

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他の語学学校では決して成し遂げられない学習目標

上記の語学学校バックワイズにしかない特徴によって、下記の学習目標を達成出来ます。

2ヶ月の語学留学で中学英文法をゼロから一通り習得できる。中学英文法に基づいた英会話が出来るようになる。

3ヶ月の語学留学で高校英文法を一通り習得できる。高校英文法に基づいた英会話が出来るようになる。

3ヶ月の語学留学でTOEIC200点を上げて、マンツーマンレッスンで英会話・英作文が出来るようになる

上記の学習目標はフィリピン留学の他の語学学校では決して成し遂げられないものばかりです。

語学学校バックワイズに語学留学をすれば、上記の目標が実現可能です。

バックワイズの学習カリキュラム総責任者である柴田 @HAL_J は10年以上フィリピンの語学学校に関わっています。その10年以上の経験を踏まえた最新の学習カリキュラムを語学学校バックワイズで提供しております。

バックワイズはフィリピンのマニラ・ケソン市に在ります。韓国人との共同経営です。

バックワイズの紹介動画

バックワイズ学習面の特徴についてまとめた動画を公開しています。約5分間の動画でバックワイズが他のフィリピン留学の語学学校とどう違うのかを確認出来ます。

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この記事を書いた人

Backwise共同代表(塾長)・学習カリキュラム担当。
「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」の著者。自らも英文法・発音のレッスンを日々提供しています。
フィリピン留学の世界に2012年から関わっています。

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