TOEIC900点は就職活動に活かすポイントとは? 本当に就活で有利なのか?

就活を控えている大学生の中には、TOEICで高得点を取得したら就活に有利になりそうだと考えている方も多いと思います。

実際に、大学生のTOEICの平均スコアが500点半ばで、履歴書に書ける最低点数は600点からなので、その考えは正しいといえるでしょう。

さらににTOEIC800点以上の点数があれば、多くの企業から英語力がある人だと評価されることが多いです。

では、そのスコアをさらに上回るTOEIC900点を達成したら、就活により有利になるのでしょうか?

結論をお伝えすると、TOEIC900点以上の点数を保持していれば、就活や転職の際に間違いなく有利になります。

なぜなら、多くの企業が就活生に期待しているTOEIC点数の平均が600点前後であり、その期待を大きく上回るTOEIC900点を取得することにより、就活時の武器としてアピールできるからです。

それであればTOEIC800点で十分なのでは? と思う方もいるかもしれませんが、800点と900点では取得者の数に3倍近い差があるので、900点に到達していれば、その分企業や世間からの印象も良くなります。

TOEICの運営機関であるETSが2018年に公開したデータによると、TOEIC900点以上を取得している人は全体の3.5%しかいないのに対して、800点から890点の取得者は9.4%もいるのです。

このことから、就活を成功させるために自身の付加価値をより高めたい方は、TOEIC900点を達成しておくべきだということがわかると思います。

また、TOEIC900点を取得していると、日常的な業務を英語で行う外資系企業や、海外に支社がある会社に入社する際に優遇されやすいでしょう。

数年前にソフトバンク株式会社が、TOEIC900点を取得した社員に、一律100万円を支給するという発表が話題になりました。

このニュースからわかるように、TOEIC900点はレベルの高い企業から求められているスコアなのです。

そこで当記事では、TOEIC900点レベルの英語力や到達方法、就活時のメリットについて詳しく説明していきます。

この記事を読んでTOEIC900点を取得するメリットを把握し、英語学習のモチベーションを高めてください

TOEIC900点レベルの英語力

TOEICは990点満点の試験なので、900点を取得している人の英語力はかなり高いといえます。

具体的には、リスニングパートにおいて聴き取れない問題はほとんどなく、リーディングパートにおいては、時間内にすべての問題を解き終えられないことはまずないでしょう。

人によっては、10分以上残して解き終わることもあるレベルです。

海外のサイトや英語で書かれた論文から情報を得たい場合にも、高いリーディング力を活かしてスムーズに情報収集ができます。

リスニング力も高いため、英語でコミュニケーションを取る際に相手が話している内容を理解できないケースも少ないです。

しかし一般的に大多数の人が受けるTOEIC LR(リーディング&リスニング)試験では、スピーキング力は測りません。

そのため英会話の練習をしてきていない場合は、TOEIC900点を取得していても、スムーズに会話ができないということも珍しくはないです。

 

TOEIC900点レベルの英語力についてまとめると、

・リスニング力とリーディング力は実務レベル

・スピーキング力とライティング力は人それぞれ

となります。

 

TOEIC900点を取得しているから、英語ができる(話せる)わけではないということを覚えておいてください。

ただ、英語の基礎は十分に身についているので、継続して練習することにより、比較的短期間でスピーキング力とライティング力の向上を望めます。

 

そして、求人サイトで検索してみると、TOEIC900点レベルの英語力がある人材を求めている企業が多くあることがわかります。

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TOEIC900点は就活で有利なのか?

冒頭でもお話しましたが、大学生のうちにTOEIC900点を取得していると就活において有利になります。

一般的に、就職活動の際に履歴書に書けるTOEICの点数は、600点が最低ラインなので、それよりも300点も高い点数である900点を達成していれば、周りとの差別化に繋がるのです。

TOEIC公式サイトの平均スコア・スコア分布 詳細 (第233回)によると、TOEIC900点は全体の受験者の上位約3%であり、希少価値の高い人材であることがわかります。

また2013年には、上場企業の約7割が、新入社員採用の際にTOEICのスコアを参考にしており、その上565点以上のスコアを期待しているというデータが出ています。

上場企業における英語活用実態調査」報告書より

2013年時点で約7割の企業が採用時に「TOEICスコアを参考にしている」と回答

(引用元:「上場企業における英語活用実態調査2013年」報告書

それに加えて、企業の国際部門で活躍するビジネスパーソンに期待するスコアが655〜855点といわれているので、その上をいくTOEIC900点を取得していたら、評価はより高くなるのです。

そのため、就活前の大学生がTOEICで900点を取得していれば、企業からの期待値を大きく上回ることができ、就活の際に圧倒的に有利になるでしょう。

就活に少しでも不安のある大学生は、なんとかしてTOEIC900点を目指してみることをおすすめします。

TOEIC900点に到達するために必要な学習時間

次に、TOEIC900点に到達するために必要な学習時間を、現時点での点数別に紹介していきます。

以下の表をご覧ください。

TOEIC700点の人が900点に到達するためには「1,000〜1,200時間」英語学習に時間を割く必要があります。

これだけの学習時間を日本で確保するのは、相当難易度の高いことです。

週に5日間、3時間の学習を続けたとして、1ヶ月で60時間なので、目標の時間に達するまでに1年以上の時間がかかってしまいます

そもそも1年以上も英語学習を続けることができる人が、果たしてどれほどいるのでしょうか?

日本で学校に通ったり働いたりしながら、継続して勉強できる人はほんの一握りだと思います。

そのため本気で英語を勉強してTOEIC900点に到達したい方は、海外に留学して英語の学習時間を確保することをおすすめします。